「メジャーセカンド」第9話感想:素顔はやっぱり小学6年生

今回は引っ越した光君のお当番回。

群馬県の学校に転校をした光君、三船小学校で過ごしていたような「ウザイングリッシュ」を連発していた陽気な感じはありません。正に別人のように過ごしています。

 

佐藤家が離婚した当時の光君の様子にも今回は触れています。

ママ「ごめんね、光。でも光がなるべく寂しくないようにパパと決めたことだから」

光「ねえ、ママ。僕、佐藤光のままでいいかな」

本当はパパのこと大好きなのですね。

 

そこで光君の口から衝撃発言!

「三船に3週間しかいなかったし

え!そうだったの?なんて濃厚な3週間……

 

転校先の学校で野球を始めるのかなとおもったら、「いまはそんな気分になれない」と断ってしまいます、あんなに”野球一緒にやろうよ!”と大悟君に言っていたのにまだ心の整理がついていない様子。

 

そんな光君の元に、パパである佐藤寿也が群馬まで突然現れます。

 

光「ママはどうして僕が元気がないと……。元気にしてたつもりなのに」

寿也「親だから」

 

親に気をつかっていることもはやり親にはわかります、とはいえ引っ越しの時期をもっと早く話せば、もう少し心の整理ができたはず。光とママとの間に何となくですが壁を感じてしまいます。

 

以前、寿也自身も高校受験のときに、お金のない祖父母の家で私立の名門高校にいきたい!と言えなかったことを息子・光に話します。このシーンは「メジャー3」で再度確認してみてください。

気をつかうところはやはり親子そっくり。血は争えません。

 

さて河原にきてひさしぶりの親子キャッチボール。もちろん光がピッチャー、キャッチャーは寿也です。

 

寿也「大悟君の手紙にいつかバッテリー組もうって書いたそうだね」

光「あれはうそだよ! 野球なんてもうやんないよ、一緒に野球をやるなんてほぼ無理じゃん!」

 

やっと本音がでました。これまで大人びた発言や行動が多かったのにやっぱり小学校6年生,本音は子供らしいです。

 

「野球,やりたいんだろ」という寿也の発言で泣きじゃくる光君。やっと素直に語ってくれました。

そんな彼にサプライズ! 何と、三船ドルフィンズの試合に出場できるように寿也が交渉してくれていました。これで、夢にまで見た大悟&光のジュニアバッテリー実現となる日がいよいよ目の前に! やったね。

 

そして運命の少年軟式野球大会神奈川大会の試合の朝がやってきたところで終了。光は試合に現れるのか,それとも来ないのか。次回が楽しみです。
(編集部K)