アキバ総研のアニメポータル「あにぽた」にて、2016年9月2日から開催されていた公式投票企画「次に来るのはこの作品!? 2016秋アニメ期待度人気投票」の投票が9月25日に締め切られた。その結果を発表しよう。
ベスト10に入った作品は以下の通り。
次に来るのはこの作品!? 2016秋アニメ期待度人気投票
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1位 「ブブキ・ブランキ 星の巨人」(884票)
2位 「夏目友人帳 伍」(831票)
3位 「響け!ユーフォニアム2」(511票)
4位 「ブレイブウィッチーズ」(399票)
5位 「文豪ストレイドッグス(第2クール)」(367票)
6位 「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」(288票)
7位 「WWW.WORKING!!」(256票)
8位 「亜人(第2クール)」(188票)
9位 「私がモテてどうすんだ」(174票)
10位 「終末のイゼッタ」(155票)
上位にランクインした作品の顔ぶれを見てみると、全体的に、人気作品の続編(あるいは続編に類する作品)が多いことがわかる。1位となった「ブブキ・ブランキ 星の巨人」から8位の「亜人(第2クール)」まですべてが続編作品で占められ、新作は9位の「私がモテてどうすんだ」と、10位の「終末のイゼッタ」だけという展開に。というのも、今期の秋アニメは、人気作品の続編の割合がかなり高い。それだけにファンの皆さんも、これらの続編に期待する傾向が強くなったものと言えそうだ。
さて、そんな人気作の続編揃いの中で、堂々の期待度1位に輝いたのは「ブブキ・ブランキ 星の巨人」だった。「ブブキ・ブランキ」は2016年冬アニメとして1クール放送された「ブブキ・ブランキ」の続編。独特なタッチで描かれる世界の中、謎のブブキを操って戦う少年少女達のバトルシーンが鮮烈な作品だ。この第1期は「2016冬アニメ満足度人気投票」で堂々の1位を獲得しており、見終わったファンの間でも高い人気となったわけだが、1期はやや終わり方が唐突で、少し消化不良という声があったのも事実。それが、今回の2期でようやくきちんとした結末を迎えられそうということもあって、このように高い期待度を集めたものと思われる。
続く2位には、ロングセラー的な人気を誇るほんわか感動ストーリー「夏目友人帳」の最新作「夏目友人帳 伍」がランクインした。白泉社「LaLa」で今も連載中の、緑川ゆきさん原作の人気コミックが原作。TVアニメもすでに、2008年の1期から4期分制作され人気を誇ってきたが、今回ついに最新作の5期が登場。今期も変わらぬ感動を呼び起こすか、期待がかかる。
さらに3位には、京アニ制作の人気作「響け!ユーフォニアム2」がランクイン。2015年春アニメとした放送された第1期は、京アニならではの細やかな風景描写と、吹奏楽部の各部員が織りなす繊細な人物描写が人気を呼び、総合評価4.80(2015年7月3日時点)という高評価を集めた。ファン待望の第2期も、間違いなく期待大の注目作だ。
4位の「ブレイブウィッチーズ」も今期の注目作だ。本作は、2008年と2010年に2期にわたって放送され人気を呼んだ美少女バトルアニメ「ストライクウィッチーズ」の続編。1期と2期のちょうど中間の時代を舞台に、新たな美少女キャラ達が活躍する。また、7位の「WWW.WORKING!!」は、人気コメディアニメ「WORKING!!」の続編作品。すでに2010年の1期から3期分がアニメ化されているが、本作は原作者の高津カリノさんが、自身の公式ホームページにて公開している4コママンガ「WEB版WORKING!」をアニメ化した作品。さらに、より濃いキャラクターが多数登場するとのことで、こちらも楽しみな作品となっている。
新作関連では、9位の「私がモテてどうすんだ」に注目。原作コミックは累計100万部を超える人気作で、腐女子の女子高校生が4人のイケメンにモテるという、逆ハーレムな展開が見どころ。また10位の「終末のイゼッタ」は、今期では珍しい完全オリジナルの作品。第二次世界大戦時をイメージした世界で、強大なゲルマニア帝国の侵攻に反抗する魔女の一族の末裔であるイゼッタの物語が描かれるということで、こちらも注目の作品だ。
その他の、ランキング詳細は、下記URLを参照していただきたい。
・次に来るのはこの作品!? 2016秋アニメ期待度人気投票
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