4月10日(土)日本テレビほかにて放送開始となるTVアニメ「EDENS ZERO(エデンズゼロ)」より、「放送直前オンライン先行上映会」のオフィシャルレポートが到着した。
「EDENS ZERO(エデンズゼロ)」は、「RAVE」「FAIRY TAIL」などの代表作をもつ真島ヒロ先生によるSF漫画。2018年より「週刊少年マガジン」にて連載され、累計発行部数は7000万部を超えている(2021年3月現在)。物語は、惑星グランベルで機械たちに育てられた唯一の人間の少年“シキ”と、そこに訪れた少女“レベッカ” が出会い、宇宙のどこかに存在し願いを叶えてくれる“マザー”を探す旅に出る──というものだ。
2020年6月にTVアニメ化を発表。総監督を石平信司さんが、制作をJ.C.STAFFが担当する。
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2021年3月29日(土)、4月10日からの放送を前に「放送直前オンライン先行上映会」が実施され、寺島拓篤さんらキャストとオープニングテーマを担当する西川貴教さんが登壇。オフィシャルレポートが到着した。
【オフィシャルレポート】※原文ママ
4月10日の放送開始に先駆けて、3月29日(月)、第1話と第2話のオンライン先行上映会が行われ、上映後には、主人公・シキ役の寺島拓篤、レベッカ役の小松未可子、青猫のハッピー役の釘宮理恵、そしてオープニングテーマ「Eden through the rough」を歌う西川貴教が登壇してのトークイベントが開催されました。
寺島さんは本作の見どころについてズバリ「真島先生は、どういうことを考えてたらこんな設定が浮かんでくるのか?見たことのないSF(スペースファンタジー)になっています。宇宙にドラゴンや願いを叶えてくれる“マザー”が出てきたり、シキをはじめ、皆が冒険することで見えてくる、見たことのない景色が一番の見どころです」と熱く語たりました。
現在、コロナ禍によってアニメのアフレコ現場は少人数での収録が基本となっているが、本作のアフレコ現場について、寺島さんは「幸運なことにこの作品では(寺島さん、小松さん、釘宮さんの)3人がずっと一緒で、作品の中でくみ上げられていく関係性が最初からできていて、楽しく収録させていただいています」と笑顔を語りました。
小松さんはアフレコが進んでいく中で「最近は、少しずつ(物語の中でシキやレベッカが)新しく出会う仲間たちともアフレコをさせていただいて『やっと出会えた!』『やっと声が聞けた』という感じです」と物語さながらに“仲間”たちと顔を合わせることを楽しんでいることを明かしました。
・寺島拓篤さん
釘宮さんは、同じく真島先生の漫画をアニメ化した『FAIRYTAIL』でもハッピーの声を演じているが、今回のハッピーとの“違い”について当初「どうやって演じようかと迷いながらスタジオに行きました」と告白。真島先生と話す機会があった時に「真島先生に『どうしましょう?私は(今回のハッピーを)こういう風に解釈してるんですが…』というお話をさせていただいたら『任せるよ!』とポンと預けてくださいました。ハッピーという名前のごとく、ハッピーに演じさせてもらっています!」と笑顔を見せました。
西川さんは、改めてこの作品について「いま、日本中で、そして世界的にも我慢をしたり、いろんなことを自粛する中で、気持ちや想いを表に出すのは憚られるような状況があったと思います。そんな中、この作品は感情の起伏をそのまま出していて、主人公のシキも気持ちをまっすぐ出している。そんな当たり前だった事がすごく大切に感じられる作品だなと感じました」と作品の魅力を語りました。
今回、西川さんがオープニングテーマを担当する一方で、エンディングテーマ「冒険のVLOG」をCHiCO with Honey Worksが歌っています。西川さんは、この日の上映で初めてEDを耳にし「僕は(OPで)シキの気持ちや想いを曲に乗せてお届けしていこうという思いでしたが、EDはレベッカやハッピーの気持ちを表現していて、OPとEDで作品を包んでいて、意思疎通ができてるんですよ!」とEDのクオリティを称えつつ、音楽を含めた出来栄えに満足そうな表情を浮かべました。
・西川貴教さん&ハッピー
そんな西川さんのために真島先生から西川さんとシキがコラボしたイラストのプレゼントがサプライズで到着! こちらは「Eden through the rough」の期間限定生産盤のジャケットにも使用されるとのことで、西川さんは「やったー!うちの表札、これにしたい!嬉しい!最高じゃないですか!」と我を忘れて大興奮!! 小松さんからは作品の世界観にあまりにマッチした西川さんのイラストに「このまま原作にも登場していただきたい!」との声も。
