TVアニメ「牙狼〈GARO〉 炎の刻印」、マンガ家・桂正和がゲスト声優として出演! セリフたっぷりの重要キャラ役で

放送中のTVアニメ「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」だが、マンガ家・桂正和さんがゲスト声優として出演することがわかった。

「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」は、2005年からこれまでに計4シリーズが放送されている大人向け特撮シリーズ「牙狼〈GARO〉」の初となるアニメシリーズ。これまでの世界観を引き継ぎつつも、まったく新たしいストーリーが展開される。監督は、本作が初監督作品となる林祐一郎さん。シリーズ構成・脚本は「進撃の巨人」の小林靖子さん、制作はMAPPAと東北新社が担当する。

 

1月9日から第2クールに突入したが、1月23日に放送される第15話「職人 PROJECT G」にマンガ家・桂正和さんがゲスト声優として出演していることが判明。「ウイングマン」「電影少女」「I”s」「ZETMAN」などで知られる桂さんは、同じ美術専門学校の出身であり旧知の間柄である「牙狼〈GARO〉」シリーズ原作者・雨宮慶太さんの”強引な無茶振り”により出演させられたらしく、桂さんの大ファンだという監督もオファーOKの知らせを受け、歓喜したという。

第15話「職人 PROJECT G」は、第6話で師匠のジョルディを失った武器職人の少年・フリオ(声:山口勝平)が再登場。彼を中心に街の職人たちが集まり、伝説の”光の騎士”の鎧を完成させるべく奮闘するエピソードとなっている。桂さんは、ベテラン職人のひとりである眼鏡屋のブルーノ役で、小柄さと持ち前の運動神経ゆえ伝説の鎧を自ら着ることになる人物を演じている。ゲストながらも重要な役柄で、全編にわたってセリフも多い。

アフレコが行われたのは、昨年11月末。時間通りに収録現場を訪れた桂さんだったが、役の大きさやセリフ量に、さすがに緊張気味。「これは素人にやらせる役じゃないよ(苦笑)。」とこぼしつつも、真剣な表情でアフレコに取り組んだ。また、メインキャストである浪川大輔さんは「ZETMAN」のジン役、野村勝人さんは「I”s Pure」の瀬戸一貴役と縁が深く、収録の合間には彼らにもアドバイスを求めていたという。

最終的には監督や音響監督も絶賛するほどの熱演に。とはいえ、演じた本人は自信を持てるまでには至らなかったようで、「当たり前だけど、やっぱりプロの声優さんたちはすごい。今回はそれをあらためて感じましたね。一生懸命やりましたけど、自分の芝居が浮きまくっていないか、オンエアが今から心配です」とコメント。収録後には「無茶振り」の文字が入った色紙を残した。しかしながら、アフレコに立ち会ったスタッフたちから好評を得ていたのは事実で、劇中でのブルーノの活躍と好演は必見といえる。なお、第15話は、1月23日深夜1時23分からのテレビ東京を皮切りに、テレビ大阪、テレビ愛知、スターチャンネル、ファミリー劇場などで順次放送。