千葉・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2017」ブシロードブースにて2017年9月24日(日)、「新テニスの王子様 RisingBeat」特別ステージが行なわれ、越前リョーマ役の皆川純子さん、手塚国光役の置鮎龍太郎さん、幸村精市役の永井幸子さん、木手永四郎役の新垣樽助さんが登壇。河村隆役の川本成さんの司会のもと、イベントが行われた。
最終目標は800曲収録!? キャストも絶賛のリズムゲームパート
「新テニスの王子様 RisingBeat」は「新テニスの王子様」のスマホゲーム最新作。ゲームシステムの基本はテニプリ楽曲に乗って飛んでくるテニスボール型のノーツをラケットで打ち返すリズムゲームで、マイルーム機能やストーリーモードも用意されている。略称は「テニラビ」。
キャスト陣による「テニラビ」体験プレイコーナーでは、まずは置鮎さんが自身の演じる手塚国光の「抱きしめてしまいそうさ」をプレイ。リズムゲームプレイ中の背景では、手塚とリョーマのちびキャラがテニスで熱戦を展開。リョーマがポイントをとったリアクションが表示されると、観戦していた皆川さんも大喜びしていた。続いて新垣さんは木手永四郎の「スパイダー」をプレイ。プレイ中にはデッキに入れているキャラクターたちが試合を応援する姿が描かれたり、キャラクターのボイスなどがカットインで入ってくる。今回の映像にはステージ出演中の5人が演じるキャラクターたちが登場したが、川本さん演じる河村隆の合いの手の声の存在感はすごかった。
リズムゲームをプレイ後、これから収録楽曲が増えてほしいと盛り上がる一同。置鮎さんが「(「テニプリ」楽曲は)800曲あるからね」と話せば、皆川さんが「全部ゲームに入れてほしい!」と要望を出して盛り上がっていた。
ステージではリズムゲームだけでなく、マイルームの模様替えやストーリーモードの体験も。マイルームでキャラ移動用のハンドにつまみあげられるリョーマのかわいさに、会場からは歓声が上がっていた。
そしてステージ時間に余裕があるということで、登壇者全員が「テニラビ」のリズムゲームに挑戦することに。抜群のプレイを見せたのが永井さんで、幸村精市の「夢の続きII」をプレイ。スコアで50万点以上出せればプロ級とのことだが、イージーモードで50万点を取るにはほとんどミスが許されないそう。前フリでハードルが上がる中、永井さんはフルコンボで499466点の高得点を達成! ゲーム序盤、感覚をつかむのに少し手間取っていた様子なので、もう一度プレイしたら50万点超えは確実なのではないだろうか。リズムゲームはあまりしないという皆川さんもリョーマの「future」を歌いながら楽しそうにプレイしていたので、幅広い人が遊べるゲームになりそうだ。最後は司会の川本さんも、急遽司会を置鮎さんと皆川さんに交代してプレイに参加。置鮎さんと皆川さんが踊りながら川本さんを応援する様子に、永井さんは「青学の絆を感じた」とチームメイトである青学キャストの姿に感銘を受けていた。
皆川純子、主題歌をライブで初披露!
後半には皆川さんが、「新テニスの王子様 RisingBeat」主題歌「RisingBeat」をライブで披露! ゲームショウのステージでのライブ初披露という環境に緊張の色が隠せない皆川さんだったが、声を変えて越前リョーマモードになるとバシッとスイッチが入るのはさすがのひと言。クールな歌唱の間奏では中継カメラを指差しながらの「まだまだだね」など名台詞の数々が飛び出した。これには再びステージに登場したキャスト陣も「かっこいい!」と大絶賛だった。皆川さんが歌う「RisingBeat」を収録したCDシングルは2017年11月1日発売予定とのことだ。
そしてステージではサプライズとして、原作者・許斐剛(このみ・たけし)さんからのビデオメッセージも流された。ものすごく楽しいゲームになっているので自分も挑戦するのを楽しみにしていると語った許斐さんは、「テニラビ」の事前登録が30万人を突破したら、作者の黄金像(アイテム・黄金の許斐先生像)を全員にプレゼントするという仰天情報を披露。マイルームに原作者の黄金像が立つことにもびっくりだが、スクリーンに映し出された黄金像のデザインに会場から「ほしい!」と本気の大歓声があがるのも「新テニスの王子様」ならではだった。
締めの挨拶では、川本さんから「たぶん年内には遊べるのでは」との嬉しい発言も。ステージの最後までキャスト同士で(「テニラビ」の)大会をやりたい、校内ランキング戦をやろうなどと盛り上がっており、「テニプリ」キャスト陣の仲のよさと絆を感じるステージだった。
(取材・文:中里キリ)
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