新年と同時にスタートする2024年冬クール。
総勢58タイトルと、昨年の冬クール84作からグッと数を減らした形となるが、その分各作品の濃さは濃縮された感があるような!? 果たしてアキバ総研ユーザーは、どの作品に注目しているのだろうか? ということで、2023年12月7日~21日にかけて「どれが観たい?2024年冬アニメ投票」が実施された。
特に票を集めたトップ10作品を紹介しよう
1位 邪神ちゃんドロップキック【世紀末編】 577票
2位 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 88票
3位 スナックバス江 71票
4位 佐々木とピーちゃん 57票
5位 僕の心のヤバイやつ(第2期) 22票
6位 ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season 17票
7位 戦国妖狐 16票
8位 魔都精兵のスレイブ 14票
9位 マッシュル-MASHLE-(第2期) 12票
10位 キングダム(第5シリーズ) 11票
10位 ダンジョン飯 11票
1位は2023年12月26日に放送された特番アニメ「邪神ちゃんドロップキック【世紀末編】」がもぎ取った。毎回、何かと話題を振りまくアニメ界の異端児「邪神ちゃん」が、今回もアキバ総研の人気投票の台風の目となった。
そして2位は「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」。人気小説のアニメ化作品で、今夏、主人公・アイビー役の鈴木愛奈さんが秋葉原のゴミ拾い企画を敢行するなど、放送前から注目を集めていた本作だけに、「邪神ちゃん」に次ぐ2位という順位を獲得した。
ところで、「邪神ちゃん」と「最弱テイマー」にはひとつ共通点があることはご存じだろうか? それは、どちらも主人公を鈴木愛奈さんが演じているという点だ! 2023年末に「邪神ちゃん」、2024年の幕開けに「最弱テイマー」と鈴木さんの演じるキャラがアニメ業界を席巻するという状況はなかなか面白い。2024年は鈴木愛奈イヤーになる……かもしれない!
3位はショートアニメ「スナックバス江」だ。北海道はすすきの──から5駅離れた北24条にあるスナックを舞台にした、シュールなギャグが展開する本作。チーママの明美を演じるのは、高橋李依さん。近年はぶっ飛んだギャグキャラでもインパクトを残している彼女だけに、本作ではどんな演技を見せてくれるのだろうか。
4位の「佐々木とピーちゃん」は、流行りの異世界転移ものだが現実世界と異世界を行ったり来たりしつつ、異能バトルを繰り広げるというひとひねりもふたひねりもしている作品。ファンタジーな異世界と、リアルな現実世界という異なる世界がどのように交差してストーリーが展開するのかに注目だ。
5位以下を見てみると、続編ものが多数ランクインしている。
中でも気になるのが5位「僕の心のヤバイやつ(第2期)」だろう。第1期は尻上がりに評価があがっていき、最終話後は「山田ロス」に陥る視聴者も多かったとか…?
そのほか、6位「ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season」、9位「マッシュル-MASHLE-(第2期)」、10位「キングダム(第5シリーズ)」と多くのファンを持つ作品が並ぶ。すでに前作で面白さは保証済みの作品ばかり。安心して楽しむことができる作品と言える。
いっぽう7位の「戦国妖狐」は、すでに完結したコミックのアニメ化ということで、ファンとしては満を持してのメディア展開といったところ。しかも二部構成の原作を、きちんと2シーズンにわたって映像化することがすでに決定している。
8位「魔都精兵のスレイブ」は、ヒット作を連発するWebコミック「ジャンプ+」連載作品。美少女たちに飼われる少年のハードなバトルという、僕らの大好きな要素全部乗せな作品ということで、どこまで人気を集めるのか気になるところだ。
そして同率10位となった「ダンジョン飯」は、先日原作コミックが完結したばかりのファンタジー作品。ファンタジーとご飯ものという、キャッチ―な組み合わせだがその実、非常に練られたストーリーの骨太な作品。漫画読みの間でも高い評価を得ており、それがどこまで忠実にアニメ化されるのかに注目だ。
そのほかの作品については、下記の投票結果ページでご確認を!
また、2023年のベストアニメソングを決定する公式投票企画「アキバ総研アニソン大賞2023」も絶賛開催中なので、そちらにもぜひ投票しよう!