アニソンを中心に大きな盛り上がりを見せつつあるハイレゾ音源の世界。音楽CDの音質をはるかに超える高解像度で、アーティストの息吹きから、ライブ空間の奥行きまでをグッと身近に感じられるため、現在、アニソンファンを中心に中毒者が続出している。
そんなハイレゾ音源の世界で、最近よく耳にする「MQA」というフォーマット。一体、これまでのハイレゾ音源と何が違うのか。そして、アニソンの世界にどんな影響を与えるのか。
本企画では、アニソン・ハイレゾ音源ブームの仕掛け人とも言える、AVライターの野村ケンジ氏をナビゲーターに、さまざまなゲストとの対談を通して、ウワサの「MQA」の魅力を解き明かしていく。
連載第3回は、ハイレゾアニソンに詳しいAVライター野村ケンジ氏が、人気アニソンシンガーの佐咲紗花(ささきさやか)さんと対談。ハイレゾ音源との関連性が強い佐咲さんに、作り手目線からのMQAの魅力や可能性を語っていただいた。
ナビゲーター:野村ケンジ
ヘッドホンなどをはじめ幅広いジャンルで活躍するAVライター。ハイレゾ音源についても造詣が深く、アニソンレーベルのスーパーバイザーを務めるほか、TBSテレビ開運音楽堂「KAIUNハイレゾ」コーナーではアドバイザーとしてレギュラー出演している。
ゲスト:佐咲紗花(ささきさやか)
TVアニメ『戦う司書 The Book of Bantorra』OP主題歌『星彩のRipieno』でデビュー。これまで数多くのTVアニメ・ゲームの主題歌や挿入歌を担当。デビュー曲から作詞を担当し、近年は作曲も行うなど楽曲制作にも積極的に携わる。12月6日リリースのシングル「Grand symphony」は、『ガールズ&パンツァー 最終章』第1~3話のOP主題歌に決定している。2018年2月11日には、下北沢GARDENにてワンマンライブを開催予定。
“MQAクイーン”佐咲紗花と、ハイレゾとの深~い関係
野村 佐咲さんと言えば、今年4月に開催された「春のヘッドフォン祭2017」における僕とのトークイベントにおいて、初の「MQAクイーン」に任命された(※)わけですが(笑)、MQAクイーンとして、この半年の活動はどうでしたか?
(※編注:トークイベント中に佐咲さんの口から出た「MQAクイーン、MQA大使みたいな感じで。頑張ります」という言葉が発端。後にMQAの開発元である英・MERIDIAN AUDIO社からもお墨付きをもらったとか?)
佐咲 そうですねー、クイーンとしてはですねー(笑)。でも、その時のトークショーに来ていただいた私のファンの方から、「MQAってそういうことだったんだ。音楽の楽しみ方がちょっと増えました」というような声を結構いただきました。
野村 佐咲さんのファンの方は皆さん民度が高いですからね(笑)。
佐咲 (笑)。でも、私の楽曲は、所属しているランティスのレーベルの中でも早いうちから、ディレクターがハイレゾとしてちゃんと録音してくださったこともあって、ハイレゾ音源としての曲数がとても多いんです。そういうこともあって、「ハイレゾで楽しんでいます」という方は多い気がしますね。配信開始日の0時ちょっと過ぎには、すでに「ダウンロードしました!」というコメントが寄せられたり、「モノとしても残しておきたいからCDも買いましたけど、ハイレゾもしっかり買いました!」というような方も結構多いですね。
野村 ひと昔前なら、CDを買ったら、それをパソコンでリッピングしてデータにするというのが一般的でしたけど、今は、CDを買ってリッピングするというより、CDを買ったうえで、あわせて配信サイトで音楽ファイルをダウンロード購入するという人も結構多いんですよね。そういう方が、あるとき配信サイトで「ハイレゾ」っていうものに出会って、これって何だろう、CD音源とどう違うんだろうと思って、試しに聴いてみるというのが、ハイレゾのひとつの入口になっている部分もあります。そういう意味では、佐咲さんの楽曲というのは、音楽CDとハイレゾ音源がどう違うんだろうというのを知るうえで、かなり参考になっていると思いますよ。
