花江夏樹、坂本真綾、諏訪部順一らが濃密サーヴァント語り! 連続2クール放送も発表された「Fate/Apocrypha」スペシャル先行上映イベント

2017年7月1日より放送がスタートした「Fate」シリーズのTVアニメ最新作「Fate/Apocrypha」。放送開始に先駆け、6月30日に新宿バルト9にて、第1話&第2話の先行上映とキャスト陣によるトークショーが行われた。

声優泣かせ!? 難しい用語頻出の「Fate/Apocrypha」

 

まずはアニメ本編第1話&第2話の上映からイベントはスタート。一家言あるコアなファンも多い「Fate」シリーズだが、重厚な世界観と激しい戦闘シーン、緻密に描かれた聖杯大戦の幕開けに、詰めかけた観客は大満足の様子だった。

 

アニメ上映が終わると、次はお待ちかねのトークショー。MCの呼び込みに応えてステージ上に、ジーク役の花江夏樹さん、ルーラー役の坂本真綾さん、シロウ・コトミネ役の内山昂輝さん、赤のライダー役の古川慎さん、黒のセイバー役の諏訪部順一さん、黒のライダー役の大久保瑠美さん、フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア役の赤﨑千夏さん、カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア役の小林裕介さんが次々と登壇した。ちなみに本日MCを務めるのは、本編にも出演している声優の小林竜之さん。こうしたイベントのMCは初挑戦で、おまけに「Fate」シリーズの大ファンだという。そのせいかとても緊張している様子で、その姿をゲスト陣からいじられつつトークショーはスタートした。

 

まずは各キャストの「Fate/Apocrypha」に関する感想を聞いていくことに。「Fate」シリーズに触れてまだ日の浅いという内山さんと花江さんは、「初めてこの作品に触れたときの感想」という質問に「カタカナが多い」「世界観をFate先輩方に教えてもらうところから始めている」と、Fate初心者ならではの新鮮さで答えた。

 

小林裕介さんと赤﨑さんには「収録現場で印象に残っていることは?」という質問。赤﨑さんが「私もFate初心者なので、いかんせん用語が難しい!」と言えば、小林さんも「まずは僕たちの名前がね」とユグドミレニア姉弟の名前を強調。さらに地名や頻出する“魔術師”という単語がいかに声優泣かせか訴え、「死霊魔術師の読み方がネクロマンサーで本当によかった!」と力説した。

 

次なる質問は、諏訪部さんと坂本さんへの「自身が演じるキャラの魅力や好きなところは?」というもの。諏訪部さんは黒のセイバーについて「彼はとても誠実な男。もう少しマスターに逆らってもいいのでは?」とコメント。坂本さんは、シリーズ他作品でも担当しており、これまで凛とした清楚なイメージがあったというルーラーについて、「今後描かれていくジークとの交流の中ではお姉さんっぽいところや母性を見せるところもあり、普通の女の子らしいところも出てきます。」と、担当キャラの新たな魅力について触れた。

 

最後に、古川さんと大久保さんには「『Fate/Apocrypha』の魅力とは?」という質問がぶつけられた。古川さんは「陣営と陣営との争いというところがまず新しい。さらにその陣営の中や陣営を越えたところでの人間関係があったりするところが魅力」と語った。大久保さんも、登場するたくさんのキャラクター1人ひとりが掘り下げられていくので「誰を好きになっても損はないです!」と太鼓判。2人とも「Fate」シリーズが大好きとあって、その熱い語り口に誰もが納得することとなった。