漫画「ゴールデンカムイ」が本日4月28日、「週刊ヤングジャンプ」22・23合併号をもってついに完結した。
「ゴールデンカムイ」(著・野田サトル)は「週刊ヤングジャンプ」にて2014年に連載を開始した人気漫画で、第22回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」にも輝いた。埋蔵金を巡るアクション&サスペンスと、狩猟・グルメなどアイヌの文化を描く。2022年10月にはTVアニメ第4期が放送となるほか、実写映画化も発表された。
⇒TVアニメ「ゴールデンカムイ」第4期、10月放送開始決定ッ! PV第1弾公開ッ!!
本日発売の「週刊ヤングジャンプ」22・23合併号にて、ついに連載が完結。これを記念して、物語の舞台である北海道の雪原にアシ(リ)パと杉元を描く様子を収めた、WEB動画および駅広告などによるビジュアル<THE SNOW COMIC>が公開された。
連載完結の記念に、そして約8年間の連載期間を共に歩んだ読者への感謝を込めて、北海道在住のスノーアーティスト・梶山智大さん協力のもと、約100m×70mという規模の巨大な絵を描いている。
■メイキングムービーを公開
<THE SNOW COMIC>は「ゴールデンカムイ」連載完結を記念して、“人の足”で実際に雪を踏みしめることで、メインキャラクターであるアシ(リ)パと杉元を北海道の雪原に描く企画だ。梶山智大さんにとっても初となる、巨大なキャラクターのスノーアート制作となった。
何度もテストと修正を繰り返し、大雪によるアクシデントにも見舞われ…。その制作の過程を収めたメイキングムービーも公開された。
映像は、試行錯誤しながら雪を踏みしめスノーアートができ上がっていく過程と、出会いからラストまでのアシ(リ)パと杉元の軌跡が、オーバーラップする内容に。加えて、オープニングに映し出される壮観な「カムイ岳」──制作中、奇跡的に撮影できたシマエナガ、エゾシカのかわいらしい表情など、マンガ本編に描かれた動物たちも登場する。
『ゴールデンカムイ』の舞台である、北海道の大自然の雄大さも感じることのできる映像だ。
(動物監修:自然写真家 山本光一)
▼『ゴールデンカムイ』連載完結記念PV 「THE SNOW COMIC」
■北海道・東京に巨大広告が登場
<THE SNOW COMIC>をドローンで空撮したグラフィック・映像を使用した、記念広告が品川・新宿・札幌・帯広にて掲出中。「ふたりの足跡は、北の大地に刻まれている。」というコピーと共に、 スノーアートの実際の大きさを感じられるグラフィックとなっている。
※駅および駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
※鑑賞時には、通行人の妨げにならないようにお気を付けください。
■超加筆!コミックス2か月連続刊行
最新29巻、絶賛発売中!
30巻:6月17日(金)発売予定
最終31巻:7月19日(火)発売予定
【作品あらすじ】
時代は、激動の明治後期。日露戦争という死線を潜り抜けた元軍人・杉元は、想いを寄せた人のために大金を欲していた。一攫千金を目指しゴールドラッシュに湧いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは、網走監獄の死刑囚達が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった! 純真無垢なアイヌの娘と出会った杉元は、ともに黄金を求めて旅をするが…!
【野田サトルプロフィール】
北海道北広島出身。2003年デビュー。2011年から2012年にかけて「週刊ヤングジャンプ」で『スピナマラダ!』(全6巻)を連載。2014年より同誌にて連載されている『ゴールデンカムイ』は、2022年4月28日発売号にて完結。「マンガ大賞2016」で1位、「コミックナタリー大賞 2015」「このマンガがすごい!2016 オトコ編」(宝島社)でそれぞれ2位、「第2回北海道ゆかりの本大賞コミック部門」で大賞、「第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を獲得など、受賞歴も多数。TVアニメ第四期が2022年10月より放送開始予定、さらに実写映画化も決定している。コミックス既刊29巻、シリーズ累計発行部数は1900万部を超える。
(C)野田サトル/集英社