俳優の団時朗さんが、肺がんのために亡くなっていたことが所属事務所・アルファエージェンシー公式サイトにて公表された。（画像はアルファエージェンシー公式サイトより）

公式サイトの発表によると、「3月22日早暁4時14分、団時朗（享年74歳）が永眠いたしました」とのこと。

2017年夏に肺がんとの診察を受けながらも精力的に活動し続けた団時朗さんだが、昨年末より病状が悪化。惜しまれつつも力尽きたという。
なお、葬儀は近親者のみで執り行われるとのことだ。

団時朗さんは、1968年資生堂のMG5のCMでデビュー。1971年放送のTV番組「帰ってきたウルトラマン」で主人公・郷秀樹を演じ、人気を博す。以降、「ウルトラマン」シリーズに同役で複数客演。さらに「スーパーロボット マッハバロン」、「星雲仮面マスクマン」、東映不思議コメディーシリーズ「ロボット8ちゃん」「美少女仮面ポワトリン」、スーパー戦隊シリーズ「忍風戦隊ハリケンジャー」、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」など長年にわたって、多数の特撮作品に出演。また、活動のメインフィールドを舞台に移し、数多くの作品で活躍した。

さらに歌手としても活動しており、1991年放送の「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」（旧版）OPテーマ「勇者よいそげ!!」、EDテーマ「この道わが旅」を歌唱。その美声が記憶に残っているアニメファンも多いことだろう。

ご冥福をお祈りいたします。