佐咲 音楽を聴く環境がここ数年で大きく変わりましたよね。大きなステレオコンポで広い部屋で聴くというよりは、移動の間だったり、本を読んでいる最中だったり、以前よりももっと身近な存在として、短い時間でもギュッと聴き込んで音楽を楽しむ方が増えたと思います。それと、ダウンロード配信で、わざわざCDショップに行くこともなく、しかもよりクオリティの高い音源を購入できる環境ができてきたことが、こういうプレーヤーの普及にもひと役買っているんだと思います。
野村 そういう流れはありますよね。でも、ハードだけでは、ここまでハイレゾの世界も普及しなかったと思うんですよ。やはり、そこにはアニソンという存在があって、(佐咲さんも所属する)ランティスさんというレーベルの存在があって、その中でも、ハイレゾ配信の先頭に立たれている何人かの歌姫さんがいらっしゃって、ということがあって、今の流れができたんだろうと思うんです。そういう急先鋒の佐咲さんだからこそ、MQAクイーンとして任命されたわけで(笑)。
佐咲 いやいやいや(笑)。
野村 まあ半分冗談めかして言ってますけど、本当に佐咲さんの存在はハイレゾにとっては大きかったと思いますよ。特に「ID-0(アイディー・ゼロ)」なんか、リリースされたタイミングがバッチリでしたし、楽曲としても、音楽CDとハイレゾの違いがわかりやすかったし、MQAとほかのハイレゾフォーマットとの違いもわかりやすかったということで、全部買って試した人も多かったんじゃないですか?
佐咲 そうかもしれませんね(笑)。作曲・編曲をしてもらった「AstroNoteS(アストロノーツ)」のアレンジの仕方、空間の使い方が、平面の時と、たたんだ時と、立体の時とで、音色の違いがいろいろわかりやすかったですね。
野村 そうなんですよね。ホント、あのアレンジには驚きました。期せずして、MQAの特徴がかなり引き出されていたいいアレンジだったと思います。
佐咲紗花×ガルパン×「MQA-CD」!?
野村 ところで、佐咲さんは「MQA」というものをどういうイメージでとらえていらっしゃいますか?
佐咲 ハイレゾの種類のひとつと思っていますね。音楽をハイレゾで聴きたいと思ったときに、候補に入ってくる形式のひとつですね。
野村 以前のトークイベントの時にもお話ししたように、MQAというのは、わかりやすいたとえで言うと、元々ハイレゾの音源を折りたたんでファイルサイズを小さくしているという表現が的確なので、当然クオリティとしてはハイレゾの音なわけですが、クオリティの高さはやっぱり実際に感じます?
佐咲 はい。それはもちろん。野村さんからMQAの「音をたたんで圧縮する」というような説明を聞いたときに、頭の中で映像が出てきて、イメージがつかめた感じがします。
野村 それはよかったです。で、配信のほかにもうひとつ面白い話がありまして、「MQA-CD」という、MQA音源を生かしたメディアが出てきているんですが、これは普通の音楽CDとしても聴けるけど、MQA対応の機器を通すとハイレゾとしても聴けるという、今までになかったメディアで、こちらも面白い展開になりそうな気がしています。
佐咲 面白いですね。ディスクとして保存してもおけるし、ハイレゾとして高いクオリティでも聴けるし、ということですよね。
野村 この「MQA-CD」は、聴くほうはもちろんですが、むしろ佐咲さんのようなアーティストサイドにもメリットが大きそうだなという気もしています。やはり、MQAクイーンの佐咲さんとしては、この「MQA-CD」にも注目していただいて、ぜひリリースしていただきたいなと。あ、これはレーベルさんに話さないとダメな話か(笑)。もちろん最初にやるのはやっぱりクイーンの曲じゃないとね!(笑)
佐咲 がんばります!(笑)
野村 この先、何かリリースが決まってるものってあるんですか?
