実写版パトレイバー、第7章(最終章)の予告編を解禁! 「特車二課の遺産」「柘植行人」など長編版へと繋がる意味深な映像に

名作アニメ「機動警察パトレイバー」の実写版である「THE NEXT GENERATION パトレイバー」だが、第7章の予告編が解禁となった。

実写版パトレイバー、2014年4月から全7章をイベント上映! 完全オリジナル新作「THE NEXT GENERATION PATLABOR」

 

全長8mもの実物大98式イングラムやレイバードッグ併設の二課棟までを完全実体化するなど総製作費22億円を投入して制作していることでも注目の本作。4月5日の第1章(第0話~第1話)から順次公開され、10月18日からは第5章(第8話「遠距離狙撃2000」~第9話「クロコダイル・ダンジョン」)が上映されている。

いよいよ11月29日に第6章(第10話「暴走!赤いレイバー」~第11話「THE LONG GOODBYE」)が公開となるが、2015年1月10日公開の第7章(第12話「大いなる遺産」)の詳細が解禁に。第7章は押井守さん本人によって描かれる「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の後日譚で、予告映像は、いつになく神妙な面持ちで「特車二課の遺産、知りたいかね?」と後藤田隊長に語りかけるシバシゲオと不穏な音楽とともに水面下で何かが動き出す様子からスタート。相変わらず暇そうな隊員たちはさておき、戦車や戦闘ヘリの画が差しこまれ、後藤田は一言「嵐が来る。」とつぶやく。「特車二課の遺産」とは一体何なのか。最終章のシリアスな流れに連なる形で解禁済みの長編版映像があり、長編版へつながる作品となっていることが強調されている。さらに、2 the movieでカギを握っていた柘植行人の後ろ姿も解禁となっている。

 

・第12話「大いなる遺産」
病に倒れた警視総監の後継者人事が噂される中、無用の長物といわれながら存続してきた特車二課の解体が遂に現実となり始めた。不穏な空気を察知した特車二課隊長:後藤田は、先代の隊長:後藤が特車二課の存続のために、警察内部に仕掛けた“遺産”を探り始める。そして、後藤田がたどり着いたのは、かつて幻のクーデターを率い、いまは収監されている一人の男だった・・・

・『THE NEXT GENERATION パトレイバー』シリーズ全7章
4月5日より新宿ピカデリーほか上映開始!(0話:約15分、1~12話:各約48分)
公開日:[第1章]4月5日[第2章]5月31日[第3章]7月12日[第4章]8月30日[第5章]10月18日[第6章]11月29日[第7章]2015年1月10日
出演:真野恵里菜、筧 利夫、福士誠治、太田莉菜、千葉 繁 ほか/
総監督:押井 守/音楽:川井憲次/原案:ヘッドギア/
制作:東北新社、オムニバス・ジャパン/配給:松竹メディア事業部

・『THE NEXT GENERATION パトレイバー』 長編作品(タイトル未定)
2015年GW、新宿ピカデリーほか全国公開(約100分)
出演:筧 利夫、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、千葉 繁、森カンナ、高島礼子 ほか/
監督・脚本:押井 守/音楽:川井憲次/原案:ヘッドギア/
制作:東北新社、オムニバス・ジャパン/配給:松竹

(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会