ストを務める4人組アイドルユニット「ライフリング4」によるイベント「ライフリング4GO!GO!ライブ vol.2」が、2019年7月27日、秋葉原・TwinBox GARAGEにて開催された。
イベントにはライフリング4より小倉ひかり役のMachicoさん、渋沢泉水役の熊田茜音さん、姪浜エリカ役の南早紀さん、五十嵐雪緒役の八巻アンナさんが出演した。
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「ライフル・イズ・ビューティフル」は、サルミアッキさんが「となりのヤングジャンプ」「ヤンジャン!」「少年ジャンプ+」で連載中のコミック作品。ライフル射撃が大好きな高校1年生・小倉ひかりを中心に、千鳥高校射撃部の日常を描いている。アニメ化決定を機に結成されたのが出演声優4人によるアイドルユニット「ライフリング4」だ。ライフリング4はTVアニメ「ライフル・イズ・ビューティフル」公認アイドルユニットとして、公益社団法人日本ライフル射撃協会の宣伝大使にも任命されている。
会場は詰めかけたファンでぎっしり。客席の間近さに、メンバーも改めてファンの熱量を実感したようだ。今回はステージに高さがあることでメンバーの姿がよく見えたのだが、八巻さんが編みこんだ髪を雪緒っぽいカラーリングの髪留めで止めていて、よりビジュアルをキャラクターに寄せているように感じた。
Machicoさんのスイートで印象的なソロからスタートするオープニングナンバーは「GO! GO! ライフリング4!!!!」。驚いたのは、前回のイベントでライブで初披露したばかりのこの曲のコールがしっかり客席のファンに入っていたことだ。ここで4人が挨拶、南さんの挨拶は特に気合が入っていた。
「Bright day, Stand up!」では、八巻さんの後ろで縦に並んだ3人がそれぞれの歩幅で立ち位置まで歩いていったり、ステージの真ん中奥で後ろを向いたMachicoさんの背後のセンターポジションに3人が順番で入ったりと、多彩なフォーメーションを見せる。最後は4人それぞれの個性が感じられる射撃ポーズでキメた。
トークパートのテーマは、4人のパーソナル。ボックスから引いたお題にぴったりなメンバーを4人が指さし、その内容について話すという趣向だ。“絶叫マシンが得意そうなのは?”のお題では、Machicoさんと南さんが 「恐れ知らずな感じ」と熊田さんを指名。熊田さんは「(絶叫マシンは)意外と平気です。でもうるさいです」とのこと。4人の中では高所恐怖症であるMachicoさんだけが、絶叫マシンが非常に苦手とのことだった。
“メンバーの中で一番ライフルが似合いそうなのは?”のお題では、狩猟が似合いそうな(?) 南さんが人気を集めた。そんな南さん自身はMachicoさんを選び、「銃と小さな少女の組み合わせがいい」とマニアックな視点を見せていた。
“メンバーの中で一番、プールではしゃぎそうなのは?”のお題では熊田さんが人気。南さんによると「いつもにこにこしているから」とのこと。ステージではまだ緊張が隠せない様子の熊田さんだが、仲間と過ごす時は若さと元気いっぱいのムードメーカーのようだ。
“メンバーの中で部屋がきれいそうなのは?”の問いで(本人以外)全員一致となった南さんは「あんまり部屋に荷物を置きたくないので」とミニマリストな一面を見せた。八巻さんは部屋が散らかっているキャラになりかけていることに危機感を覚えたらしく、最近部屋をきれいに片付けたとのことだ。
トークパートの後半は、4人の絆とチームワークを試すコーナー。“インスタ映えする夏の食べ物”や“動物園の人気者といえば?”というお題に4人がイラストで答えていくのだが、今回明らかになったのが熊田さんの意外な“画伯”ぶりだ。「パンダ」をシンプルでファンシーな謎の生き物として描いたあたりで片鱗があったのだが、クライマックスは“子供の頃のご馳走といえば?”に対する解答。熊田さんがオムライスらしきイラストを描き、客席もオムライスに見える!とあたたかい反応をしていたのだが、熊田さん自身が、それがハンバーグであることを明かすと、会場はざわめきに包まれた。
泣きの1回を含めて結局一度も正解できなかった4人は、罰ゲームとして世界一苦い、といわれているお茶「苦丁茶」に挑戦することに。ところが意外にも最初は「おいしい?」というリアクションをみせる一同。しかし、あとから地味に後味の悪さが追いかけてくることで、時間差で4人が悶絶するという結果になった。
イベントの締めにはもう一度「GO! GO! ライフリング4!!!!」を披露。ミニライブ前には、おなじみとなったコール指導コーナーがあった。客席はここからさらにひとつになり、盛り上がりを増していった。最後はMachicoさんが急遽提案した「ライフリング! 4!」の大合唱でイベントは幕となった。
(取材・文/中里キリ)