TVアニメ版「コンボイの謎」、先行上映イベントレポート! 追加キャストは遊佐浩二、保志総一朗、鳥海浩輔、小野賢章、石田彰

2015年1月スタートのTVアニメ「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」だが、既報のとおり、12月23日に第1話の先行上映イベントが開催された。

「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」は、1986年にタカラ(現タカラトミー)から発売された不可解かつ理不尽なゲームバランスの超高難度アクションゲームで、今なお”伝説のクソゲー”として語り継がれているファミコンソフト「トランスフォーマー コンボイの謎」をTVアニメ化した作品。トランスフォーマー30周年とチョロQ35周年を記念したチョロQ型ビークル変形フィギュア「キュートランスフォーマー」にちなんだ企画で、「秘密結社鷹の爪」でおなじみのDLEが制作を手がける。内容は、とあるサービスエリアに集まったオプティマスプライムたちが伝説のクソゲー「コンボイの謎」がリメイクされたことをキッカケに、”レトロゲーム&クソゲーあるあるトーク”を展開し、そこからインスピレーションを受けてトランスフォーマーを題材にした新しいゲームを考案していくという「ゲーム大喜利」的な5分間のショートアニメ。

 

12月23日にシネマート新宿で行われた先行上映イベントは、チケットが発売から2分で完売するという予想外の大人気に。当日は、第1話を先行上映したほか、OLDCODEXの主題歌も初披露。また、木村良平さん(バンブルビー役)と石ダテコー太郎さん(監督)による裏話、細谷佳正からのサプライズ動画、追加キャストの発表なども行われた。このほか、難攻不落の無理ゲー「コンボイの謎」のクリア経験のあるファミコン芸人・フジタさんよるゲーム解析など、ゲームファンにはたまらない企画も。以下、オフィシャルレポート。

 

 

黄色い大歓声で迎えられた木村良平、石ダテ監督。アニメの先行試写済みの方々を前に「最終話まで撮り終えましたね。それにしてもこのイベント、2分でチケット即完売なんてないでしょ。木村さんのファンですか?」と石ダテ。「OLDCODEXファンかもしれませんよ、主題歌がこの場で初披露ですしね!」と木村とのトークで軽快に開始しました。アニメについてはイメージとしてカッコイイと期待していた木村だが、「お題だけ出て、最初の一言二言台詞があって、あとはアドリブ。しかもそのまんま使われるんですよね!」と当初は面食らった様子を明かすと、すかさず石ダテが「オチ台詞だけ決めてあるんですよね。なのに、オンエアでは使ってない。全部パッケージ特典にします!」と重大発表!会場からは歓声と拍手が起こりました。ここで細谷がコメント動画でサプライズ登場。「このアニメは間が独特の世界観でグッと入り込めます。プレスコという台詞収録の後にアニメを編集でつけてくれる手法が自由度が高くて楽しかったです。間が後から効果的に編集されてより面白くなっていると思います!」と見どころを語り、共演の木村や鈴木に対しては「お二人とも先輩ですから普段は気を遣いながら話すんですけど、自分がいかりや長介さん的な司令官の役なのでいつも通りアップアップしながら接することができました」と会場から笑いを誘いました。石ダテも「アップアップでミラクルを起こす、素晴しいチームワークだった」と振り返りました。

続いて、アニメの中盤から登場する新キャラクターの追加ボイスキャストが発表。「遊佐浩二、保志総一朗、鳥海浩輔、小野賢章、石田彰」と役名と共に発表されると、会場からは歓喜の声と拍手が盛大に響き渡りました。「この超豪華な方々がみなさんアドリブしてくださったわけですよ!個性がでますよね。ちょっと崩れるだけでものすごく面白かった」と石ダテが収録模様を明かしました。その後会場からとったアンケートを基に、女性ファンに喜んでもらえる施策を発表。他のアニメとのコラボやグッズ展開、イベント開催などが会場のファンから挙がると、「季節のイベントを日常的にやること」にはXmas直前も相まって会場もヒートアップ。

最後に、アニメの題材になっている無理ゲー「コンボイの謎」のクリア経験のあるファミコン芸人フジタが「基本始まって2、3秒でやられる即死ゲーといわれています」と今回のゲームアプリの概要を紹介し、早速ゲーム実況開始。背景と同じ弾に当たって即死、強制スクロールで壁に挟まれ即死、など「高度すぎてわからない」と木村に言わしめる難易度でしたが見事6面まで進めて、時間により終了となりました。会場の女性ファンの中にも経験者がいたため、フジタのゲームの腕前も立証。フジタは「12月26日に発売になる玩具についているスペシャルコードをアプリに入力するとそのキャラクターで戦えるし、キャラによって強さが違って20体もあるからいろいろ遊べて楽しいですね。」とこれから体験できる嬉しさをにじませました。

終盤、ニコ生視聴者によるリアルタイムアンケートが行われ、更にアニメがみたくなったとする方が8割を占めました。木村は「3分半くらいだけ何にも構える必要ないので、クスクス笑えると思うし、映画観る時も面白くなると思う。玩具などにも期待出来ると思う」と最後に締めの言葉を添えて、イベントは和やかに終了いたしました。