アニメ映画「攻殻機動隊 新劇場版」、2015初夏に公開! 4月からは「攻殻機動隊ARISE」のTVシリーズ放送

アニメ「攻殻機動隊」より、新劇場版の正式タイトルが「攻殻機動隊 新劇場版」に決定。2015初夏に公開となる。

 

これは、1989年に士郎正宗さんが発表したマンガを原作に、各メディアで映像化されて世界的な人気を誇るSF作品「攻殻機動隊」の連載開始25周年を記念して制作される劇場アニメ。超ウィザード級のハッカースキルを持った全身義体サイボーグである主人公・草薙素子の出生の秘密と彼女が率いる内務省直属の独立部隊(=攻殻機動隊)の起源が描かれる。総監督・キャラクターデザインは黄瀬和哉さん、脚本は冲方丁さん、音楽はコーネリアス、監督は野村和也さん、総作画監督は大久保徹さん、アニメーション制作はProduction I.G。

 

アニメ最新作「攻殻機動隊ARISE」の完結編となる第4章の初日舞台挨拶で2015年内に長編劇場版として公開することがアナウンスされていたが、今回、「攻殻機動隊 新劇場版」として2015初夏に公開することが明らかに。あわせて、ビジュアルや特報も解禁に。さらに、4月からは「攻殻機動隊ARISE」のTVシリーズの放送が行われることも決定した。

このほか、1月9日公開のアニメ映画「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」とのコラボも決定。ゴーストが宿った草薙素子が同作に登場する「シビュラシステム」(※)をハッキングするとのことで、新宿駅コンコース内で公安局刑事課一係の監視官・常守朱との攻防が繰り広げられる。素子が登場するのは1月8日18:00と1月9日~1月11 日の7:00/11:00/15:00/19:00/23:00。
※人々の心理状態や性格的傾向を数値化し管理するシステム。このシステムによって計測される「犯罪係数」が規定値を超えた人物は「潜在犯」と呼ばれ、犯罪を犯していない段階でも裁かれ、逮捕・排除される。

 

 

・士郎正宗(原作者)コメント
『攻殻機動隊』は「最初から劇場用作品として制作されたもの」に限ると1 作目『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2 作目『イノセンス』、3 作目『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY3D』に続いて、『攻殻機動隊 新劇場版』が4 作目となる。25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をする事になるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんで頂ける作品になる事を祈っている。 士郎正宗