ガンホーのスマートフォン向けパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が、本日、8月30日より、現在放送中のアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」との初コラボ開催決定!
今回はこれを記念して、改めて「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の魅力を語りたいと思います。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は国民的RPG「ドラゴンクエスト」を題材にした作品で、原作コミックは「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて、2本の読み切り掲載を経て1989年~1996年にかけて連載。1991年、2020年と2度にわたってアニメ化もされるという、まさに世代を超えて愛される名作です。
モンスターが平和に暮らす島で育った自然児・ダイが、大魔王バーンの出現による世界の危機を救うべく大冒険に出る……というストーリーで、「ドラクエ」の世界観を下敷きにしつつもバトル系少年マンガとしても高い完成度を誇り、ジャンプ黄金期を支える看板マンガのひとつとして人気を博しました。
本作で登場した呪文や特技が、ゲームに逆輸入された例も多く、「ドラクエ」の歴史において非常に大きな影響力を持つ作品だったと言えます。
そんな本作が、再びアニメ化する! というニュースを初めて目にした時、「やった!」という喜びと「マジで!?」という驚きと不安を抱いたオールドファンも多かったことでしょう。自分もそのひとりでした。
というのも、1991年に一度テレビアニメ化された「ダイの大冒険」ですが、テレビ局の編成上、とっても中途半端なところで放送は終了(ストーリー全体の3分の1くらいにあたる、ダイとバランのバトルまで)。アニメオリジナルエピソードを交えつつも原作にほぼ忠実にアニメ化された最初のアニメ版(本稿では旧版と呼びます)は、ファン的には美しい思い出と、大人の事情でぶった切られた最終回のトラウマという愛憎半ばする記憶を残したのです。旧版では存在を抹消されたラーハルトの玩具が発売されていたことを考えると、やはり放送終了はかなり急な決定だったことがうかがえます。
さて、そんな「ダイの大冒険」が再びアニメ化されたわけですが、今回のアニメ版(本稿では新版と呼びます)におけるポイントは3つあります。
まずは「令和の時代に最適化されたアニメ化」という点です。新版は放送前から、原作の最後まで映像化することを掲げており、最新エピソードの第44話あたりでようやく全体の40%くらいに到達したあたり。おそらくたっぷり8クール程度をかけてアニメ化されるはず。これは旧版で悔し涙を流した世代にとっては、まさに悲願と言えるでしょう。
また、1991年と2020年ではコンテンツのスピード感も全く異なります。テンポよく、なるべく1話にエピソードを詰め込まないと視聴者が飽きてチャンネルを変えてしまう……。そんな時代の要請からか、新版は原作コミックを換骨奪胎。絶対に外せないエピソードを中心に、30分でしっかり起承転結が描かれるように。かつ、次回の展開が気になるようなクリフハンガー的なラストを設けることを心がけて、さまざまなアレンジが加えられているように見受けられます。
ここで熱心な原作ファンなら「原作改悪!」とクレームのひとつでもあげそうなもんですが、新版のアレンジはとにかく「わかってる感」がハンパないうえに、原作愛に満ちあふれているせいか、今のところ大きな不満はSNSなどでは見受けられません。
その一例が武闘家に転職したマァムの衣装が、原作の生足のレオタード風コスチュームだったところ、コンプライアンス的なアレやコレのためか新版アニメでは黒ストッキングにアレンジされちゃった事件でしょう。デザインが発表された当初こそリアルタイム世代から、「あのセクシーな衣装がいいのに!」とすさまじいブーイングがあがりましたが、いざアニメに登場すると、黒ストッキング……いや、マァムの魅力を限界まで引き出すような、製作陣の執念すら感じる演出がビシバシ飛び出してくるじゃないですか。「これはこれでいい!」と、手の平をクルクルしちゃうファンが続出したのです。
