【夏の終わりにエアアニサマ!】最強エアセトリに自分で大感動! アニソン大好きライターが「俺が考えた最強の脳内アニサマ2020」を妄想してみた! 2日目レポート

アニメソングイベントとして世界最大規模を誇る夏の祭典「Animelo Summer Live」(以下:アニサマ)。すでに発表されている通り、通算16回目の開催となる予定だった本年は、先般の事情を踏まえて来年度まで延期することに。それでも「毎年の楽しみにしているセットリスト予想だけは作りたい!」との想いから始まったのが、“俺なりのアニサマ2020”企画である。

今回の選曲基準などは、初日公演について記した前回の記事を参照していただきたいが、2日目は徐々に体に蓄積してきた疲れを吹き飛ばすべく、全体を通してとにかく明るく、ポップな楽曲で揃えてみた。また、現段階で17組の出演が発表されていることを受けて、小倉唯さん、和氣あず未さん、ClariSの3組を事前発表で追加されたアーティストとして予想。初日よりも筆者の個人的な願望が詰まっている気もするが、あくまで“俺のアニサマ”なので、どうか温かい目で見守っていただきたい。

【夏の終わりの特別企画】開催できないなら想像すればいいじゃない! アニソン大好きライターが「俺が考えた最強の脳内アニサマ2020」を妄想してみた! 1日目レポート 

◆ 8月29日(土)公演 予想セットリスト

01:ハピネス*センセーション(小倉唯)

02:Honey♥Come!!(小倉唯)

03:The Sunshower(亜咲花)

04:SHINY DAYS(亜咲花 feat.東山奈央)

05:SHOOT!(RO-KYU-BU!)

06:Party Love ~おっきくなりたい~(RO-KYU-BU!)

07:放課後のリバティ(halca)

08:告白バンジージャンプ(halca)

09:Hurry Love(和氣あず未)

10:こころのたまご(鈴木愛理)

11:ラブ・ドラマティック(鈴木雅之 feat.オーイシマサヨシ)

12:DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理(鈴木雅之×鈴木愛理)

13:ヒカリイロの歌(鈴木愛奈)

14:渋谷で5時(鈴木雅之×鈴木愛理×鈴木愛奈)

15:Tiny Light(鬼頭明里)

16:ぼなぺてぃーと♡S(和氣あず未×鬼頭明里×小倉唯)

17:星がはじまる(Argonavis from BanG Dream!)

18:雨上がりの坂道(Argonavis from BanG Dream!)

19:歩いていこう!(東山奈央)

20:ハッピークレセント(東山奈央)

21:コネクト(ClariS)

22:irony(ClariS)

23:Spread the Wings!!(アイドルマスター シャイニーカラーズ)

24:シャイノグラフィ(アイドルマスター シャイニーカラーズ)

――途中休憩

25:SCATTER(GYROAXIA)

26:SUPER∞STREAM(日笠陽子×ゆかな×下田麻美×花澤香菜×井上麻里奈)

27:ENDLESS〜時を超えて〜(大黒摩季)

28:あなただけ見つめてる(大黒摩季)

29:HELLO to DREAM(井口裕香)

30:over and over(井口裕香)

31:ミライ☆シュート〜ともだちピンク(井口裕香×小倉唯)

32:Star Divine(スタァライト九九組)

33:再生讃美曲(スタァライト九九組)

34:世界が君を必要とする時が来たんだ(オーイシマサヨシ)

35:君じゃなきゃダメみたい(オーイシマサヨシ)

36:乙女のルートはひとつじゃない!(angela)

37:蒼い春(angela)

38:シドニア(angela)

39:セツナの愛(GRANRODEO)

40:wonder color(GRANRODEO)

41:Can Do(GRANRODEO)

42:WANTED GIRL(TrySail)

43:ごまかし(TrySail)

44:Free Turn(TrySail)

45:adrenaline!!!(TrySail)

46:なんてカラフルな世界!(アニサマ2020出演アーティスト)

 

アニサマ2日目、いよいよ開幕! この日は小倉さんがトップバッターを務め、チャーミングな歌声と笑顔で会場全体に癒しを届けていく。ここで忘れてはならないのが、現代ホスト界の帝王・ROLANDさんだ。いきなり突拍子もない名前を出したが、実はアニサマバンドでギターを担当する松尾洋一さんの息子こそ、あのROLANDさん。彼自身は、ゆいかおり時代から小倉さんのファンで、昨年のアニサマにて念願だった彼女のサインを手に入れたと明かされている。

 

 

また、当時にアップされた小倉さんとのツーショット写真を確認すると、彼に最後にサインをした人物が大スターのレディー・ガガさんだったり、小倉さんがかわいらしい丸文字で「ローランドくん」と、まさかの“くん付け”をしていたりと、どこからツッコんでいいのかわからなくなる。そんなROLANDさんの期待に今年も応えるべく、小倉さんには追加アーティストとして登場してもらいたいものだ。関係者席に座る彼の黒いスーツを「Honey♥Come!!」でかわいい黄色に染めてほしい。

 

続いて「ゆるキャン△」より、志摩リン役を演じた東山奈央さんが、亜咲花さんと「SHINY DAYS」で念願のコラボパフォーマンス。アニメ以上に元気なリンちゃんを見てほくほく顔になってしまおう。すると、ここでビックサプライズが。なんと、今年で放送10年目を迎える「ロウきゅーぶ!」より、いまや押しも押されぬ人気声優となった花澤香菜さん、井口裕香さん、日笠陽子さん、日高里菜さん、小倉さんの5名が再集結し、RO-KYU-BU!としてステージに現れる!

