「エーデッガー・タックス マーチエキュート神田万世橋店」、9月5日にオープン! オーストリア王家御用達ベーカリーが日本初上陸

「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス マーチエキュート神田万世橋店」というベーカリーカフェが9月5日にオープンする。場所は、マーチエキュート神田万世橋のS3区画。

 

 

「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」は、世界遺産にも登録されているオーストリア・グラーツにある最古のベーカリー。14世紀には既に営業をしていたと伝えられており、皇帝が食した「ハンドカイザー」やフランツ・ヨーゼフ1世の妻である女王エリザベートに捧げた一口菓子「シシーブッセル」など、レシピの大半は1888年にハプスブルク家から“王家御用達”の称号を授かった当時のままだという。

 

海外はおろか、グラーツ市内からも出ることのなかった老舗だが、世界初進出の場所として選んだのは日本の神田。“ヨーロッパ以外の文化圏に、ウィーン菓子の伝統をトレンドではなく、文化として広めたい”という想いを強く持つ店主ロベルト・エーデッガーさんが、老舗が多く伝統的な文化が根付く神田と歴史的な重厚感のあるマーチエキュートの赤レンガ高架橋を気に入ったことから今回の出店が実現したという。

 

マーチエキュート神田万世橋店では、本店で販売されている伝統のレシピで作られたパンはもちろん、日本限定商品として、朝食やランチに向けたパンやサンドイッチも提供。ウィーン菓子「Neues(ノイエス)」のオーナーシェフである野澤孝彦さんがエーデッガーさんからの指名を受け、直々に伝授されたレシピをもとに本店と同じ味を日本で再現していく。