そのほか、新版ならではの特徴として、各シナリオライターがエピソード単位でまとめて担当している点があります(1話から9話のロモス王国編までや、ダイVSバランの父子バトルは千葉克彦さん、10話から13話のヒュンケル戦は隈沢克之さんが担当するなど)。大小さまざまなアレンジが加えられながらも、破綻なくまとまっているシナリオから察するに、この取り組みは今のところうまく機能しているのではないでしょうか。
次に出演声優の豪華さもあげておきたいところ。主人公・ダイに種崎敦美さん、ゴメちゃんに降幡愛さん、親友のポップに豊永利行さん、マァムに小松未可子さんと、初期パーティーメンバーに安定の若手~中堅どころを配置。途中から合流するメンバーも、レオナ姫に早見沙織さん、クロコダインに前野智昭さん、ヒュンケルに梶裕貴さん、アバン先生に櫻井孝宏さん、マトリフに山路和弘さんと人気、実力ともに盤石の布陣。
敵の魔王軍を見ても、ハドラーを関智一さん、ミストバーンを子安武人さん、キルバーンを吉野裕行さん、ザボエラを岩田光央さんと、声だけで強そうなのがよくわかる面々がズラリ。
古参ファンとしては、ポップ役の豊永さんが、旧版でポップを演じた難波圭一さんをリスペクトしているとしか思えない演技を聞かせてくれるのが高ポイントです。
そして最後に、安定した作画もあげておきたいところ。どんなにシナリオや演技が素晴らしくても、記憶と異なる残念な作画でアニメ化されたら全部台なし! その点、新版はびっくりするほどハイクオリティな画面を維持しており、毎回安心して観ることができます。
そんな感じで、新旧「ドラクエ」ファンはもちろん、バトルアニメ好き、冒険アニメ好きも大満足の「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」。現在、各動画サービスで配信中でもあるので、ぜひ今からでも追いかけていただきたいところです!
そして、肝心の「パズドラ」×「ダイの大冒険」コラボの内容は以下の通り!
こちらもお見逃しなく!
【コラボ情報】
大人気TVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』との初コラボが開催決定!
特別なログインボーナスやTwitterキャンペーンなど、コラボへの期待が高まる最新情報を発表!
■概要
パズルRPG「パズル&ドラゴンズ(通称、パズドラ)」は2021年8月13日(金)に「パズドラ公式放送~夏休みスペシャル~」を実施し、大人気TVアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(以下、「ダイの大冒険」)との初コラボを2021年8月30日(月)より開催することを発表いたしました。
■最新コラボ発表内容
●TVアニメ『ダイの大冒険』との初コラボ開催決定!
本コラボでは、主人公の「ダイ」や「ポップ」 「マァム」「アバン」「ヒュンケル」「レオナ」など冒険の仲間たちをはじめ、「ハドラー」や「ミストバーン」といった敵キャラクターたちも参戦いたします。
●ログインボーナスで「アバンの使徒・ダイ」をゲット!
コラボ期間中にログインすると、「アバンの使徒・ダイ」をゲットすることができます。
●コラボ記念Twitterキャンペーン実施!
コラボ開催を記念して、Twitterキャンペーンの実施も決定いたしました。
対象ツイートの「いいね」数やRT達成数に応じて、報酬をプレゼントいたします。
コラボやキャンペーンの続報は、引き続き、公式Twitter、運営サイト等でお知らせいたします。どうぞご期待ください。
【「ダイの大冒険」コラボ開催期間】
・2021年8月30日(月)10:00 ~ 2021年9月13日(月)9:59
その他、「パズドラ公式放送~夏休みスペシャル~」では、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2021 MIE パズドラ部門」や今後予定されているアップデート、ゲーム内イベント、一部モンスターのパワーアップ、ゲームと連動させてモンスターが手に入る「モンスターメモリーカード」が1枚ついた『パズドラ』最新グッズ「PUZZULE&DRAGONS TRUMP(パズドラ トランプ)」についてなどの最新情報をお知らせいたしました。
まだご覧になっていない方、もう一度ご覧になりたい方はYouTube「パズドラ公式チャンネル」にてお楽しみください。
■「パズドラ公式放送~夏休みスペシャル~」URL
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