本日4月27日(金)、ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、ゲームファンの投票によって2017年のベストゲームを選ぶ「ファミ通アワード 2017」を開催。
ゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いた「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」と「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」の2タイトルをはじめ、各賞の受賞タイトル・受賞者が発表された。
今回で13回目を迎える「ファミ通アワード」は、ユーザーから厚く支持され、かつゲーム業界の発展に多大な貢献をしたと認められるすぐれたゲーム・人物・ゲームメーカーなどを、ファミ通グループ各媒体の読者投票によって選ぶ賞で、2006年より毎年開催されている。今年開催の「ファミ通アワード2017」では、2017年に発売・配信された家庭用ゲーム機のソフトと、2017年の時点でサービスが行われているゲームを対象に実施。投票の結果、「ファミ通アワード2017」の“ゲーム・オブ・ザ・イヤー”は、得票数が僅差であり、どちらも歴史に残る素晴らしい作品であったことから、2タイトルが選出された。
まずは、“当たり前を見直す”というキーワードのもと、これまでのシリーズからすべてが一新された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(任天堂株式会社)。オープンワールドの常識を覆す探索の楽しさに満ちあふれ、世界中のゲームファンを魅了したことが受賞理由としてあげられた。
そしてもう1タイトルは、作品ごとに社会現象を巻き起こしてきた国民的RPG『ドラゴンクエスト』の最新作、「ドラゴン クエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(株式会社スクウェア・エニックス)。プレイステーション4とニンテンドー3DSの2機種で同時発売された本作品は、それぞれのハードの特性を活かした表現やゲームシステムで多くのプレイヤーを驚かせた。
また、読者投票のほか、ファミ通では全国の5歳~69歳の男女およそ1万人を対象とした大規模ユーザーリサーチシステム「eb-i」(運営:Gzブレイン)において、インターネット調査を実施。2017年の年間において延べプレイ時間が1位となったアプリを、ユーザーから最も愛されたゲームアプリとして表彰する“フェイバリットアプリ賞”には、根強い人気を集める「LINE:ディズニー ツムツム」(LINE 株式会社)が、前年から2年連続で選出されている。
そのほか各部門の受賞結果は、下記のとおり。
<ゲーム・オブ・ザ・イヤー>
2017年に日本国内で発売または配信されたゲームと、2017年の時点でサービス中のゲームの中から、もっともすぐれていて印象に残った作品に贈られる賞で、“優秀賞”にノミネートされた作品より選出
・「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」/任天堂
・「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」/スクウェア・エニックス
<優秀賞>(五十音順)
ゲームの世界観や斬新さ、奥深さ、ゲームファンを惹きつける魅力など、総合的にすぐれた作品に贈られる賞。
・「スーパーマリオ オデッセイ」/任天堂
・「スプラトゥーン2」/任天堂
・「Xenoblade2(ゼノブレイド2)」/任天堂
・「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」/任天堂
・「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」/カプコン
・「どうぶつの森 ポケットキャンプ」/任天堂
・「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」/スクウェア・エニックス
・「NieR:Automata(ニーア オートマタ)』/スクウェア・エニックス
・「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」/スパイク・チュンソフト
・「バイオハザード7 レジデント イービル」/カプコン
・「Fate/Grand Order」/FGO PROJECT
・「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」/PUBG Corporation
・「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』/ポケモン
・「モンスターストライク」/ミクシィ
<ルーキー賞>
新規タイトルの中でとくにすぐれた作品に贈られる賞。
・「仁王」/コーエーテクモゲームス
・「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」/PUBG Corporation
・「Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン)」/ソニー・インタラクティブエンタテインメント
<フェイバリットアプリ賞>
年間でもっともユーザーに愛されたゲームアプリに贈られる賞。
・「LINE:ディズニー ツムツム」/LINE
<特別賞>
革新的なアプローチでゲーム業界に新たな潮流をもたらした作品、技術、商品に贈られる賞。
・「UNDERTALE(アンダーテイル)」/ハチノヨン
・Nintendo Switch/任天堂
<最優秀キャラクター賞>
もっとも印象に残った、お気に入りのゲームキャラクターに贈られる賞。
・リンク/任天堂
<最優秀ゲームメーカー賞>
もっとも活躍したゲームメーカーや開発会社に贈られる賞。
・スクウェア・エニックス
<MVP>
ゲーム業界においてもっとも活躍し、影響を与え、輝いていた人物に贈られる賞。
・堀井雄二/アーマー・プロジェクト
【ファミ通アワード2017 開催概要】
◆主催・企画・運営:
ファミ通アワード2017 実行委員会
※実行委員会はファミ通グループ各媒体で構成(週刊ファミ通、ファミ通.com、ファミ通App、ファミ通の攻略本、てれびげーむマガジン、ぴこぷりなど)
◆目的:
2017年においてユーザーから厚く支持され、かつゲーム業界の発展に多大な貢献をしたと認められるすぐれたゲーム・人物・ゲームメーカー等を、ファン投票により選ぶことを目的とする
◆投票期間:
2017年12月21日~2018年1月31日
◆投票対象:
家庭用ゲーム機、スマートフォン、PCなど、ハードの種類は問わず、2017年1月1日~2017年12月31日のあいだに発売・配信されたゲーム、または2017年の時点でサービス中のゲーム。
◆投票・選考方法:
投票期間中、ファミ通グループ各媒体で告知の上、週刊ファミ通添付のハガキのほか、「ファミ通アワード2017」特設サイトで投票を受付。投票部門は、優秀賞、MVP、キャラクター賞、ゲームメーカー賞の4部門。投票結果をもとに、ファミ通アワード2017実行委員会が選定。