3月4日から上演となる「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ」のメインビジュアルと、ゲーム版キャラクターデザイン担当・野村哲也さんによる書きおろしイラストの一部が公開された。
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大いなる脅威・シンに立ち向かう少年と少女の切ない物語を描いた、FFシリーズ屈指の人気作「ファイナルファンタジーX」。その歌舞伎「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ」が2023年3月4日(土)~4月12日(水) 、IHI ステージアラウンド東京(豊洲)にて上演となる。
▲メインビジュアル
今回、前後編の開演前に8Mの巨大スクリーンで投影される、オリジナルイラストの一部が公開された。
公演でキャストが着用する歌舞伎版衣装を身に纏った、ティーダにユウナ、ワッカ、ルールー、リュック、アーロン、キマリを、ゲーム版キャラクターデザイン担当・野村哲也さんが描きおろす特別なものだ。
写真撮影が可能でパンフレットにも掲載予定。貴重な思い出となること間違いなしの本イラストの全体像は、ぜひ劇場の巨大スクリーン・パンフレットで目にしてほしい。
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●野村哲也さんプロフィール
1991年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社。「ファイナルファンタジー」シリーズや、ディズニーとのコラボレーション作品である「KINGDOM HEARTS」シリーズでもキャラクターデザインをはじめ、ゲームデザイン、ディレクター等を担当。『ファイナルファンタジーX』ではキャラクターデザインを手掛ける。
代表作は『ファイナルファンタジーV~VIII,X,X-2,XIII,XV』、「Parasite EVE」シリーズ、「KINGDOM HEARTS」シリーズ、「ファイナルファンタジーVII」シリーズ「すばらしきこのせかい」シリーズ、「ディシディア ファイナルファンタジー」シリーズ 他多数。
【公演概要】
■木下グループpresents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ』
日程:2023年3月4日(土)~4月12日(水) 全35公演
【前編】11:30開場 12:00開演 【後編】17:00開場 17:30開演
会場:IHIステージアラウンド東京(豊洲)
一般発売:チケット好評販売中
企画:尾上菊之助 脚本:八津弘幸 演出:金谷かほり 尾上菊之助
▲オリジナルCGビジュアル
<配役>
尾上菊之助/ティーダ
中村獅童/アーロン
尾上松也/シーモア
中村梅枝/ルールー
中村萬太郎/ルッツ、23 代目オオアカ屋
中村米吉/ユウナ
中村橋之助/ワッカ
尾上丑之助/ティーダ(幼少期)、祈り子
上村吉太朗/リュック
中村芝のぶ/ユウナレスカ
坂東彦三郎/キマリ
中村錦之助/ブラスカ
坂東彌十郎/ジェクト
中村歌六/シド
<物語>
■前編 (開場11:30 開演12:00)
人間の他、多種多様な亜人種が暮らす世界=スピラ。
しかし、人々は常に死の恐怖におびえていた。1000年前、突如として姿を現し、破壊を繰り返す災厄ともいえる魔物『シン』の存在に…。
そんなスピラへと迷いこんだ少年ティーダは、可憐で気丈な召喚士ユウナと出会う。ユウナの願いはただ一つ、『シン』を倒すこと。そのためには召喚士としての“究極の力”が必要だった。
時を同じくして出会った旅の仲間たち。弟の命を『シン』に奪われた兄貴肌の「ワッカ」、その弟の恋人であった黒魔道士「ルールー」、謎に包まれたロンゾ族の少年「キマリ」、ティーダの父の盟友「アーロン」。数々の戦いや出会いの中で見えてくる『シン』の真実。
だが、その前に立ちはだかったのは、グアド族の族長・シーモア。ユウナが手に入れようとしている“究極の力”を利用し、「死」こそ世界を救う、というゆがんだ考えから、スピラを死の螺旋へと導こうとする。
ティーダたちの闘いの行方は果たして……。
■後編 (開場17:00 開演17:30)
グアド族の族長・シーモアのゆがんだ野望は、ティーダたちをますます追い込んでいく。
シーモアは召喚士ユウナを誘拐し、彼女を利用するために政略結婚を企てる。このまま黙って見ていられないと結婚式に乗り込み、シーモアと直接対決をするが、世界の人々から信頼を得ているシーモアに抗った一同は、反逆者の汚名を着せられ、旅の中断を余儀なくされる。
絶望し泣き崩れるユウナを見て、ティーダはなんとしても彼女を守りぬこうと決心。出会った頃から互いに惹かれあっていた二人は、秘めた恋心に身を委ねるのであった。
一同は決意を新たに、再び『シン』を倒すために立ち上がる。だがそこに待ち受けている衝撃の数々。
「『シン』の正体」「ユウナの運命」そして「ティーダを待ち受けている真実」とは……。