旭エレクトロニクスがGIGABYTEの正規代理店に! X99搭載の新マザーもお披露目

日本ギガバイトは2015年3月30日、PCパーツ代理店業務を行う旭エレクトロニクスと新たに正規代理店契約を結んだと発表した。今後、旭エレクトロニクスを通じて、GIGABYTE製の小型PC「BRIX」シリーズやマザーボードが販売されることになる。

これでGIGABYTEの国内代理店は、既存のリンクスインターナショナルを加えた2社体制にシフト。なお、これまで同社のマザーボードと小型PCの代理店業務を行っていたCFD販売は、3月27日にこれらの取り扱いを終了している(ただし、ビデオカードなどの一部製品は継続される)。終了した製品のサポートも旭エレクトロニクスとリンクインターナショナルが引き継ぐ。

30日には正規代理店契約の締結を記念したプレス向けセレモニーが開催され、GIGABYTE本社の副社長であるHenry Kao氏(写真・左)、旭エレクトロニクスの代表取締役会長の深町 光宏氏(写真・右)が出席。GIGABYTE製品のシェアを拡大できるよう、イベントなども積極的にチャンレンジしていきたいと語った。

さらに会場には、思いがけない新製品のお披露目も。X99チップセットを搭載した同社製マザーボード「CHAMPION SERIES」のニューモデルがそれだ。

展示されていた製品は、シリーズ名と同じChampionの名が与えられた最上位モデル「X99-SOC Champion」、ゲーミングモデルの「X99-Gaming 5P」、標準モデルの「X99-UD4P」の3製品。今回展示はなかったが、ほかにUD4Pの下に位置づけられた「X99-UD3P」の計4モデルが加わっている。

発売は5月予定とのことだが、国内で実際にリリースされる製品や各製品の想定売価は未定。

CHAMPION SERIES
その目玉のひとつといえるのが、DDR4-3333MHzまでの動作検証をしているところ。「X99-SOC Champion」ではそれ用にカスタムされたCORSAIRのDDR4メモリーキット「Limited Edition Orange Dominator Platinum」を組み合わせることで、DDR4-3400MHz動作を実現できるとしている
「X99-SOC Champion」(製品写真
「X99-Gaming 5P」(製品写真
「X99-UD4P」(製品写真 「X99-UD3P」