花江夏樹「エンドロールも見逃さないで!」、「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」完成披露舞台挨拶レポートが到着

2022年4月1日(金)より全国公開される「映画オッドタクシー  イン・ザ・ウッズ」について、花江夏樹さんらが登壇した完成披露舞台挨拶のレポートが到着した。

2021年4月よりテレビ東京にて放送されたTVアニメ「オッドタクシー」 。キャラクターたちのかわいいビジュアルを裏切り、本格的なミステリー・サスペンスを展開した本作は、1話から緻密に張り巡らされた伏線を回収した、戦慄の最終回がTwitterトレンド入りするなど大反響を巻き起こした。

そんなTVシリーズを再構成しつつ、衝撃の最終回のその後も描く「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」が2022年4月1日(金)より全国公開。TV版キャストとスタッフが再集結し、新たな視点で物語を紡ぐ。

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2022年3月16日、完成披露舞台挨拶を実施。主演の花江夏樹さんを始め、飯田里穂さん、お笑いコンビ“ミキ”と“ダイアン”、木下麦監督が登壇した。

完成披露舞台挨拶レポート(原文ママ)

 

 まず初めに自身が演じた“変わり者の41歳タクシードライバーの小戸川”について聞かれた主演の花江は「なぜ僕なのか?と思ったけれど過去を知るうちに納得。自分の中でスッと腑に落ちる部分がありました。アフレコも楽しかった」と自身の演技への手応えを語った。

謎多き看護師・白川を演じた飯田は「序盤は黒幕ではないかと思うくらいミステリアスな女性でしたが、そこから物語を追う中で人間味も生まれていった」と自身が演じた役を演じての感想をコメント。

 
 続いて、TVアニメでの声優経験について聞かれたミキとダイアン。大門兄の双子の弟で警察官の大門弟役のミキ・亜生は、自身の声優経験について「僕はディズニー作品で声優経験済!」と胸を張ると、ダイアンのユースケと津田も「俺たちもアニメ『ブラック・ジャック』に出ています」としたり顔。タクシードライバーを憎む警察官兄弟の大門兄役の昴生のみ今回が声優初挑戦ということがわかり、亜生から「お兄ちゃん一人だけや!」と言い放たれ、仲間外れにされると言う一幕も。

 そんな昴生は放送時の周囲の反響について「芸人仲間から『すごく面白い!麒麟の川島さんとか大絶賛。かなり反響がありました。僕は二日しか関わっていないのにも関わらず『あざっす!』と言っておきました」と得意顔に語るも、亜生から「アフレコではNGばかり。監督から一言ずつダメ出しを受けて、最後は『何が違うねん!』と言っていましたよ」と、まさかの暴露!大慌てで否定する昴生をよそに飯田は「こわーい!」と反応。木下監督も「『違うねん!』じゃなくて『わからん!』でしたね。」とノリよく反応して笑いを誘っていた。

 一方、ダイアンの2人が演じたのは、関西から上京したものの、いまいち売れないお笑いコンビのホモサピエンス。ユースケは「芸人役ということで僕の地が出てもダメ。監督とは喧嘩になりましたね。『どんなプランニングですか?』と意見のぶつかり合いがありました」と何故か名優風に回想。それに対して津田は「え?監督の言われたままやっていたやん!しかも『プランニング』って今日ずっと言ってるし!昨日覚えたん!?」と悲鳴を上げていた。その津田もアフレコの感想を聞かれると「楽しませてもらったというか…楽しかったです」と中身ゼロの返答し、登壇者全員から即座に「内容うすっ!」と総ツッコミを受けていた。

TVシリーズを振り返り、どう思ったかを聞かれると、花江は「説得力とストーリーの面白さで一日で全話観てしまうくらい面白かった」と作品の面白さを改めて絶賛。飯田も「あのセリフはここに掛かっていたのかとか、ハッとする気づきがあった」と一視聴者としてもゾッコンだったと語った。

