「Wake Up, Girls!」より、アニメ映画「Wake Up, Girls! 続・劇場版 後篇 Beyond the Bottom」の公開日が12月11日に決定。キービジュアルとストーリーも発表された。
「Wake Up, Girls!」は、TVアニメ「らき☆すた」を手がけた山本寛さん(監督)、待田堂子さん(脚本・構成)、神前暁(MONACA)さん(音楽)を中心としたオリジナルアニメ。仙台を舞台にアイドルを目指す少女たちの姿を描いた青春群像劇で、2,000人のオーディションから選ばれた一般女性たちが声優を務め、2014年1月にTV放送と劇場公開が同時始動し、注目を集めた。2014年10月からはスピンオフ作品「うぇいくあっぷがーるZOO!」を放送し、新たな劇場版「Wake Up, Girls!続・劇場版」が2部作として2015年9月/12月に公開となる。
今回、9月25日に「Wake Up, Girls! 続・劇場版 前篇 青春の影」が公開となったことにあわせ、「Wake Up, Girls! 続・劇場版 後篇 Beyond the Bottom」の新情報が解禁に。後編は、12月11日に公開となる。キービジュアルには、サイリウムが輝くライブ会場でメンバー7人が躍動的に踊るステージの様子が描かれている。また、後編の主題歌となる「Beyond the Bottom」を12月9日に発売することも決定。カップリング曲は、今夏の2ndライブツアーで初披露された「地下鉄ラビリンス」となる。
このほか、本作では劇中と現実をリンクさせた展開が用いられることが多いが、今回は、劇中で描かれるアイドルグループ「I-1club」内の世代抗争をリアルでも展開。劇中でチームに分かれて売上を競う新曲「運命の女神」では、現実でもチームSとチームMの2形態で発売される。発売日は11月11日。
<ストーリー>
東北代表として出場した「アイドルの祭典」での活躍が認められ、アイドル文化の中心地・東京に進出した「Wake Up, Girls!」。メジャーレコード会社bvexとの契約も決まり、活動は順風満帆に思えた。だがブレイクの立役者だったプロデューサー・早坂相が手を引き、7人が動きの早い東京の芸能界の中で「WUGらしさは何か」を見失った結果、苦い挫折を経験する。レコード会社や関係者たちが手のひらを返す中、それでもあきらめずに前に進もうとする「Wake Up, Girls!」の姿を見た早坂は、彼女たちが再び挑戦するための武器として、新曲「少女交響曲」を与えるのだった。「Wake Up, Girls!」は、心機一転して地元仙台から活動を再開。日常ライブの復活や全国行脚を通しての地道な努力は、少しずつだが、着実に全国のファンへと届き始める。
一方、アイドル界の頂点である「I-1club」では、最新シングルの売上ミリオン割れを契機としたセンター争いが勃発。「I-1club」プロデューサー・白木の非情な采配は、意外な形で「Wake Up, Girls!」とアイドルたちを大きなうねりへと巻き込んでいく。敗れて尚あきらめられないもの。アイドルとは何か。その答を求めて、物語は再び「アイドルの祭典」へと収束する。