アキバ総研にて2019年6月7日~6月14日まで実施していた公式投票企画「#」が終了し、その結果が出たのでお伝えしよう。
イケメンを演じてもよし! 動物キャラを演じてもよし! ぶっ飛んだキャラの、キレッキレの演技もたまらない! といった具合に、全方位対応の宮野さんだが、人気キャラ投票結果は以下の通り。
ベスト10を発表しよう!
1位 文豪ストレイドッグス 太宰 治 3783票
2位 「Free!」シリーズ 松岡凛 2425票
3位 「うたの☆プリンスさまっ♪ 」シリーズ 一ノ瀬トキヤ 1288票
4位 「K」シリーズ 伏見猿比古 841票
5位 桜蘭高校ホスト部 須王環 708票
6位 「東京喰種」シリーズ 月山 習 632票
7位 「機動戦士ガンダム00」シリーズ 刹那・F・セイエイ 541票
8位 「STEINS;GATE」シリーズ 岡部倫太郎 479票
9位 妖狐×僕SS 夏目残夏 423票
10位 ゾンビランドサガ 巽 幸太郎 390票
まさに人気キャラクター勢ぞろい。こんなにもたくさんの人気作、人気キャラクターに携わっていたのかと改めて吃驚する結果である。
上位を占めるのは、やはりイケメンキャラたち。中でも特に人気を集めたのは「文豪ストレイドッグス」の太宰治。飄々とした性格と刹那的な要素が絡み合った、奥深い人物を好演していた。
2位は「Free!」の松岡凛。当初はライバルキャラとして登場しながらも、実は主人公の遥たちと一緒にまた泳ぎたいと思っていた……という、これまた一筋縄ではいかない内面を持ったキャラクター。
3位は、現在劇場版も好評上映中の「うたプリ」より一ノ瀬トキヤがランクイン。冷静な知的キャラで、クールな歌声も魅力。そして4位には、態度は最悪だがやることはしっかりやる、という「K」の伏見猿比古が登場。
このように上位は四者四様、それぞれ異なる魅力を放つキャラが並んだ。
さて、宮野さんの演技の魅力は多彩なキャラクターを演じ分ける、高い演技力だと思うのだが、その本領が発揮されるのがいわゆる「キレキャラ」「バカキャラ」だ(と僕は思う!)。
持ち前の美声とぶっ飛んだキャラのギャップが、深い味わいを生み、視聴者に大きなインパクトを残す……。その代表がまさに5位の「桜蘭高校ホスト部」須王環、6位の「東京喰種」月山習ではないだろうか。須王環は「イケメン×おばか」、月山習は「イケメン×変態」というイケメンキャラの新境地を開いた両キャラは、ある意味宮野さんの代表キャラとは言えないだろうか! 異論は認める! トレ! ビアン!
そのいっぽうで、7位には「機動戦士ガンダム00」の刹那・F・セイエイ、8位には「STEINS;GATE」の岡部倫太郎と、男性人気も高い主人公キャラが登場。刹那では少年から大人の男性へと成長していくさまを見事に演じ、岡部倫太郎ことオカリンではただの厨二病な大学生から世界線を突破するヒーローへと成長する姿を演じてみせた。
また、それぞれ「俺がガンダムだ!」(刹那)、「エル・プサイ・コングルゥ」(倫太郎)といったアニメ史に残る名台詞も残している点もポイントである。
9位は、「妖狐×僕SS」夏目残夏。いつも笑顔を浮かべているものの、素は謎に包まれているというミステリアスなキャラ。脇役ながら、独特の存在感を発揮し、今もなお高い人気を集めている。
そして10位は、「ゾンビランドサガ」の巽幸太郎! 昨年放送の大ヒット作「ゾンビランドサガ」において、ひときわ強烈な個性を発揮していたこともあり、TOP10入りを果たした。当初は佐賀弁まじりの傍若無人キャラと思わせておきながら、実はラストに意外と熱いキャラということも判明。「イケメン?×ハイテンション×熱血」というハイブリッドな演技で、作品を引っ張った。
イケメン&イケボ声優として八面六臂の活躍をみせる宮野さんだが、実はイケボをフックに非常に多彩なキャラを演じるテクニシャンであることがよくわかる投票結果となった。
11以下の投票結果も、ぜひチェックしていただきたい。
⇒#