「チャンネル5.5」より、第4弾作品「ベルサイユのばら」に杉田智和さんが出演していることが発表された。
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「チャンネル5.5」は、「秘密結社 鷹の爪」などでおなじみのFROGMANさんとDLEによるWEBアニメ化プロジェクト。リモコンの5と6を同時押ししないと見られない架空のテレビ局「チャンネル5.5」を舞台に名作マンガを独自の解釈でWEBアニメ化していくという企画で、大塚製薬のバランス栄養食「カロリーメイト」がスポンサーとして”バランスの悪い放送局”をサポートしている。
今回、12月24日に公開された第3話「居酒屋のばら」に杉田智和さんが出演していることが判明。杉田さんは、愛人マリーに忠誠を尽くすスウェーデン貴族のハンス・アクセル・フォン・フェルゼンを演じており、オスカル、アンドレ、フェルゼン、マリーによる”禁断の四角関係”の意外な真相が描かれる。また、12月26日には、声優陣のハイテンションな演技が楽しめる第4話「ベルサイユの恩人」が公開される。
以下、コメント。ちなみに、杉田さんはフェルゼンのコスプレも披露している。
・杉田智和(ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役)
−第3話と4話の収録を終えたご感想は?
ものすごくカロリーメイトのプレーンを食べたくなる収録でした。さすが、あの“伝説の英雄”に『うますぎる!』と言わせたバランス栄養食なだけあるな、と。私はFROGMAN監督の作品が大好きで、これまでも『チャンネル5.5』シリーズを拝見していたので、今日の収録をとても楽しみにしていました。今回はフェルゼン役ということでしたが、すぐに貴族になることはできないので、まずは形から入ろうと宝塚歌劇団のビデオを見て研究してきました。
−『ベルサイユのばら』ですか?
いえ、『逆転裁判』です。でも、とても面白くて参考になりました。ほかにも『戦国BASARA』や『ルパン三世』をやっていたりと、宝塚はアニメやゲームにすごく優しい印象です。
−宝塚と言えば、今回オスカル役を演じている涼風さんは宝塚のトップスターを務めていました
涼風さんはもちろん宝塚でもオスカル役を演じた“本物”ですが、個人的には『るろうに剣心』の印象が強いです。直接お会いしたことはないのですが、某少年誌のゲームで一緒に戦った間でもあります。
−では、原作『ベルサイユのばら』の印象は?
『北斗の拳』と並んで、現代のさまざまなアニメに影響を与えている名作だと思います。特徴的な感情表現の演出は、相当に『ベルばら』の影響を受けているのではないでしょうか。あとは、行きたくないけど行かなくてはならないカラオケの場を、“とても低い声で『薔薇は美しく散る』を歌う”という技で乗り切ってきたので、そういう意味でも感謝している作品です。
−FROGMAN監督によるパロディ版『ベルサイユのばら』の見どころは?
キツイとか辛いとか、そういう人のネガティブな感情をポジティブに変えられるところが魅力だと思います。そんなすごい力を持ったFROGMAN監督の脚本を楽しんでほしいですね。
−最後に、このエピソードを楽しみにしているファンのみなさんにメッセージを!
今作は12月24日に公開ということで、私は毎年クリスマスには『機動戦士ガンダム0080』を見ることにしているんですが、今年はそれで沈んだ心を『居酒屋のばら』で笑い飛ばそうと思います。人生、何事も過多になってしまうと良くないので、みなさんもぜひこの作品を見て“バランスの良い”クリスマスを過ごしてください。
・雨宮天(マリー・アントワネット役)
−「チャンネル5.5」にご出演して、何か変化や反響はありましたか?
やっぱり“カロリーメイト”という言葉に敏感に反応するようになりましたね。前回の収録のあと別の現場ですごくお腹が空いていたとき、同期の夏川椎菜に『お腹が空いた〜』と言っていたら『じゃあこれあげるよ!』とカロリーメイトをもらったんです。その子はまだ学生なのですが、やっぱり勉強中によく食べるそうで、もう一人の同期の麻倉ももと3人で学生時代のカロリーメイト話に花を咲かせました。その時にもらったのはメープル味だったので、新発売のプレーンをしっかり宣伝してきましたよ(笑)
−公開された第1話はご覧になりましたか?
もちろん見ました! 突然マリモが出てきたり急にカロリーメイトの宣伝を始めたりと、色々なものが唐突で、その勢いについつい笑ってしまいました。私も負けないようにすごく大げさに演じさせていただいて、とても楽しかったのを思い出します。あと、オスカル役の涼風さんがすごく凛としていて素敵で……。最後、『マリモだけに、阿寒湖!』で終わるオチも衝撃的でしたね(笑)
−今回収録した3話と4話の見どころは?
第3話の見どころは、マリーがアップになった時、背景に“花”を背負うシーンですね。原作でもおなじみの演出なんですが、今回は実際のお花が出てくるので、その度に店員さんが掃除をしなくてはならないという…(笑)。あとは、ずっとやりたいと思っていた“ショックを受けたときに白眼になるシーン”を実際に演じられたのがとても嬉しかったです。4話についてはまだ詳しく言えないのですが、マリーの天真爛漫なトラブルメイカーぶりが印象的です。また、今回は3話・4話ともに、マリーが“宣伝担当”だったので、カロリーメイトの説明をするシーンは『ちゃんと言わなきゃ!』と特に緊張しました。そんなところにも注目して観ていただけたら嬉しいです。