佐咲 はい、12月9日から公開される「ガールズ&パンツァー最終章」のオープニング主題歌「Grand Symphony」が12月6日にリリースされます。
野村 あー、それはちょっと間に合わないかも(笑)。でも、プロモーションでMQAにかけ合ってなんとかうまいこといったら面白いですよね。何と言っても、MQAの普及にひと役買っているMQAクイーンの佐咲さんだし、ハイレゾと相性のいい「ガルパン」だし、MQAとしても悪い話じゃないと思いますけど。
佐咲 はい、ガルパンはハイレゾ対応の機器とコラボして、ONKYOさんからもプレーヤーを出したりしましたし。
野村 7月にはこの「GRANBEAT」のガルパンコラボモデルも出ましたしね。
佐咲 ねー。すごいビックリしましたよ。でも、進化がすごいですよね。ハイレゾ対応のプレーヤーって少し重いじゃないですか。これとスマホ両方持つのって、男性だとポケットがたくさんあるからまだしも、女性だとポケットが服にほとんどなかったりするので、なかなか難しかったんですけど、これだとひとつで済むっていうのがビックリです。
野村 僕も仕事柄、いろんなイヤホンをかなり多く聴き込まなくてはいけないわけですけど、これがすごく役に立ってますよ。これひとつと、後はペンさえあれば、ほぼ済んでしまうわけですから重宝してます。話を戻しますけど、「MQA-CD」の企画、ぜひやりたいですよね。ここはやっぱりクイーンに登場いただいて。
佐咲 せっかくガルパンと「GRANBEAT」がコラボしたので、ガルパンつながりで何かできればいいですねー。しかも、ガルパンファンの方の中には、結構オーディオマニアの方も多いですから。
野村 多いですね。ガルパンのハイレゾは大ヒットしましたからね。まさか、あれ(※編注:劇中歌「あんこう音頭」のこと)が佐咲さんの初のハイレゾ曲になるとは思いませんでしたが(笑)。最初聴いたときは佐咲さんだとは思いませんでしたよ。
佐咲 はい、よく言われます……。完全にアニソンシンガーではなく演歌や民謡を普段から歌っている人だと思われてました……(笑)。
32bit/24bit/MQA全てが聴ける佐咲紗花の楽曲で、ハイレゾ聴き比べ?
野村 でも、やっぱりガルパンのヒットあたりから、アニソンのハイレゾというのが一般的になってきたと思いますよ。
佐咲 ハイレゾ音源のランキングとか見ると、アニソンが上位を占めていることが多いですもんね。でも、ハイレゾとアニソンって相性がいいとは思います。アニソンってひと言で言いますけどジャンルはかなり広いですし、意外に音数も多いので、普通の音楽CDだと音が入りきらないんですよね。CD用にレコーディングしている時に、すごくいい環境で録ったにもかかわらず、人によって、ちょっと高音が耳に触るなぁという感想が書かれているのを見たことがあったりしたんです。特に、私の曲は音圧が大きいものが多いので、そう聞こえやすいのかもしれませんけど。でも、ハイレゾで聴いたら、音の奥行きであったり、立体を全部表現できるようになっていたので、それがいいなと。
野村 佐咲さんの声って、ものすごくインプットが強いので、逆に言うと、楽器の圧を高められるんと思うんです。普通は逆で、ボーカルの声を目立たせるために楽器の圧を下げるんですけど、佐咲さんの場合は、どう楽器を被せても目立つので(笑)。CDの場合は、そのあたり取捨選択しなくてはいけないんですが、ハイレゾの場合はそれが残せるので、それがいいところなんですよね。MQAの場合、音楽CDとしてのサウンドの上に、ハイレゾとしての元情報が残ってるので、どっちも楽しめるというのが美味しいですよね。
