ニンテンドースイッチには毎週、インディーズゲームが配信されています。パッケージで販売されているゲームとは違い、インディーズゲームには個性豊かなタイトルが数多く配信されています。その中でも、インディーズ発信のゲームには世界中で大ヒットしたゲームもあります。
さて、今回ご紹介するゲームは
の2本です。ぜひ、チェックしてみてください。
ムーンライター 店主と勇者の冒険
- テヨンジャパン
- メーカー希望小売価格（税込）：2,000円
- （2019年3月28日発売）
現実世界でも大切な存在であるお店。私たちは食品や雑貨などを購入して、日々の生活を送っています。そんなお店を経営するのが本作です。ただし、経営するとは言っても、売るアイテムをダンジョンの中から調達しないといけません。ダンジョンに入ってモンスターと戦いながら、アイテムを探し持ち帰り、お店で売っていくのです。
ダンジョンでは、アクションRPGのような感覚で敵と戦うことになります。回避や攻撃を駆使して敵を倒しましょう。ダンジョンはレトロゲーム風ですね。ダンジョン内は、1画面で見渡せるので探索しやすいですよ。ダンジョンは攻略しなくても大丈夫。アイテムを手に入れたら、ダンジョンを脱出して、お店に戻りましょう。
お店では手に入れたアイテムを販売します。アイテムには、定価がないため、自分で値段を設定します。ここがポイントのひとつで、実際にお店で販売する際に、お客さんが値段を見ていろいろな表情を見せてくれます。適切な値段にするのが商売を繁盛させるコツです。試行錯誤しながら試してみてください。
また、お店で稼いだお金で村を発展させることができます。最初は寂れた村ですが、鍛冶屋やポーション屋などができるとにぎやかになっていき、冒険も快適になりそうですね。ダンジョン攻略とお店の経営だけでなく村への投資も忘れずに行いましょう。
本作のグラフィックはピクセルアートで描かれており、3Dゲームとは違った美しい世界観で楽しめます。こういったドット絵ゲームが好きな方にはたまらないと思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Cuphead（カップヘッド）
- StudioMDHR
- メーカー希望小売価格（税込）：1,980円
- （2019年4月18日発売）
手描きのセルアニメと水彩画で描かれた背景、ジャズ音楽、そして1930年代のカートゥーンから着想を描かれた本作はシンプルな横スクロール アクションゲームです。かわいいキャラクターがたくさん登場しますが、ゲーム自体は、とても難しいと世界中で話題となりました。
そんな本作の物語は、カップヘッドとマグマンがカジノでギャンブルを楽しんでいるところから始まります。突然、カジノの支配人に勝負をしかけられ、その結果は……。そんなこともあり、彼らは債務者の魂を集める冒険に出ることに。絵本風に描かれたオープニングにも、要注目です。
ゲームの操作についてはチュートリアルで確認できます。基本的なアクションをしっかりとここで押さえておくことが大切です。特にXボタンで使えるダッシュは重要な移動手段。通常のジャンプでは通れない場所も、ダッシュを駆使すれば通れるようになるので、使いこなせるようにしておきましょう。
さて、ここからはゲームの世界へと飛び込んでみましょう。水彩画風に描かれたワールドマップを自由に移動してステージを探していきます。ステージには「ラン&ガン」と呼ばれるステージをクリアするタイプ、ボスと直接戦うタイプの2種類があります。「ラン&ガン」はオーソドックスな横スクロールのステージでゴールを目指すシンプルなルールです。
ボスと戦うステージは、ステージ開始直後からボス戦となります。与えたダメージによって攻撃パターンが変化していくので、最初は倒すのが難しいと感じますが、動きがわかってくると、攻略法が見えてきますよ。また、ボスステージだけは始める前に難易度を変更できるので、まずは簡単なレベルから挑戦してみてください。
本作は海外のインディーズタイトルで、これまで日本語対応していませんでしたが、ニンテンドースイッチで配信されることをきっかけに、ローカライズされました。細かい部分ですが、ステージのタイトルはローカライズにあたって新たに描き起こされたそうです。ゲームの世界観を壊さないように作り込まれたフォントは必見ですよ。
本作は激ムズ！アクションゲームですが、何度も挑戦することでプレイヤーのテクニックも上がっていき、クリアできるようになると思います。広大な世界をぜひ、冒険してみてください。（ニュー侍）