社会人ともなると忙しい毎日の中で積みプラが増えてしまいがち……。そんなあなたに代わって、ロボット&プラモデル大好き声優の泰勇気がプラモデル製作に挑戦するのが、この連載!
コンセプトは「忙しい社会人でも、週末の休みを使えばここまでできちゃうよ」。ルールは素組みで、1~2日の制作期間の2点のみ! この連載を読めば、きっとあなたの作ってみたいプラモデルと出会えるはずだ。
というわけで、「声優・泰勇気の週末プラモ!」第6回スタート!
第6回 30MINUETS MISSIONS
今回はバンダイスピリッツさんオリジナルのキャラクターとなるプラキットシリーズ「30MINUETS MISSIONS」の2019年8月および9月発売のキットをご紹介していきたいと思います。商品数としては9種、一気にご紹介することになるので、記事のボリュームもすごいですよ~。
トップ画像の、左側の2機が2019年8月発売、右側2機が同じく9月発売の機体です。
今回のご紹介はテストショットを使用する関係上、パッケージとランナー状態でのご紹介は省かせていただきます。
では2019年8月発売のアルト(レッド)を使ってスタイルと可動範囲のご説明をいたしましょう。
全体的に直線的なラインでデザインされたいかにも「量産機」というイメージのアルト。頭部にはクリアパーツのセンサーが。ランナーは大きく分けてフレーム、外装、武器、ポリパーツの4種類で構成され、成型色の変更でカラーバリエーションが多数展開されています。
首の下の部分で前後に可動、頭部はボールジョイント接続なのでとても柔軟に可動します。
肘は一軸でここまで可動。
肩アーマーが跳ね上がる構造になっているので、腕はそのまま垂直方向へ真上近くまで上げることができます。
また胴体側に前後スイング関節が仕込まれており、武器を両手持ちさせる時などに活用できます。
胴体の真ん中あたりでボールジョイントが内蔵されているため、若干の前方向への屈伸と左右の角度づけができます。また腰との接続部で360°の回転が可能です。
股関節は軸接続の組み合わせ。横、前後ともおよそ90°ほど上げることができます。
しかも脚部の取付け位置を移動させることもできるので、大胆なポージングも可能です。
膝は二重関節で180°の可動範囲を持ちます。
足首は特に左右方向への可動が優秀で、高い接地性を誇ります。
武器はアルト共通のマシンガンとナックル。
同じく武器ランナーにはバックパックパーツも付いていて、それらを全て装備させるとこうなります。これぞ量産機!って感じですね。
さらに30MMの全ての外装ランナーにはロイロイというサポートメカが付属。思わず「ロイロイくん」と呼びたくなってしまう風貌。
ナックルで殴りつけたり、
マシンガンによる射撃で戦います。
なおマシンガンはバックパックへのマウントが可能。ロイロイも腰部などのハードポイントに接続することが可能です。
ちなみにロイロイは脚部パーツを取り外せばアルトの頭部と差し替えが可能。電子戦装備っぽいですよね。
各部の可動が優秀なため、膝立ちもなんのその。
カラーバリエーションでも特に2019年9月発売のアルト(ダークグレー)は個人的に「忍」のイメージ。
「とうっ!」と、市販のスタンド等と組み合わせれば空中でのポージングも可能です。
というわけでこちらがアルト(ダークグレー)の標準装備。もちろん色違いのロイロイも付属します。ロイロイだけ集めて、並べてみてもかわいいかもしれませんね。
さて、続きましてポルタノヴァ(ブルー)ですが、なんとこう見えてフレームはアルトと100%共通! 外装だけでこんなにも印象が違います。アルトに比べて全体的に曲面の多いデザインとなっているのが特徴です。青いカラーリングもあり、水中用にも見えますね。
武器類を装備させたところ。武器の構成はアルトと同じですがやはり形状が異なります。またバックパックの拡張性はハードポイントが4つある分、こちらのほうが勝っています。
武器類も本体同様、曲面多めで構成されています。
ナックルは3つの爪が痛そう……。
ライフルはアルトのものと比べてバレルは長め。
9月発売のポルタノヴァ(イエロー)の配色はこちら。砂漠用にも見えます。装備はこれまでのポルタノヴァと同様です。
ポルタノヴァにもロイロイは付いてきますがデザインが異なり、やはり丸いイメージの機体になっています。アルトのロイロイとは性格の違いなんかがありそうです。
フレームはアルトと共通なのでよく動きます。
ポルタノヴァ(イエロー)は、なんとなく個人的に格闘が得意なのかなと感じたのでそれらしくポージング。
「おんどりゃー!!」
そのほか、オプションパーツも発売されています。今回は同時期に発売するアイテムと組み合わせて、それらオプションパーツの使用例をご紹介していきます。ある意味、ここからが本番です!
続きは次ページにて!