佐咲 しかもサイズが小さいから、たくさん楽曲を入れられるわけですよね。
野村 そうです。でも佐咲さんのすごいところは、「ID-0」とかそうですけど、ひとつのアルバムで4タイプのハイレゾ配信を行ってるアーティストだということです。24bitのFLAC、24bitのWAV、そして32bitのWAV、さらにMQAですからね! こんな人いませんよ(笑)。なので、MQAも推したいんですけど、自宅にすごいオーディオシステムを組んでいる方とか、30万円くらいする高級ヘッドホンを使っている方は、ぜひ32bitのWAVで「フル佐咲紗花」を存分に聴いていただきたいですね(笑)。
佐咲 あはは!(笑) でも、普通にレコーディングした音源だけじゃなくって、ライブ盤のハイレゾ配信とかもあるんですけど、あれもう本当にやめてほしい!(笑) 本当に丸裸ですよ! 息づかいのひとつから、「あ、ここ少し興奮しすぎちゃってるな」というところまで、本当に生々しく再現されるので、もうどうしよう!と(笑)。
野村 わかります。でもね、聴いているほうはそれが楽しいんですよ(笑)。
佐咲 えーっ! でも、私、ほかのアーティストのライブ盤も結構買いますけど、買って楽しんでるのと、自分が出すときのプレッシャーは全然違ってて。ほかの方のだったらのんきに楽しめるのにー。自分のだと、細かいところが気になって仕方なくて。本人的にはものすごく気になりますね。本人はお化粧直しがしたいけど、みんなは汗だくの私がいいという、みたいな(笑)。
野村 そうなんですよ(笑)。テレビがハイビジョン化したときに、女優さん達がこぞって「毛穴まで見えちゃうじゃない!」と言ってたのと同じですね。まあ、ハイレゾはそういう部分で聴く側の楽しみもあるし、逆にそういうあからさまなフィールドの中で、佐咲さんも含めた作り手側が何をしてくるのか、ということをファンが期待するという楽しみもありますよね。
佐咲 でも、怖がるのではなくて、そこを逆手に取るというか。「じゃあ、この毛穴まで見せてあげようかしら」みたいなね(笑)。そういう楽しみ方もできるのかなと思ったり。
野村 それいいと思います(笑)。でも、やっぱり佐咲さんが言われたように、多様性だと思うんですよね。いろいろな音楽の形式が増えてきた中のひとつとして「MQA」っていうものがあるんだってことを覚えていただいて、ご自身の音楽を楽しむシチュエーションがピッタリ合ったら選んでいただければいいのかなと思います。いつもはファイルサイズの小さいMQAで買うけど、これだけはよりハイクオリティな32bit WAVで買うとか、そういう買い方も全然OKですからね。なので、ぜひ気軽に聞いてほしいですね。
佐咲 アーティストとしても、そういうのを楽しんでもらえる環境ってうれしいですし、その中で「どの形式が好みだった?」っていう反応をいただけるのもうれしいです。音楽に携わる者としては楽しいですね。
ハイレゾ音源で、レコーディング時には気づかなかった発見も
野村 もうひとつ、たとえば、マスタリングエンジニアの方によって、楽曲の完成度が高められているわけですが、そういう部分の違いを感じるというのもハイレゾのひとつの楽しみ方だと思いますが、どう思いますか?
