アニメ映画「デジモンアドベンチャー tri.」、第1章の先行上映会レポートが到着! M・A・O:「もう泣くかと思いました」

アニメ映画「デジモンアドベンチャー tri.」より、第1章の先行上映会レポートが到着したのでご紹介しよう。

 

「デジモンアドベンチャー tri.」は、初代「デジモンアドベンチャー」の続編となるデジモンシリーズのアニメ最新作。「デジモンアドベンチャー02」で描かれたベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年後を舞台に、高校生になった主人公・八神太一をはじめとした「選ばれし子どもたち」(八神太一、石田ヤマト、武之内空、泉光子郎、太刀川ミミ、城戸丈、高石タケル、八神ヒカリ)の成長後の物語を、全6章の映画として描く。監督は元永慶太郎さん、シリーズ構成は柿原優子さん、キャラクターデザインは宇木敦哉さん。子どもたちの成長に伴ってキャストは一新されるが、パートナーとなるデジモンたちは初代キャストが続投。主題歌も既存楽曲の新録音盤が使用される。

 

11月21日に全国10館にて第1章「再会」が公開となるが、10日23日に先行上映会を実施。キャストの花江夏樹さん、三森すずこさん、M・A・Oさんが登壇し、作品やキャラクターについて語った。以下、レポート。

 

 

「デジモンアドベンチャー」15周年を記念して、最新作であり、初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編となる『デジモンアドベンチャー tri.』(全6章)。その第1章となる『デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」』のプレミア先行上映会が23日、都内で行われた。
役になりきった台詞と主人公・太一たちが通う高校の制服で登壇したのは、花江夏樹(八神太一役)、三森すずこ(武之内空役)、M・A・O(八神ヒカリ役)。
初代“デジモン”を小学生の頃、リアルタイムで観ていたと語る花江は、太一役を演じたことに「今ここに立っていることに緊張していて震えています。だって太一ですよ?僕が太一の高校生になった姿を演じるなんて絶対にないと思っていたので、とても感激です」とコメント。太一とヤマトの幼なじみ役・空の声を演じた三森は「空は太一のこともヤマトのことも心配でお母さんみたいな存在。一言で表すと母性かなと思います。この母性を出してみんなを包み込めたらいいなと思います」と語った。太一はじめ8人の“選ばれし子どもたち”はキャストが一新されている一方、デジモンたちを演じるキャストは変わっていないことも本作のみどころ。アフレコの様子について聞かれると、「最初はすごく緊張しました」と声を揃える3人。特に先輩声優の方々がどのように接してくれるか不安だったという花江が、「アグモンたちの声で『お前らよぉ~』みたいに言われたどうしようって思っていたけど、全然そんなことはなく、皆さんとても優しかったです」と振り返ると、M・A・Oも「テイルモン役の徳光さんに挨拶したとき、『パートナー、これからよろしく』と言っていただいて、もう泣くかと思いました」と感動秘話を語った。
本作が、小学生から成長した“選ばれし子どもたち”の姿を描いていることから、自身の高校生の時について聞かれると、花江は「太一よりうじうじしていましたね。学校が終わったらすぐに家に帰るという生活を送っていました」と笑いながらにコメント。それに対しM・A・Oは、「私も家にすぐ帰ってゲームばかりやっていました。夏休みも何回同じゲームをクリアするかみたいな(笑)」と花江の高校生時代に共感した。
さらに、3人からファンへ向けたメッセージとして、M・A・Oは「再会して旅が始まったばかりなので、これから皆さんも一緒に冒険をして頂けたら嬉しい」。三森は「『デジモンアドベンチャー tri.』は、あの頃デジモンを見て育った皆さんも、大人になった初めて見るよという皆さんも、いろんな方に楽しんでもらえる作品になっているので、是非たくさんの方に観ていただきたい」。とコメント。最後に、デジモンの大ファンとして知られ、劇中ゲスト声優も務める自称“デジモンおばさん”のフリーアナウンサー・松澤千晶から、演技について大絶賛されたと語る花江は、「違う現場でお会いした際、開口一番に『本当に良かったです!』と号泣され、1つたかが外れた感じで落ち着きました。まだまだ第6章まで続くので、引き続き応援よろしくお願いします」と嬉しそうに挨拶し、イベントは幕を閉じた。
『デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」』は、11月21日(土)より全国10館にて劇場上映開始。