来週4月30日(月・祝)、ソフマップ AKIBA②号店 パソコン総合館の2階にOPENする日本初の店舗併設型eスポーツスタジオ「eSports Studio AKIBA」の記念セレモニーが、本日4月26日(木)に開催された。
「eSports Studio AKIBA」は最新のハイスペックPCと実況・動画配信設備を備えた、店舗併設型のゲームイベントスタジオ。企業イベントや学生への授業の一環として提供されるほか、大学サークルやゲームコミュニティといった、一般の人でも利用することができる(料金は無料。申し込みの詳細は、こちらを参照)。
記念セレモニーでは、まず最初にソフマップ代表取締役社長の渡辺武志氏が登壇。「今回、ソフマップがeスポーツにしっかり参入していくために、このスタジオを開設しました」と挨拶。続けて、「“eスポーツ”という言葉が話題になり始めたのは昨年末ごろですが、ソフマップでは昨年の10月に当店1階のゲーミングPCフロアをリニューアル。同時期にゲーミングPCの売上が伸び始め、現在の売上は半年前の2倍以上となっています。そんななか、小売業である我々がeスポーツにできる貢献とは、『eスポーツに協賛されているメーカー様の商品をしっかり売っていくこと』だと考えました。そこで、eスポーツの競技や観戦に加えて、イベントの様子をストリーミング配信しながら商品をECサイトで販売するシステムを採用しました」と説明。
続いて登壇したのは、「eSports Studio AKIBA」の機材の導入やシステム構築を手がけたJストリームのアドビジネス推進部長付執行役員の田中恒利氏。田中氏は、「NewTek社の高機能スイッチャー『TriCaster TC1』を導入することで、会場に設置されたカメラの映像やゲーム画面を切り替えてライブ感あふれる配信を実現できるほか、将来的には全国の店舗と中継を結び、離れた地域のチームと対戦できるようにしたい」と語った。
3人目のゲストは、クラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパス長の土屋正義氏。土屋氏は、「5月からの選択授業にe-スポーツを教えるカリュキュラムを取り入れており、講義を『eSports Studio AKIBA』で行う」と発表。どのような授業が行われるのか、続報に期待したい。
最後は、大人気MOBA「League of Legends」を使用した「近畿大学 eスポーツサークル」と「龍谷大学“LoLサークル」の皆さんによる5vs5のデモンストレーションプレイが行われ、オープニングセレモニーは終了した。