青春野球小説「バッテリー」、7月にノイタミナ枠でTVアニメ化! 天才投手役は内山昂輝、捕手役は畠中祐

「バッテリー」のTVアニメ化が決定。フジテレビ「ノイタミナ」枠ほかで7月にスタートする。

 

「バッテリー」は、あさのあつこさんによる青春野球小説。累計発行部数1000万部を誇るベストセラーで、これまでに実写映画化や実写ドラマ化がされている。内容は、才能と自信にあふれる傲慢なピッチャーと、バッテリーを組んで彼に惹かれていくキャッチャーの1年を描いた青春物語。

 

今回、刊行から20年の節目にTVアニメ化が決定。監督・脚本は「海がきこえる」の望月智充さん、キャラクター原案は「放浪息子」でおなじみのマンガ家・志村貴子さん、アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督は「ハイキュー!!」作画監督の草間英興さん、音楽はドラマ「未成年」の千住明さん。アニメーション制作はゼロジーで、岡山県高梁市が協力している。キャストは、主人公の天才ピッチャー・原田巧が内山昂輝さん、彼とバッテリーを組むことになるキャッチャー・永倉豪が畠中祐さん。以下、コメント。

なお、ティザービジュアルには、2人の姿が描かれており、四季を通して季節が流れる本作の始まりとなる初春を表現している。また、ティザーPVでは音楽とキャラクターボイスも確認できる。

 

原作・あさのあつこ
「バッテリー」という作品が世に出てから、はや20年が経ちました。20年経ってなお、アニメとなったあの世界と新たに出会える。感慨深いものがあります。最初の一冊目が出たとき、原田巧という少年が長く命を保てるように、長く読み継がれるようにと密かに祈ったものでした。その想いが実ったような気がします。「バッテリー」という作品は、わたしに10代のあの闘いを忘れることを許しません。物書きの源の一つです。

監督/脚本・望月智充
何といっても人気のある原作ですので、ファンの人たちのイメージを損ねないことを第一に制作しています。キャラクター、なかなか良いでしょう? 岡山県でロケハンをしましたが、とても楽しいものだったので、その空気が作品に反映できればいいなと願っています。

キャラクター原案・志村貴子
バッテリーという作品が生まれて20年という節目に光栄なお話をいただきました。何度もメディア化され愛され続ける作品なので皆さまそれぞれの思い入れやキャラクターイメージがくっきり染み込んでいるのではないでしょうか。これは光栄であると共にこわいことだと思いました。新しいバッテリーもどうぞよろしくお願い致します。

音楽・千住明
多くの人々に長い間愛されてきた「バッテリー」、その青春の一コマの音楽には、皆様に共感して頂けるエスプリを探しました。それは作品の中に自然に流れる空気の様なもの、目立ちすぎず決して派手ではないけれど、しかし一瞬の輝きのある音楽なのです。

原田巧役・内山昂輝
二年ぶりのノイタミナ作品ということでワクワクしております。卓球の次は野球でした。ぼくが演じる原田巧さんは孤高の天才です。彼が豪たちと出会ってどう変わっていくのか。ぼくもまた、魅力溢れるキャスト、スタッフの方々と仕事できるのを大変嬉しく思っています。ご期待下さい。

永倉豪役・畠中祐
内山さんと掛け合いをした瞬間の興奮と、自らへ不安が、ずっとぐちゃぐちゃになって今自分の中にいます。でも、18.44メートル先のマウンドに立つ巧と向かい合ったら、豪はきっとボールに食らいついていく。僕も、内山さんに、巧に、食らいついていきたい。ちゃんと捕ってみせます。バッテリー、お楽しみに。