いつでもどこでも「ガンダム」を楽しめる! 公式チャンネル「ガンダムチャンネル」開設発表会! 新作アニメーション&新作ガンプラ詳細情報も公開!

今年40周年を迎えた「機動戦士ガンダム」シリーズの新メディア発表会が、2019年7月31日、東京・お台場にある公式ガンプラ複合施設「ガンダムベース東京」にて開催された。

株式会社サンライズは、今年40周年を迎えた「ガンダムシリーズ」の新メディアとして、YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」を開設することを発表。そのほか、2019年10月スタートの新作アニメーション作品「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」の発表や、同作品に登場するガンプラの展示などが行われ、ますます盛り上がる「ガンダムシリーズ」40周年を体感できる発表会となった。

その模様をレポートでお届けしよう

 

ガンダムを世界に発信する「ガンダムチャンネル」!

まずプレゼンに登壇したのは、株式会社サンライズ代表取締役社長・浅沼誠さん。浅沼さんは、YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」開設を発表した。

 

「ガンダムシリーズ」は40年もの長きにわたって続いてきたことにより、世代によって「マイガンダム」が異なるという現状を認識したうえで、今後もさまざまな世代のユーザーに「ガンダム」を楽しんでもらいたい。また、ガンプラから入った人も、自分の好きなモビルスーツがどんなアニメに出ていたのか知ってもらいたい。ということで、各ユーザーがどのように新しく「マイガンダム」に接してもらえるかを考えたという。

また、「ガンダムビルドダイバーズ」はTV放送と並行してYouTubeでの動画配信を行ったところ、800万ものユーザーに視聴してもらえたということも今回の企画の後押しになっという。

 

このように昨今の視聴環境の変化に対応しつつ、全世代のより幅広いユーザーに「ガンダムシリーズ」を知ってもらえるよう「ガンダムシリーズ」作品を中心に、随時映像が配信されていくとのこと。

 

 

続いて、株式会社サンライズ・ゼネラルマネージャー小形尚弘さんが、配信タイトル・内容を発表。

 

 

配信内容は、過去の「ガンダムシリーズ」作品から随時300エピソード以上を、3つのカテゴリーで随時配信する予定。カテゴリーは、TVシリーズを中心に22作品の第1話、第2話を一挙無料配信する「レギュラーライブラリー」。各作品の第3話から第13話を毎週追加配信する「ピックアップライブラリー」。「機動戦士ガンダム」全43話を毎週追加配信する「40周年記念特別コンテンツ」の3つ。

なお、「ピックアップライブラリー」第1弾ラインアップは、「機動戦士ガンダム00」、「機動武闘伝Gガンダム」、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の3タイトルの予定だ。

 

また、「ガンダムチャンネル」では、アニメーション最新作「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」の配信が10月よりスタートすることが決定。これを記念して、「ガンダムビルドシリーズ」3作品を順次全話配信。第1弾として8月1日より「ガンダムビルドファイターズ」第3話~第9話までが配信される。以降、8月8日より第10話~第17話が、8月15日より第18話から第25話が配信される予定だ。

 

そのほか「ガンダムチャンネル」では、各種PVや企画番組、短編アニメなども随時アップしていくとのこと。ラインアップスケジュールは、公式ガンダム情報ポータルサイト「GUNDAM.INFO」、「ガンダムチャンネル」サイト内でご確認いただきたい。

 

新作アニメーション「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」情報!

続いて、株式会社SUNRISE BEYONDの岡本拓也プロデューサーが登壇。新作アニメ「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」についての解説が行われた。

 

前作「ビルドダイバーズ」から2年後の世界を舞台に、新たな主人公が進行する本作は、現実世界でも2020年夏より「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」というプログラムがスタートする予定の、横浜をモチーフにした街で展開。

主人公は、ダイバーとしての腕前は上級者ながら、傭兵プレイをしながら誰かを探してGBN(ゲーム世界のこと)内をさまよっている少年、クガ・ヒロト。

彼を中心に、個性的な仲間が集まり「ビルドダイバーズ」を結成。冒険に旅立つことになるという。

岡田プロデューサーによると「過去の『ビルド』作品に比べ、思春期の少年の揺れ動く心を描いている」とのことで、バトルだけでなく見ごたえのあるストーリーにも注目したい。

 

そして、肝心のガンプラだが、今回の主役モビルスーツはプラネッツシステムを搭載し、サポートメカとドッキングすることでさまざまな性能、外見に変化する「コアガンダム」である。各サポートメカとドッキングしたコアガンダムは、アースリィガンダム、マーズフォーガンダム、ヴィートルーガンダムへと変化。もちろんここで紹介した以外にも、コアガンダムのバリエーションが登場するとのこと。

そのほか、岡本プロデューサーによると「『ビルドシリーズ』ならではのギミックを搭載したガンプラが続々登場する」そうなので、そちらにも期待だ。

 

また、株式会社BANDAI SPIRITS ホビー事業部マネージャーの安永亮彦さんは、本作におけるガンプラ展開を解説。

 

「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」関連のガンプラは、「HG」ブランドと「SD」ブランドで展開。本作のガンプラは、新商品だけでなく既存のガンプラとの組み合わせで遊ぶことが可能だという。

 

なお、本作のガンプラの特徴となるのが、「コアドッキングカスタム」という新たなカスタマイズシステムだ。コアとなるガンダムに、サポートメカがドッキングすることで全く異なるガンプラに変化してしまうという、劇中のプラネッツシステムを完全再現しているという。

