「2015夏アニメ・レビュー投稿キャンペーン」終了、高評価作品ベスト10を発表! 1位は「監獄学園」、2位は「下セカ」

アキバ総研のアニメポータル「あにぽた」が2015年9月18日~10月18日に実施していた「2015夏アニメ・レビュー投稿キャンペーン」では、今回もたくさんのレビューを寄せていただいた。最終結果として、高評価を受けた作品ベスト10をご紹介! なお、対象作品には2015年夏クールに放送が終了した継続作品も含まれている。

■高評価作品ランキング(2015年10月19日時点)
1位:監獄学園(プリズンスクール)(4.75)
2位:下ネタという概念が存在しない退屈な世界(4.57)
3位:アルスラーン戦記 THE HEROIC LEGEND OF ARSLAN(4.42)
4位:赤髪の白雪姫(4.33) ★新
4位:城下町のダンデライオン(4.33)
4位:WORKING!!!(4.33)
7位:干物妹!うまるちゃん(4.35)
8位:青春×機関銃(4.17) ★新
8位:ラブライブ!The School Idol Movie(4.17) ★新
10位:俺物語!!(4.13)
10位:ワカコ酒(4.13)

※5点満点。レビュー投稿数が3つ以上の作品を集計対象としました。
※「★新」は中間発表ではランク外だった作品です。

2度の中間発表(10月2日付10月14日付)から変わらずトップをキープし続けたのは、“裏生徒会”の美女3人によって懲罰棟(通称:プリズン)へ投獄された男子高校生5人の受難を描いたエロコメ「監獄学園(プリズンスクール)」。レビュー投稿者のうち半数が満点の5点、半数が4.5点をつけており、特に”演出”は平均4.92点を獲得。原作コミックの味を活かし、突き抜けた内容を見事に笑いに変えたとして、水島努監督ほかスタッフの手腕を賞賛する声が多かった。

■「監獄学園(プリズンスクール)」ユーザーレビュー(抜粋)
「水島監督のアニメはやっぱりすごいと感じる作品だった。原作を読んだ限りアニメにすると滑りそうな雰囲気だったのに、見事に調理していた」

「ストーリーはゲスです。これ以上ないくらいにゲスです。破廉恥です。でも、このテーマをうまく料理してしまった水島努監督、あなたはすごい!!」

接戦を制し2位に入ったのは、「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」。法律により性的な言葉が厳しく規制された時代、それらに抗う下ネタテロ集団「SOX」の戦いを描く。攻めに攻めた放送ギリギリの内容で新境地を開拓したが、前向きな挑戦として好意的に受け止められたようだ。

■「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」ユーザーレビュー(抜粋)
「ネタが下ネタではあるものの、作品構造は過度の管理社会によるディストピアものであり、表面上のインパクトの裏で意外に考えられている作品。だからこそ、きちんと終盤まで失速せずにまとめ上げられたのだろう」

「初見の感想としてはかなり度の超えた下ネタアニメだと思ってみていたけど、終わってみれば、性と真剣に向きあった真面目なアニメだったのかもしれないと思わずにはいられない」

惜しくも3位となった「アルスラーン戦記」は、「銀河英雄伝説」の田中芳樹さん×「鋼の錬金術師」の荒川弘さんによる人気マンガを原作として、2015年4月から日5枠で2クール放送された歴史ファンタジー。王国を追われた頼りない王子・アルスラーンが成長する様子や彼に付き従う強靭なキャラクターたちの活躍、迫力のバトルシーンなど大河ドラマ的なスケールの大きさを誇り、幅広い視聴者を惹きつけた。なお、TVアニメ新シリーズが2016年内にスタートする。

また、中間発表ではランク外だった3作品のうち、「赤髪の白雪姫」が最高の4位にランクイン。「赤髪の白雪姫」は王子様・お姫様をメインキャラクターに据えた王道ファンタジーで、人気声優・早見沙織さんのデビュー曲がエンディングを飾ったことでも話題に。こちらも、2016年1月より第2クールの放送が決定している。

「2015夏アニメ・レビュー投稿キャンペーン」終了後も、「あにぽた」では随時作品レビューの投稿が可能。多くの投稿によってより精度の高い評価となっていくので、ぜひ感想をお寄せください!

※本キャンペーンのプレゼントご当選者様には、2015年11月中旬までにメールにてご連絡させていただきます。