年末はビッグサイズのロボットトイで遊びつくそう! 声優・泰勇気が「トランスフォーマー アースライズ ER-10 スコルポノック」を徹底レビュー!前編【泰勇気のトイ遊々記 第1回】

声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす新連載がスタート!

第1回は、衝撃のビッグサイズが話題を呼んでいる「トランスフォーマー アースライズ」の最新アイテム「ER-10 スコルポノック」!

ロボットモード、防衛基地モード、サソリ型戦艦モードの3形態への変形のほか、ヘッドマスターの合体や搭乗が可能というプレイバリューありすぎな超大作だ。

前後編の2回にわたって、たっぷりとその魅力をお届けするぞ!

 

第1回 トランスフォーマー アースライズ ER-10 スコルポノック(前編)

 

トイレビュー連載第1弾から、いきなりの大型アイテム!!

タカラトミーさんの「トランスフォーマー アースライズウォーフォーサイバトロン」シリーズのスコルポノックです!!

日本のアニメ版「トランスフォーマー」のファンからすると「メガザラック」と呼びたくなる方もいるかもしれませんが、今回は海外版の「スコルポノック」という名前での商品化となりました。ここ数年、「オメガスプリーム」などの大型キャラクターも積極的にリメイクされ、アニメ作品としても新たなストーリーが描かれていることから、新旧トランスフォーマーファンともに、シリーズの新展開に対する期待値は非常に高まってきていますね。自分もアニメの吹き替えで出演したいですね~(余談ですが「プライム」「アドベンチャー」にはちょこっと出演しておりました)。

 

さて、今回は大型アイテムということもあり写真の枚数も多めになってしまいましたので、早速レビューを始めましょう!

 

パッケージ正面イラスト。司令官をつかみ、大暴れするスコルポノックが描かれています。

 

裏面には各モードの写真と変形ステップ数を記載。ステップ数は合計87。ひとつひとつ画像で紹介していくと画像数が100枚を超えてしまうので、記事では取扱説明書を参考にしつつ、ある程度省略してご紹介していきます。

 

パッケージから取り出すと、このように収納されています。足元と天井の段ボール板の中にもパーツが入っていますので、取り出すのを忘れないようにご注意ください。

 

まずは一番小さなロボットであるタイタンマスター。トランスフォーマーレジェンズのヘッドマスターにあたるロボットになります。この形態での固有名は設定されていない様子。

首と肩がボールジョイント接続となっており、若干可動させられます。その身長およそ3.5cm!!

 

ヘッドマスターではおなじみ、膝を逆関節に曲げて上体を前方に倒してヘッドモードにトランスフォーム。そして……

 

このトランステクターに。

 

先ほどのタイタンマスターをヘッドオン!

 

スコルポノックの中サイズのロボット形態となります。昔の日本のアニメではこの形態が「スコルポノック」と呼ばれていましたね。

変形の恩恵もあり、膝が逆関節に曲がるのでS字立ちをさせることもできます。

 

背中には巨大ロボ形態時のフェイスを背負っているのですが、こちらはカバーで隠されています。

 

フェイスのシルバーと赤い目が塗装済み。懐かしい顔をしています。

 

アクションフィギュアとしても優秀で、肩は水平方向に90°弱、肩の回転軸で腕を真上に上げられます。肘は二重関節、手首も変形の恩恵でスナップをきかせられるようになっております。

頭部の回転は小型ロボの頭部の関節と共有しておりまして、肩の四角いブロックにぶつかるところまで左右に振ることができます。

 

腰部は変形で使用することがないにもかかわらず、回転軸が設けられています。足首は内側に倒せるうえに、膝の関節は前後に90°ほど曲げられます。もうすっかりアクションフィギュアと呼べるレベルの可動範囲です。

 

背中のオレンジ色のパーツは、ヘッドモードに変形する際にこの位置に接続するのですが、パッケージの写真でもこのまま掲載されていますし、この組み合わせもカッコいいです。

 

また、肩のジョイントには付属のキャノン砲を取り付け可能。

 

キャノンは両手に持たせることも可能。付属のエフェクトパーツを使って乱射演出。

 

当時品のスコルポノックは、現在で言うタイタンマスターの大きさなのでサイズが全く違いますが、本商品はかなり当時品をリスペクトした造形になっています。

 

ボディのディテールも腕部の紫色のパネルも踵も、アレンジが加わっているものの当時品からの特徴をしっかり取り込んでいます。愛ですね。

それでは、ヘッドモードにトランスフォーム!

 

肘を180°曲げて手首を収納。ボディ前部のパネルを展開して腕部をボディ内に収めます。

 

脚部全体を前方に振り、膝を逆関節に90°曲げてブロック状に。

 

前後上下の向きを変えて、背面のパネルを上方へスライドさせ紫色のパネルを倒せば、ヘッドモードの完成!

 

続いては、巨大トランステクターを見ていきましょう!