さらに、西川さん自慢の“筋肉”もバッチリと描かれているようで「ちゃんと肩から二頭筋にかけてのセパレーションが出てます。僕の腹筋はシックスパックなんですけど、それが非常に明確に描かれていて…」とそのリアルぶりにご本人も驚いた様子でした。
・「Eden through the rough」期間生産限定盤
なお、上映前には報道陣向けの質疑応答も。先日、東京オリンピック・パラリンピックに向けた聖火リレーがスタートしたことにちなんで、もしシキのようにエーテルギアの能力を使って、競技に出場するなら?との質問には、4人とも回答は「陸上競技」で一致! 寺島さんが「(重力のエーテルギアを使えば)走る競技でもあっという間に重力を使って相手を超えることができるので」と語ると、元陸上の選手だったという小松さんは「私は1位になったことのない遅い短距離走者だったので(苦笑)、高く飛んでみたりとか、陸上競技でトライしてみたい」と語り、釘宮さんも「私も走るのが遅くてすぐ息切れするので、いつまでもダッシュできる能力があれば…。トランポリンでも宇宙まで行けちゃうくらい飛べる能力があったら楽しいでしょうね」と想像を膨らませました。
西川さんが「右に同じ(笑)。何にでも応用できるから憧れちゃう」と語ると、寺島さんは「肉体を強くする能力もあるかも…」と西川さんの肉体をさらに強化するアイディアを提案。西川さんは「いや、これはそういう力に頼っちゃダメ!」とエーテルギアによる“ドーピング”を拒否し、壇上は笑いに包まれました。
・小松未可子さん
またシキが「友達100人」を目標に掲げているのにちなんで、「いま、目標にしていることや新年度の目標は?」との質問に寺島さんは「家の仕事は苦手なのでもっと家族のサポートできるように頑張りたい。」と家事の上達を掲げました。
小松さんは、レベッカが“動画配信者”であることから「ポチっと登録してみようかな?(作中の)レベッカとハッピーの「アオネコCh.」を再現してみたいです!」と動画配信デビューを検討している様子。
釘宮さんは「何はともあれ、時短!せっかく、時間がたくさんあっても、何をするにもゆっくりで、出かける直前になってバタバタしちゃうので」と苦笑交じりに語りました。
西川さんは「昨年の大会(ベストボディ・ジャパン)では糖質を絞ってたんぱく質や脂質のバランスを見ながら絞っていったのですが、このあいだは逆に脂質に注目して削っていくことをやりました。いろんなやり方があり、10人いれば10通りの減量の仕方があるのでいろいろ試していきたいです!」と熱い筋肉トークで会場を沸かせました。
最後にはそれぞれが作品の魅力をアピールし、寺島さんは「第3話以降もものすごい展開が待っているのでお楽しみに!みなさん、ぜひシキと友達になってやってください!一緒に旅をしてくださることを期待しております」と呼びかけ、トークは幕を閉じました。
【開催情報】
■「EDENS ZERO(エデンズゼロ)」放送直前オンライン先行上映会
開催日:3月29日(月)19:00~21:00
開催場所:日本テレビ 日テレホール
登壇者:寺島拓篤、小松未可子、釘宮理恵、西川貴教、ハッピー
MC:伊藤 遼(日本テレビアナウンサー)
【作品情報】
■TVアニメ「EDENS ZERO(エデンズゼロ)」
<放送情報>
2021年4月10日より放送開始!
日本テレビ系:毎週土曜24時55分~
※放送日時は予告なく変更になる可能性がある。
<配信情報>
Netflix・Huluにて独占先行配信決定!
4月10日より毎週土曜25時35分から各話配信
<キャスト>
シキ・グランベル:寺島拓篤
レベッカ・ブルーガーデン:小松未可子
ハッピー:釘宮理恵
ワイズ・シュタイナー:手塚ヒロミチ
EMピーノ:井澤詩織
ホムラ・コウゲツ:青木志貴
エルシー・クリムゾン:大原さやか
ジギー:大塚芳忠
マザー:井上喜久子
<スタッフ>
総監督:石平信司
監督:鈴木勇士
シリーズ構成:広田光毅
アニメーションキャラクターデザイン:迫由里香
サブキャラクターデザイン:菊池隼也
美術監督:魏斯曼(スタジオちゅーりっぷ)
色彩設計:伊藤由紀子
撮影監督:廣瀬唯希
編集:後藤正浩(REAL-T)
音響監督:はたしょう二
音響制作:マジックカプセル
音楽:平野義久
音楽制作:日本テレビ音楽
オープニングテーマ「Eden through the rough」西川貴教
エンディングテーマ「冒険のVLOG」CHiCO with HoneyWorks
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:講談社・日本テレビ
【原作情報】
原作:真島ヒロ
連載:週刊少年マガジン(講談社刊)
2021年3月17日、最新コミックス14巻を発売!
⇒原作公式サイト
©真島ヒロ/講談社