ワンダーフェスティバル2019[冬]レポート――一般ディーラー編その2! 怪獣・特撮系&個性的な作品を特集!!

2019年2月10日、幕張メッセにて世界最大規模のガレージキットのイベント「ワンダーフェスティバル2019[冬]」が開催された。

会場には多くの企業やコスプレイヤー。そしてプロアマ問わず多数の一般ディーラーが出展。自慢のフィギュアをはじめとするオリジナルアイテムを展示・販売していた。

今回は一般ディーラーブースで見つけた、特撮・怪獣系のフィギュアとワンアンドオンリーな個性を放つアイテムを紹介!
モデラー、クリエイターたちの創作意欲のほとばしりを存分に感じていただきたい!
⇒ワンダーフェスティバル2019[冬]レポート――一般ディーラー編その1! キャラ愛あふれるフィギュア特集!!

■タクミアーマリー

プラスチック加工会社の(株)匠工芸の加工技術をいかしたファンタジー武器造形ブランド。
実際に手に持つことのできる武器の迫力は、会場でも一際光を放っていた。

■じゃんぼたにし
なぜ豆腐?
どうして豆腐フィギュアを作ろうと思ったのか?
それは当人にしかわからない。
人の心と創作という行為の本質を問いかけるような哲学的な展示物だ。

■SEJ
毎回、お手製のパレットを出展しているSEJさん。
今回も、一つ一つ、のこぎりで切り出したパレットを大量に出展。
ジオラマに、鍋敷きに、コースターにと何にでも使ってください、とのこと。

■久須美屋
木製の輪ゴム銃を出展。
精巧な作りはおもちゃとは思えないほど。

■折り紙の進工房
折り紙で、オリジナル飛行機とオブジェを作っているディーラー。
今回もカッコいい折り紙飛行機が多数展示。
また「攻殻機動隊」に出てきそうな「パチコマ」なんてものも展示していた。

■働猿
「パトレイバー」愛あふれる展示の働猿さん。
実寸大のハンドリボルバーカノンはど迫力!

■ギニョール造形工房 吉杢(よしの)
ゴジラ愛ゆえに、自分で昭和ゴジラをラテックス造形するようになったというギニョール造形工房さん。
操演(ワイヤーなどで、ミニチュア・ワイヤーアクションをする映像撮影技術)の実演も行われており、モスラやキングギドラが動き始めると、大勢の来場者が足を止めて見入っていた。

■ハッピー工業
ゴジラ、メカキングギドラなど人気特撮怪獣からマニアックな怪獣まで、とにかく怪獣パラダイスだった!

■東菊花
「この世界の片隅に」の終盤の名場面を立体化。まるでマンガのコマが飛び出してきたかのような、叙情的な作品は感動的ですらある。

いかがだろうか?
立体造形の可能性を感じる、バラエティ豊かなラインアップに眺めているだけでワクワクしないだろうか。
さて、次回は男子心をくすぐる一般ディーラーによるメカ系フィギュアを紹介しよう!