アニプレックスとLive2Dが業務資本提携、長編アニメーション映画制作を始動!

アニプレックスとLive2Dが業務資本提携を締結。あわせて、2次元の絵をそのままダイナミックに動かす映像技術「Live2D」を使用した長編アニメーション映画制作を始動したことを発表した。

両社によると、この業務資本提携はLive2Dを使ったこれまでにないまったく新しい映像表現でのアニメーション作品制作に取り組むという目標を実現するためのもので、今後は長編アニメーション制作を進めながら、それぞれが得意とする分野でノウハウや技術を共有し、アニメーション・ゲームなど多様なコンテンツ・サービスを通じて新しい表現・価値を創出する活動を行っていくとのこと。

なお、アニプレックス代表取締役の岩上敦宏氏と、Live2D代表取締役 中城哲也氏のコメントが到着しているので、ご紹介しよう。

■アニプレックス代表取締役 岩上敦宏 コメント
「アニメやアプリゲームにおいて広く利用されているソフトウェア『Live2D』を有するLive2D社と話し合いをしていく中で、同社の技術を駆使した長編映像制作を行いたいという熱意を強く感じました。今回の提携によりアニプレックスはLive2D社のビジネスを支援しながら、ともに映像技術をさらに進化させ、さらなる映像表現を追求していけば、まったく新しい映像作品ができると確信しております。長い道のりかもしれませんが、ぜひご期待ください。」

■Live2D代表取締役 中城哲也 コメント
「Live2Dは国内外のアプリゲームを中心に普及が進んでいます。今回、エンタテインメント事業を全世界規模で展開するアニプレックスとの提携により、長編アニメーション映画制作に挑戦する機会をいただきました。アプリゲーム業界向けのツール開発をこれまで以上に加速させつつ、革新的な映像表現と、それを実現する技術を提供することで、2Dコンテンツ、そしてそれを支えるクリエイターの発展に貢献できると確信しております。」