伝説的OVA「フリクリ」、Production I.Gが続編を制作! 鶴巻和哉はスーパーバイザー、総監督には本広克行

OVA「フリクリ」の続編制作が発表された。

 

「フリクリ」は、2000年~2001年に全6巻を発売したOVA作品。Production I.Gとガイナックスが制作を手がけ、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ監督の鶴巻和哉さんが初監督を務めた。OVAらしいぶっ飛んだ内容と凝った作画、豊富なパロディとthe pillowsによる優秀な音楽などで伝説的な人気を博している。Production I.Gは、2015年8月に、原作者であるガイナックスから原作権の譲渡を受けている。

 

続編は、Production I.Gと米国カートゥーンネットワーク社が共同で製作。鶴巻和哉さんがスーパーバイザーを、実写映画「踊る大捜査線」やアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」を手がけた本広克行さんが総監督を、旧シリーズのキャラクターデザインを務めた貞本義行さんがキャラクター原案を、岩井秀人さんが脚本を担当する。物語は、ナオ太が活躍した時代から数年後が舞台。平凡な日々を送る少女のもとに、ハル子と名乗る新任教師が登場。それを機に町がメディカルメカニカによる攻撃を受けて…といったストーリーとなる。全12話。

なお、放送は、2017年末または2018年初頭から米国カートゥーンネットワーク社のAdult Swim内“Toonami”枠にて。ちなみに、「フリクリ」は2003年にAdult Swimにて吹き替え放送され好評を博し、同年カナダのファンタジア映画祭においてアニメーション部門銅賞を受賞している。