 

昨今はオリンピック開催や、日本人選手がNBAにて活躍するなど、何かと話題にあがることの多いバスケットボール。その勢いに弾みを付けるべく、RO-KYU-BU!も立ち上がった。名曲「Party Love ~おっきくなりたい~」では、トロッコに乗って客席全体にピースフルな歌声を届けてほしいし、曲中にはゆるっとしたMCを交えながら、井口さんらが手持ち無沙汰にバスケットボールを突いて、そのまま手元を誤って客席までボールを投げ込んでほしい。今年のアニサマが開催されていれば、RO-KYU-BU!が来た……はずだと思う。

 

ちなみに先に言ってしまうが、セットリスト後半にある井口さん×小倉さんのステージは、この作品のキャラクターソングを歌うコーナーだ。未視聴の場合は、この機会にぜひチェックしてほしい。

 

そこからもコラボステージの応酬は続く。ここからは、鈴木雅之さん、鈴木愛理さん、鈴木愛奈さんの“鈴木トリオ”が鈴木雅之さんの名曲「渋谷で5時」を叙情的に歌い上げるのだが、ステージ照明は絶対に都会のバーを思わせる明るさまで落としてほしいし、可能であれば全員で本人のトレードマークであるサングラス(可能であれば付け髭も)をかけるのはいかがだろうか。なかでも鈴木愛奈さんには、民謡で培った独特のビブラートで鈴木雅之さんの度肝を抜いてほしいが、さすがにそろそろ自重しておこう。

 

また、東山さんは自身のデビュー作「神のみぞ知るセカイ」より「ハッピークレセント」を届ける。彼女は今年で声優デビュー10周年を迎えるだけに、その旨についてもMCでは触れられただろう。彼女が同アニメで演じた中川かのんが、会場全体をクレセント(=三日月)の黄色一色のサイリウムで染める光景をこの目に焼き付けたかった。

 

順番は前後するが、ブレンド・A「ぼなぺてぃーと♡S」は、原曲を歌う和氣さんと鬼頭さんのほか、小倉さんをゲストに迎えた特別バージョンで歌唱。あわせて、ClariSも今年で放送10周年となる「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」主題歌「irony」などで極上のアニソンタイムを演出したところで、休憩後には、2011年放送の「IS<インフィニット・ストラトス>」より、当時の声優陣で主題歌「SUPER∞STREAM」を歌うところまで期待しているのだが……これはさすがに実現が難しいかもしれない。いや、いけるのか?

 

ライブ後半にかけても、大黒摩季さんが歌う「SLAM DUNK」主題歌「あなただけ見つめてる」など、数々の名アニソンが披露されるのだが、ここでいよいよ登場するのがあの男。本年度のアニサマテーマソング「なんてカラフルな世界!」を手がけたオーイシマサヨシさんである。今年こそ、頼むから今年こそ、あの高らかな「アニサマじゃなきゃダメみた~い!」の叫びを会場中に響き渡らせて、我々の夏を満足な形で終えさせてほしい。スポットライトが彼のギターのスラップ奏法を照らし、そこから会場全体がぱっと光に包まれて、この夏最大のシンガロングを奏で上げる。オーイシさんじゃなきゃ、ダメなんだ。

 

 

いよいよライブも終盤。最後は、angela→GRANRODEO→TrySailによる、絶対に盛り上がらないわけがない“優勝ライン”を引いてみた。どのアーティストが大トリでもおかしくないのだが、今回は本年度で6年連続出演となるTrySailにその役目を任せてみたい。angelaとGRANRODEOは、どちらも“攻撃型”なセットリストを敷いてくることは間違いなく、TrySailも壮麗で涼やかな新曲2曲を用意してくることで、最後の「adrenaline!!!」へとメリハリのある流れを演出できるはず。

 

そんな「adrenaline!!!」は、昨年のステージで披露されているものの、メンバー3名がトロッコで客席に近づき、後半には再びステージに集結。彼女たちのハツラツとした歌声は、この日の参加者にとって何にも変えがたい“元気と癒し”になるほかないだろう。そんな最高品質のポップスを受け取ったところで、ライブもフィナーレへと向かっていく。

 

 

次回の記事では、これまでで最も発表アーティスト数の少ない3日目の内容を予想。記念すべき最終日をどう締めくくるのか。期待のシークレット枠なども予想しながら、楽しみに待っていてほしい。

(文/一条皓太)