劇場版ラブライブ!、最終興行収入は28.6億円! 深夜アニメ発としては「まどかマギカ」「けいおん!」を大幅に上回る歴代1位

2015年6月13日公開のアニメ映画「ラブライブ!The School Idol Movie」より、最終興行収入が確定したことが発表された。

「ラブライブ!」は、9人の女の子が母校「音ノ木坂学院」を廃校の危機から救うためにアイドル活動に励む姿を描いたアニメ作品。音ノ木坂学院は”秋葉原と神田と神保町という3つの街のはざまにある伝統校”という設定となっており、神田明神、UDX、昌平橋、甘味処「竹むら」など実在の場所をモチーフにした背景が劇中に数多く登場することでも注目を集め、2013年1月のTVアニメ化で大ブレイク。2014年4月からはTV第2期が放送され、”ラブライバー”と呼ばれる熱狂的ファンは各地で話題に。そして、6月13日に完全新作として公開された初の劇場版「ラブライブ!The School Idol Movie」は、3年生の卒業に伴って活動を終了すると決めていた彼女たちが新たなライブに挑む様子を描いている。

 

全国121館で公開された劇場版だが、最終興行収入が確定。週末興行ランキングにて動員数3週連続1位を獲得したほか、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ゴールデングロス賞などを受賞。公開から202日が経った12月31日に上映を終了し、最終興収収入は28.6億円となった。

ちなみに、深夜アニメの劇場版作品としては、2013年の「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」(20.8億円/129館)や2011年の「映画けいおん!」(19.0億円/137館)を大きく上回り、歴代1位の興行成績となっている。