日本アニメーションが、アニメーション制作・ライセンス管理を行う「ブロッカー軍団Ⅳ マシーンブラスター」をデジタルアーカイブ化するためのクラウドファンディングが、本日、2021年2月26日23時にクローズする。
「ブロッカー軍団Ⅳ マシーンブラスター」は、1976年から1977年にかけてフジテレビ系列で放送された日本アニメーションが初めて製作したロボットアニメで、2021年に放送45周年を迎えた。
2億年間、地球の海底に潜伏していた異星人モグール。その女帝ヘルクイーン5世に率いられた帝国が、地上征服を狙っていた。これに対し、由利博士は亡き友・北条博士と善意の古代モグール人・ノストラーが残した研究から、“世界の平和の盾”となる超能力ロボット軍団マシーンブラスターを結成した──というストーリー。
本企画は、1976年の放送当時に使用した16mmネガフィルムをスキャニングすることでデジタル化を推進し、本作品を後世に残していくために実施されるクラウドファンディングで、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて1月19日(火)より募集を開始した。
⇒放送45周年「ブロッカー軍団Ⅳ マシーンブラスター」 デジタル化のためのクラウドファンディングの実施決定! 1月19日(火)よりREADYFORにて募集開始!
今回のプロジェクトのために新たに生産した限定グッズ、初号試写用フィルムなどが用意されているほか、2月12日より選ばれた1話を収録したBlu-rayがリターン品に追加されている。
Blu-ray化する作品(1話)は、支援時に募った出資者の意見を参考決定。Blu-rayには「SD版、フィルムスキャニング素材、HDリマスター版」の3パターンの映像を収録。放送当時の画質と比較しながら、リマスター版のクオリティを楽しむことができる。
しかし、2月26日16時36分時点で、目標金額300万円に対し集まっている出資額は1,989,000円……!
本企画は目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができるAll-or-Nothing方式なので、目標額に到達しなければプロジェクトは失敗。おそらく「ブロッカー軍団Ⅳ マシーンブラスター」がデジタルアーカイブ化される機会は、もう失われることになるのである!
これはアニメ界における大きな損失だ! 後世に「マシーンブラスター」を語り継ぐべく、ぜひともクラウドファンディングに参加しようではないか!
ひとまず以下のリンクから、本企画担当者たちのインタビューを読んでプロジェクトの意義と熱意を感じていただきたい!
そして少しでも気になったら、クラウドファンディングプロジェクトのページに飛ぼう!