昴生も「僕も驚きながら見ていました」というと、亜生は「お笑い劇場のテレビで芸人がアニメを見ていて『お前も見た方がいいよ!』と逆に言われた」とボケてみせた。

続けてユースケも「見る前は『ツヨシしっかりしなさい』のような内容を想像していたけれど、思っていたのと違い過ぎて衝撃を受けた」とシュールにボケると、津田は「面白い作品で回を増すごとに引き込まれて…わけがわからなくなった」と褒めているのかけなしているのか不明な発言で、芸人勢から「最後の部分はマイナス!」と再びツッコまれていた。

そんなキャストたちが見せる和気あいあいぶりに、木下監督は「みなさんそれぞれキャラクターに合っている。改めて成功だと思った」とキャスティングに手応えを得ていた。

なお、イベント内で入場者特典が「未公開証言入り木下監督描き下ろしステッカー」であることも発表された。ステッカーをめくると中から劇中未公開の証言メモが出てくる仕様になっており、絵柄は木下監督が、証言は脚本・此元和津也がそれぞれ描き下ろしている。

ヤノ、柴垣、二階堂&市村&山本の証言メモをランダムで配布。本作を見た後にその意味がわかる内容になっているこの証言メモは、4月1日〜7日まで公開劇場で配布される。

最後に花江が「物語もいい感じに終わり、これ以上映画で何をやるんだと思ったけれど、その不安を払拭するような面白い内容になっています。エンドロールまで隅々まで見逃さないでください。そして4月1日以降、最後の最後に何か面白い仕掛けがありそうなので、4月1日以降も楽しんで見てください!」とコメントし、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。

『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』は4月1日より全国公開。

【開催概要】
『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』完成披露試写会
日時:3月16日(水) 14:00〜14:30
場所:TOHOシネマズ新宿 スクリーン7
登壇者:花江夏樹、飯田里穂、昴生 / ミキ、 亜生/ ミキ、ユースケ / ダイアン、津田篤宏 / ダイアン、木下麦監督 (敬称略)
MC:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)

 

【入場者特典】
「未公開証言入り木下監督描き下ろしステッカー」
配布期間:4月1日(金)~4月7日(木)
キャラクター:ヤノ&二階堂、柴垣、市村&山本
※中面は3種より、お1人様1枚ランダムでの配布となる。

作品情報


■「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ

<公開予定>
2022年4月1日(金)

<ストーリー>
偏屈で無口な変わり者<小戸川>。

個人タクシーの運転手として街を流しながら、なるべく他人と関わらないように、平凡な日々を過ごしていた。
ところが、ある日思い掛けず「練馬区女子高生失踪事件」に巻き込まれてしまう。事件には、億を超える巨額の金、目的不明の半グレ集団、売り出し中のアイドル、カリスマ化されていく大学生など、様々な事物が絡み、混沌としていく。
それでも、ある計画の実行をきっかけに、事態は一気に収束。一連の出来事は、多くの悲しみや不条理をはらみながら、いったんの結末を見た。
――かに思われた。
関わっていた人々は、口々に証言する。“あの時一体何が起きていた”のかを。
それらを繋ぎ合わせることで浮かび上がってくる、事件の新たな輪郭。
一人のタクシードライバーの “人生を一変させるような出来事”がカタチを変え、運命の歯車は再び揺さぶられていく。

 

<キャスト>
花江夏樹/飯田里穂/木村良平/山口勝平/三森すずこ/小泉萌香/村上まなつ

昴生 亜生 (ミキ)/ ユースケ 津田篤宏(ダイアン)/たかし(トレンディエンジェル)/村上知子(森三中)
浜田賢二/酒井広大/斉藤壮馬/古川 慎/堀井茶渡
汐宮あまね/神楽千歌/虎島貴明/METEOR


<スタッフ>
企画・原作:P.I.C.S.

脚本:此元和津也
監督:木下麦
副監督:新田典生
キャラクターデザイン:木下麦・中山裕美
美術監督:加藤賢司
色彩設計:大関たつ枝
撮影監督:天田 雅
編集:後田良樹
音響監督:吉田光平
音響制作:ポニーキャニオンエンタープライズ?
音楽:PUNPEE VaVa OMSB 
音楽制作:ポニーキャニオン 
音楽制作協力:SUMMIT, Inc.
アニメーション制作:P.I.C.S. × OLM
配給:アスミック・エース
製作:映画小戸川交通パートナーズ

 

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(C) P.I.C.S. / 映画小戸川交通パートナーズ