また自由にパーツを組み合わせることも可能で、自分好みのカラーコーディネートも楽しめるという。

さらにコアガンダムにサポートメカをドッキングさせずに、新旧のオプションパーツを装備させた「特盛カスタム」や、既存のガンプラにも本作登場のパーツをつけることも可能ということで、従来の「作ろう!ガンプラ」というコンセプトではなく「遊ぼう!ガンプラ」という新たなコンセプトを掲げて展開することが発表された。

 

さらに静岡にガンプラの新工場をオープンすることもあわせて発表。ガンプラの生産ラインがさらに強化されるとのことだ。

 

そして7月31日に配信が開始されたスマホゲーム「ガンダムブレイカーモバイル」に、アースリィガンダム、マーズフォーガンダムが参戦することも発表された。実際のガンプラ発売に先駆けて、ゲームの中でいじってみてはいかがだろうか。

 

 

プレゼン最後の登壇者は、株式会社創通 代表取締役社長・難波秀行さん。難波さんは、「ガンダムチャンネルについて、「ガンダム公式チャンネルならではのコンテンツの充実を目指す」と語り、アニメーション作品以外のコンテンツも配信するとコメント。

 

まずは8月24日、25日に「C3AFA TOKYO 2019」内で開催されるガンダムゲームのe-Sports大会「GGGP(ガンダムゲームグランプリ)2019」をライブ配信するとのことが発表された。このイベントでは、8月24日に「機動戦士ガンダム バトルオペレーション2」の、8月25日に「機動戦士ガンダム 戦場の絆」の大会がそれぞれ行われ、賞金総額は昨年を上回る300万円が用意されているとのこと。「前回よりもパワーアップした大会になる」と盛り上がりに自信を見せた。

 

古谷徹が観たい「ガンダムシリーズ」作品は……?

発表会後半はゲストを交えてのトークが行われた。

ここで登場したのは、アムロ・レイ役でおなじみの声優・古谷徹さん。そして、ガンダムチャンネルにてファンと一緒に作品をひとつずつ観ていきながら、いちから「ガンダムシリーズ」を勉強していく番組を担当する予定のタレント・十味(とーみ)さん。そして小形尚弘さん、安永亮彦さんの4名。

 

 

 

 

今年は「ガンダム」40周年ということで、さまざまなコラボレーション企画に参加・出演したという古谷さんは「びっくりしました。いろいろあってお仕事も増えました」とコメント。また、もともとかなりのアニメファンという十味さんは、「ガンダムチャンネル」の仕事のオファーが来た時ちょうど、マネージャーからのおすすめで劇場版「機動戦士ガンダム」三部作を観終えたところだったという。

「時代を感じさせない面白さ」とガンダムを語る十味さんだが、お気に入りのキャラは「シャア」とのこと。それを聞いた古谷さんは「最初はだれもがそう言うんです」と苦笑い。

小形さんは、「十味さんの番組を通じて『ファーストガンダム世代』と『若い世代』をつないでいただきたい」と十味さんの活躍に期待をみせた。

 

 

また、「ガンダムチャンネル」では、過去の全ガンダム作品が無料で観られるということで、「どんな作品が観たい?」とたずねられた古谷さんは、「アムロが出ていないシリーズはあまりちゃんと見ていないので、名作といわれている『ポケットの中の戦争』とか興味あります」とコメント。現時点では、ガンダムチャンネルで配信されるのはTVシリーズ作品中心で、OVA作品はまだラインアップにのぼっていないのだが、そういったタイトルの配信にも期待したいところだ。

 

そのほか、「ガンダムに関することなら、どんな番組もできそうですね」と語る古谷さんは、「(シャア役の)池田秀一さんとのゴルフ番組をやりたいですね」とコメント。これまでに10数回一緒にラウンドしたことのあるお2人だが、まだ古谷さんは2回しか勝てていないという。その提案を受けて、小形さんは「(十味さんが)『逆襲のシャア』を観たあとにやりましょう」と逆提案。アニメではうやむやに終わってしまったアムロとシャアのバトルだが、中の人のゴルフ勝負はどうなるのか……? 企画の実現に期待したい。

 

また、発表会当日が誕生日という古谷さんに、十味さんがガンダムと同じくトリコロールの花束をプレゼントするというサプライズも。突然のお祝いに、思わずびっくり&笑顔の古谷さん。

 

 

発表会は、「ガンダムチャンネルを通じて、今まで(ガンダムを)観たことのない方も、身近にガンダムワールドに触れることになるんじゃないかと期待しています。『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』もまだ映像化されていない部分があるので、そちらも楽しみにしたいと思います。ガンダムチャンネルいきまーす!」という古谷さんのコメントで締められた。

 

新作ガンプラを一斉公開!

ここからは会場に展示されていた「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」関連ガンプラの写真を紹介しよう。

新たなギミックを搭載し、ますます遊びごたえが増した新世代のガンプラに注目だ!

 

コアガンダム

 

アースリィガンダム

 

 

マーズフォーガンダム

 

 

ヴィートルーガンダム

 

 

 

 

 

コアガンダムには、自由にパーツを組み合わせることが可能。オリジナルカラーのガンダムを作ってみよう。

 

 

 

コアガンダム以外にも、既存のガンプラに武器セットを装備するビルド遊びも可能!

 

 

 

そのほか、未知の新ガンプラも多数展示。果たしてどのような活躍をみせてくれるのだろうか。

ガンダムジャスティスナイト

 

ヴァルキランダー

 

エルドラプルート

 

ν-ジオンガンダム

 

ガンダムゼルトザーム

そのほか既存の「ガンダムビルドダイバーズ」シリーズの新作ガンプラも展示!

 

 

 

 

 

 

 

さらにゲーム、アパレルなどにも展開するとのことだ。

 

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