アニメ映画「聲の形」、山田尚子と京都アニメーションが制作! 聴覚障害者へのイジメをテーマにした話題作

アニメ映画「聲の形」より、スタッフが発表された。

 

「聲(こえ)の形」は、大今良時さんが週刊少年マガジンで2013年~2014年に連載していたマンガを原作としたアニメ作品。聴覚障害者へのイジメをテーマに、聴覚に障害を持つ少女とイジメの中心人物だったことからクラスで孤立していく少年を中心にした学園物語となっている。原作マンガは、深いテーマであることから大反響を巻き起こし、手塚治虫文化賞新生賞、コミックナタリー大賞、このマンガがすごい!2015オトコ編第1位などを受賞。2014年11月に劇場アニメ化が発表された。

 

今回、スタッフが解禁に。制作はアニメファンから絶大な支持を受けている京都アニメーションで、監督は「けいおん!」「たまこラブストーリー」の山田尚子さんが担当する。以下、コメント。

 

・大今良時(原作者)コメント
アニメでしか表現できない事が沢山あると思います。どうなるんだろう?今からわくわくしています。漫画では自分の家族や友人などの身近な人や、全く身近で無い人をお話にしましたが、アニメでは皆さんが自分のお話だと思えるような作品になると思います。より多くの方にとって、より身近な「聲の形」になりますように。想像出来るもっと外側の驚きを、山田監督なら表現してくれると思います。期待しています。

・山田尚子(監督)コメント
はじめまして。監督の山田です。他人について知りたいと思うこと、知ろうとすること。その思いの伝え方は人それぞれで、たくさんのかたちがあるように思います。あしたにつづく希望の兆しをこの作品で将也たちと一緒に探っていきたいと思っています。