【犬も歩けばアニメに当たる。】原作完結で話題の「NARUTO─ナルト─」。初めての人も、懐かしい人も、今から見るなら?

犬も歩けばアニメに当たる。第1回。

心がワクワクするアニメ、明日元気になれるアニメ、ずっと好きと思えるアニメに、もっともっと出会いたい!新作・長期人気作を問わず、その時々に話題のあるアニメを紹介していきます。

「NARUTO─ナルト─」完結、でもアニメはまだまだ続く!

週刊少年ジャンプの看板漫画のひとつで、15年にわたって連載された「NARUTO─ナルト─」が、2014年11月についに完結しました。

12月6日からは、映画「THE LAST ─NARUTO THE MOVIE─」が公開。原作最後の第699話から2年後、エピローグ的な第700話までの間に起こった事件を描いています。木ノ葉隠れの里を襲った危機の中で、うずまきナルトと日向ヒナタが相思相愛になるまで。原作者の岸本斉史先生のメッセージにもあるとおり、内容は「ぶっちゃけ恋愛」。

これはホント、原作の最後を読んでから見たほうがいい! でないと、いろいろ置いていかれます……。未読の方は、「少年ジャンプ+」の電子書籍で読むのはいかがでしょう? 最後の第699話と第700話の2話分が掲載された、2014年50号はまだ購入可能だ。

いやー、主人公が成長する15年間の連載ってすごいですね。小学生のときに読み始めて夢中になって、その後中学・高校でマンガやアニメから一度離れ、バイトで好きなお金が使えるようになったころに「懐かしいな、まだ連載してたのか!」とコミックを大人買いして一気に読んで、「週刊少年ジャンプ」を毎週買うようになって、完結を迎える。もしかしたら読者にも子どもが生まれているかもしれない。15年とはそういう時間だ。

コミック連載は終了しましたが、「NARUTO─ナルト─」の世界はまだまだ続く。2015年8月には、ナルトの息子ボルトを主人公にした新作映画が予定されていますし、原作最終回の「その後」を描く外伝小説の刊行も発表されました。テレビアニメもまだ継続。年明けからは、本編を離れて少し時間をさかのぼり、第四次忍界大戦前の中忍試験のアニメオリジナルエピソードに入るようだ。