道なき道を突き進む唯一無二のアニメ「邪神ちゃんドロップキック」が、ニコニコ公式チャンネルを設立! 2021年2月17日21時より公式番組「集まるんですの 邪神の星」第8回が放送された。
アニメ「邪神ちゃんドロップキック」は、漫画家・ユキヲさんが2012年よりWebコミック「COMICメテオ」で連載しているコミックが原作のアニメーション。魔界出身の悪魔・邪神ちゃんと彼女を召喚した女子大生・花園ゆりねの、危険でおかしな同居生活を描くコメディ作品である。
2018年にTVアニメ第1期が放送され、2020年より第2期が放送。さらに2020年10月、アニメ第3期に向けたクラウドファンディングを開始し、目標金額を2日間で2000万円の目標を達成し製作を決定した。(※クラウドファンディングは12月末日まで開催)。クラウドファンディング、ふるさと納税など既存のアニメビジネスの枠内にとらわれないコラボを積極的に行う異色のIPとして注目されている異色の作品だ。
第10回はぴの役の山田麻莉奈さんがソロで登場! お料理が得意という山田さんが、キッチンスタジオでその腕を振るう放送となった。
無料視聴可能な番組前半は、視聴者のコメントに答えるトークが展開。
喉のケアについて尋ねられた山田さんは、「もともと喉が強い方がじゃない」ということでいろいろ試しているとコメント。午前中から収録がある日は朝からお風呂に入ったり、暖房を付けないようにして部屋が乾燥しないようにしたりと、湿度に気を使っていることが明かされた。
また、「アップルパイを作って!」というリクエストに対して、「作れますよ」と答えた山田さんは、「こういうご時世じゃなかったら、ぴのとして作って配りたい!」とキャラ愛あふれるコメント。「中に何が入ってるかわかりませんけど」と最後に付け加えるあたり、「ぴの」っぽくて思わずニヤリとさせられた。
ここからは有料会員限定の後半パートだ。
ご存じの通り「邪神ちゃんドロップキック」はさまざまな自治体とコラボレーションを行っている。ということで、今回はふるさと納税でもらえる返礼品を使っての料理に挑戦!
題して「答えはみんな次第! ご当地クッキングショー!」だ。
今回使うのは長崎県南島原市の特産品である「そうめん」だ。山田さんは、このそうめんを使ったアレンジ料理「ぶっかけ豚ねぎ塩そうめん キムチと温玉がけ」に挑戦することになった。
しかし、ただで食材をもらえる……わけなんてないのが「邪神ちゃん」。番組から視聴者に出されるアンケートの回答の中から、一番回答率の高い回答を山田さんが当てることができないと食材は入手できないのである。
「みんなが今朝食べたものは?」「山田さんに言ってもらいたいセリフ」「視聴者とじゃんけん勝負」など、さまざまな質問が飛び出すが、そのたびに「お願い」──もとい巧みな話術で視聴者の回答を誘導する山田さん。みごと、次々と正解をたたき出す山田さんは、豚肉、スープなど、欠かせない食材を大量にゲットしていった。
それにしても間近で見て改めて思うのだが、山田さんの料理の手際は伊達じゃない。手際よくゆでたそうめんを、冷水にひたしてしめたり、てきぱきとスープを作ったり豚肉に火を通したりと、すでにこの時点でおいしそう! スタジオ内にも、たちまちいい匂いが広がっていく。
聞けば山田さんは収録当日、すでに6品ばかり料理してきたという(つまりそうめんで7品目)。普通に生活していても、なかなかそんなに料理することはないだろう。本当に料理が好きなことがうかがえる。
そんな具合に快調に料理が進む中、温玉をゲットする質問で正解を逃してしまう山田さん! せっかくお湯を温め始めていたのに……。と悲しむ山田さんに、「生卵ならいいよ」とやさしい邪教徒からコメントが送られ、宣伝プロデューサーの栁瀬さんから特別に「生卵OK」が出る。
「おいしいそうめんを作りたい!」という山田さんと、「作ってほしい!」と願う邪教徒の二人三脚で少しずつ完成に近づいていく様は、ちょっと感動的ですらある。
最後に視聴者とのジャンケンで勝利した山田さんは、デザートの「長崎物語」をゲット! (ちなみに決め手はチョキ──勝利のVサインでした)
かくして「ぶっかけ豚ねぎ塩そうめん キムチと生卵がけ」が完成! そのお味は……、「うまい」! 完璧な仕上がりに、山田さんも思わずニッコリだ。
いつの日か、山田さんの手料理をふるまうようなイベントができたら……、と思わずにいられない今回の放送だったが、そんな期待を裏付けるかのように、放送終了後の満足度アンケートでは、「よかった」が100%をマーク! 全邪教徒、大満足の放送となった。
なお次回第10回は3月31日20時から放送! 次回も山田さんが出演。ぴのらしいスペシャルな企画もやるとか?
お見逃しなく!