イケボ楽曲が頂上決戦! 実りの秋を制したアニソンはこれだ!「どの曲がお気に入り?2021秋アニメOPテーマ人気投票」結果発表!

アキバ総研が2021年11月24日~12月8日にかけて開催した、公式投票企画「どの曲がお気に入り?2021秋アニメOPテーマ人気投票」の投票が締め切られた。気になるベスト10をご紹介しよう。

秋クールアニメのほぼ最終話を迎えたということで、改めて秋アニメのOPテーマ人気投票を振り返りたい。

結果は以下の通り。

1位 O★Z「残酷シャングリラ」(ヴィジュアルプリズン) 581票
2位 福山潤「DIES IN NO TIME」(吸血鬼すぐ死ぬ) 370票
3位 空白ごっこ「天」(闘神機ジーズフレーム) 83票
4位 Blank Paper「enemy」(境界戦機) 79票
5位 GARNiDELiA「オトメの心得」(大正オトメ御伽話) 75票
6位 四谷みこ(CV.雨宮天)「見えないからね!?」(見える子ちゃん) 69票
7位 讃州中学勇者部「アシタノハナタチ」(結城友奈は勇者である 大満開の章) 40票
8位 EGOIST「BANG!!!」(ビルディバイド -#000000(コード ブラック)- 1st season) 30票
9位 ORANGE RANGE「ラビリンス」(MUTEKING THE Dancing HERO) 21票
10位 五十嵐双葉(CV.楠木ともり)桜井桃子(CV.早見沙織)黒部夏美(CV.青山玲菜)月城モナ(CV.古賀葵)「アノーイング!さんさんウィーク!」(先輩がうざい後輩の話) 17票

今期も多彩なアニメソングが発表された中、トップを飾ったのは「ヴィジュアルプリズン」のメインキャスト陣によるユニット「O★Z」が歌唱を担当する「残酷シャングリラ」だった。

メンバーは千葉翔也さん、古川慎さん、七海ひろきさん、堀川瞬さんの4人。イケボのキャラクターたちによる歌と、まるでMVのようなOP映像の組み合わせは問答無用にカッコいい! 歌と映像、どちらもあってこそのアニメソングという、ある意味ド直球な一曲が断トツの1位を飾った。

そんな「残酷シャングリラ」とトップ争いをしたのが、福山潤さんが歌う「吸血鬼すぐ死ぬ」OP「DIES IN NO TIME」だ。

スウィングするジャジーなリズムとブラスが実にクールな一曲で、福山さんの美声がさらに映える! ちょっぴり大人っぽい仕上がりの一曲となっており、男子キャラソング(七海さんは女性だけど……)の「残酷シャングリラ」と激しいデッドヒートを繰り広げた。

そんな中、3位に食い込んだのは下北発の音楽ユニット「空白ごっこ」だ。

「闘神機ジーズフレーム」OP「天」の、ジャキジャキしたエモーショナルなバンドサウンドと女性ボーカルの組み合わせはある意味テッパン。ストレートにカッコいいサウンドを聴かせてくれる。

4位以下を見ると、トップ2とは対照的に女性ボーカル曲の勢いがすごいことになっている。

4位Blank Paper「enemy」は、前人気も高かったロボットアニメ「境界戦機」の主題歌だ。男性ボーカルとパワフルな女性ボーカルが、ラウドなバンドサウンドに乗せて疾走する一曲。ユニット自体は正体不明の覆面ユニットだが、ネット上ではその正体についてさまざまな考察が飛び交っている。

5位はGARNiDELiA「オトメの心得」大正オトメ御伽話)。ビッグバンド風の華やかなパーティチューンとなっており、ユニットの新境地を開いたような仕上がりとなっている。これまでのイメージを覆すような、大正レトロなMVも見ごたえ十分。

8位はEGOISTが歌う「ビルディバイド -#000000(コード ブラック)- 1st season」OP「BANG!!!」。流行のEDM直球のハードな仕上がりとなっており、さすが一筋縄ではいかないユニットである。

キャラソン系主題歌の勢いが感じられるのも、2021年秋クールOPの特徴である。
6位は「見える子ちゃん」のOP「見えないからね!?」雨宮天さん演じる四谷みこのキャラクターソングだが、ビクビクとおびえつつもノリノリで歌うという相反する要素を鮮やかに歌い上げる雨宮さんのスキルに感服するばかり。エンドレスで聴きたくなるスルメ曲だ。

7位の「結城友奈は勇者である 大満開の章」OP「アシタノハナタチ」も、シリーズを追いかけてきたファンならグッとくる一曲だろう。シリーズ完結編ということで、希望を感じさせる壮大な一曲をメインキャスト陣が高らかに歌い上げる。主題歌としてもキャラソンとしても、非常に完成度の高い一曲といえる。

10位は「先輩がうざい後輩の話」の女性メインキャラたちが歌う「アノーイング!さんさんウィーク!」。映像の愉快なノリもセットで楽しみたい、王道アニメソングといった感じで、これまたスルメ曲である。

そんな女性ボーカル曲がTOP10を席巻する中で、奮闘したのが9位の「MUTEKING THE Dancing HERO」OP「ラビリンス」である。歌うのは人気バンド「ORANGE RANGE」。ラウド&ミクスチャーというパブリックイメージに対し、かなりマニアックなテクノサウンドを提示してきた彼ら。個性際立つアニメの作風に負けず劣らず、楽曲も強い個性を発揮し存在感をアピールしている。

キャラソン系、アーティスト曲ともにインパクトの強い楽曲がトップに並んだ感のある2021年秋クールのOPテーマだが、11位以下も名曲がズラリ並んでいる。ぜひそちらもチェックしていただき、お気に入りのアニソンを見つけていただきたい。

 

11位以下の投票結果はこちらからご確認を!