2018年3月24日(土)、25日(日)、東京ビッグサイトにて日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2018」が開催。ここでは25日(日)にREDステージで行われた、「『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』ステージイベント」の模様をお届けする。
出演者は、レン役の楠木ともりさん、ピトフーイ役の日笠陽子さん、エム役の興津和幸さん、フカ次郎役の赤﨑千夏さん。MCはニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが務めた。
川原礫さんの小説「ソードアート・オンライン」をベースに、「キノの旅」などで知られる時雨沢恵一さんとイラストレーター・黒星紅白さんのタッグによって新たに書き下ろされた「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」が、いよいよ放送開始となる。4月の放送開始目前に、「Anime Japan2018」にてスペシャルステージが開催された。
ステージに登場したキャスト陣の中、レン役の楠さんは初めての「Anime Japan」の大舞台に緊張気味で、その緊張を緩和するべく先輩キャストたちが声をかけていくというなんともほほえましいオープニングからステージはスタート。その空気感はアフレコ収録の現場から続いているもののようで、興津さんがお父さん、日笠さんがお母さん的ポジションで、赤﨑さんと楠木さんの2人は娘とトークが弾む。なかでも日笠さんは楠さんの声優デビュー作で同じ現場にいたとのことで、ひときわ楠木さんを気にかけていた。
そんなアットホームな空気感でスタートしたステージだったが、各キャラクターが作中で使用している銃のモデルガンが登場したことでその空気は一変し、会場からは大歓声が沸き起こる。吉田アナウンサーから、弾はもちろん入っていないが客席に銃口を向けないこと、お互いに銃を構えあわないこと、トリガーに指をかけないことなどがアナウンスされ、張り詰めた空気の中、それぞれのモデルガンを装備するキャストたち。楠木さんはレンが「ピーちゃん」と呼んで愛用している「P90」、日笠さんはピトフーイが使う「KTR-90」、
興津さんはエムが使う「M14 EBR」、そして赤﨑さんはフカ次郎の「MGL-140」をそれぞれ抱え、決めポーズを披露。日笠さんや赤﨑さんがその予想以上の重さに驚くいっぽう、興津さんは女性が銃を構えている姿にキュンとすると告白し、その言葉を聞いた会場からは同意を示す拍手が沸き起こっていた。
そのモデルガンを使用して行われたのは、「どっちが鳴るか!? エア・ガンゲイル・オンライン」のコーナー。
本作の原作者である時雨沢さんが大の銃マニアでもあり、アフレコはおろかアニメに効果音を入れるダビング作業にも参加するほど銃のSEにこだわりがあることから、銃の発射音を実際に聞けるこのコーナーが企画された。
銃の発射音は2つ用意されており、キャストはどちらかを選んだうえで銃を構えてポージング、正解を引き当てればかっこよく決められる、というコーナーだ。ただ、普通にやるだけでは面白くないとのことで、外れた場合は楠木さんが銃の発射音を声でまねたものが流れるという趣向になっている。
さっそく当の楠木さんからゲームに挑戦し、見事に正解を引き当てたのだが、なぜか楠木さんが声をあてたものも流されることになり、本人曰く「辱め」を受けることに。さらに残りのキャストたちも、全員が楠さんのほうを引き当ててしまい、「P90」以外の本物の発射音はオンエア当日までのお楽しみとなってしまった。
その後は楠木さんと赤﨑さんがパーソナリティーを務めるWEBラジオ「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オフライン」が毎週更新となること、そして4月2日(月)の21時より、楠木さんと赤﨑さんが出演する放送直前・ニコ生特番放送が決定したこと、さらに原作最新巻の第7巻が6月9日に発売となることなど、新情報の告知が行われた。
最後にキャストからコメントが贈られ、ステージは終了、となったのだが、ここで終了したのはニコ生での配信のみ。ステージでは、エンディング主題歌「To see the future」を担当する楠木さんによるライブが披露された。人前で歌唱するのは初めてという楠木さんは、始めこそ緊張した面持ちを見せていたが、その歌声は会場を魅了し、楽曲が終わる頃には会場はすっかり楠木色に染められていた。この「To see the future」がオンエアでどのようにエンディングアニメーションと重なるのかも楽しみな「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」は、4月7日より順次放送開始だ。