佐咲 私たちにとっては、エンジニアさんってお化粧してくれるようなイメージなんです。この方だったら、こういう曲の時のお化粧が私好みだなとか、この方は今まであまりお願いしたことなかったけど、こんな化学反応があったんだとかいろいろあるので、リスナーの皆さんにも、そういう音の違いによる楽しみ方を体験していただければなと。でも、このマスタリングエンジニアによる音の違いってものすごくマニアックな世界じゃないですか? でも面白ーい!(笑)
野村 まあ確かに(笑)。でも、本当にエンジニアさんによって、音の仕上げ方って全然違ったりするので、僕なんかはそういう面も含めて、ハイレゾで楽しんでもらいたいし、MQAはそういう部分までしっかり感じ取られるのがいいと思います。僕のイメージでは、ハイレゾってビュッフェみたいな感じで、何を取っても自由なんですが、CDって定食っていうか、こじんまりとまとまっていて食べやすいけど自由度はないという感じなんですよ。そういう違いもハイレゾとCD音源でいろいろ聴き比べて、どのエンジニアの方がCDではどんな音作りをしているのか知るというのも楽しいんじゃないですかね。
佐咲 実は私も、レコーディング中には気づかなかった発見が、自分でハイレゾ音源を聴いたときに初めて気がついたということがよくあります。というのも、シンガーって、レコーディングの時は自分が歌いやすい状態にして録っているので、完成音源と同じバランスではなくて、例えばこの音色は下げ目でこの楽器は上げてくださいとか。なのでトラックダウンの時に「あぁこんな音色が隠されていたのか!」ってなったり、はたまたCDがリリースされて、それからハイレゾ音源を聴いたときに、「おおっ、こんな音が隠されていたのか!」って驚くことも結構ありますね。
野村 ライブ盤はどうですか? 先ほど「毛穴まで見えちゃうからやめてー!」って言ってましたけど(笑)。
佐咲 確かにそういう面はありますけど、でも、地方に住んでいる人だったり、何かしらの事情があってライブ会場に来られない人たちに対する、現場の臨場感の伝わり方たるや! 今までのライブCDとハイレゾ音源では全然違いますので、息づかいだったり、汗も見えるような、本当にその場にトリップできているような感覚を届けられるのは、ありがたいことだと思います。もうそれこそバーチャルライブみたいな感じで。
野村 ハイレゾって、いい意味でのリアルさがありますからね。たとえば、ライブハウスの音響がたまたまイマイチだったりしたときには、むしろハイレゾ版のほうがリアルだったりすることもありますから。ハイレゾの場合、音だけなのに、映像が浮かんでくるような感覚がありますしね。
佐咲 一度聴いてみたらいいと思いますよね。機械に弱い女子とかも、ちょっといじってみるだけで絶対ハマると思いますし。あの、ちょっと全然関係ないようなこと言っていいですか?
野村 どうぞ、どうぞ。
佐咲 「MQA」ってかわいくないですか? アルファベットの並びとか(笑)。「エムキュア」って感じで。
野村 なんか魔法少女アニメみたいですね(笑)。
佐咲 コンテンツの名前としてすごくステキだなと。
野村 クイーンがそう言うのであれば、もう。これからは「エムキュア」で(笑)。でも、入り方はそんなもんでいいんですよ。楽しんで聞いてもらえれば。あと、買うのであれば、クイーンの音源はマストってことで(笑)。24bit、32bit、そしてエムキュア(MQA)と全部買って、聴き比べるところから入っていただければと(笑)。
佐咲 そうですね。初期装備としてぜひ全てゲットしていただければ。
野村 もうプレーヤーにプリインストールしちゃったらいいんじゃないですかね?
佐咲 それいい! ぜひ、デモ曲としてよろしくお願いします!(笑)
野村 いいですね。MQAさんにお金出してもらって(笑)。じゃあ今度、イギリスにMQA詣でにでも行きましょうか。せっかくだから。
佐咲 行きたい! 取材旅行しましょう! 「e-onkyo」って旗持って(笑)。私、ものすごくフットワーク軽いので!
野村 クイーンみずから凱旋とは! ぜひ実現させたいですね。やりましょう!
~高音質なのにファイルサイズが小さい「MQA」~
「MQA」は、英・MERIDIAN AUDIO社によって開発された高音質技術です。
スタジオマスターと同じ高音質を再現しながら、ストリーミングやダウンロードが容易に行えるほど小容量のファイルにできるのが特徴。高音質と利便性を両立した革新的な高音質技術として期待されています。
日本国内では、オンキヨー&パイオニアイノベーションズ株式会社が運営する音楽配信サイト「e-onkyo music」にて、2016年4月よりMQAフォーマットによる音源配信がスタートしており、今後も、配信タイトルは増加する予定となっています。
「MQA」について詳しくはこちらをチェック!