TVアニメ「ゆるキャン△」の放送が、2018年冬に決定。ティザービジュアルが公開されたほか、ダブルヒロインのキャストに、花守ゆみりさん・東山奈央さんが決定した。
「ゆるキャン△」は、「ハナヤマタ」「がっこうぐらし!」など、数多くの話題作を世に送り出してきた芳文社「まんがタイムきららフォワード」にて2015年5月から連載開始された、山梨県を舞台に女子高校生たちがキャンプをしたり日常生活を送る様子をゆるやかに描く人気作。
原作者のあfろさんは「月曜日の空飛ぶオレンジ。」で漫画家デビュー。「シロクマと不明局」「魔法少女ほむら☆たむら~平行世界がいつも平行であるとは限らないのだ。~」などを執筆。原作者本人のアウトドア経験や取材を元に作品内に織り込まれたキャンプノウハウ、山梨・長野・静岡を中心とした日本の自然の美しさが話題となり、NHK・Eテレ「Rの法則」やバイク・キャンプ雑誌でも取り上げられるなど、新たなファン層を徐々に拡大している。
そんな“女の子×アウトドア”をテーマにした本作の映像化に挑むのは、気鋭のクリエイター陣。
「黒子のバスケ」「東京喰種」「終わりのセラフ」「ヤマノススメ」といった話題作の演出を担当し、「ゆるキャン△」で初監督として抜擢されたのは京極義昭さん。シリーズ構成と脚本には、「Go!プリンセスプリキュア」や「キラキラ☆プリキュアアラモード」の田中仁さんを起用。きららフォワードのアニメ作品は「あんハピ♪」(16年)に続く2本目であり、本作でも確かな筆致で物語を紡いでいる。
キャラクターデザインを務めるのは佐々木睦美さん「ゆるキャン△」独特の、等身大の女子高校生像を瑞々しく描き出す。
そしてアニメーション制作はC-Stationが担当。スタッフ陣は数回に渡るロケハンを敢行し、アウトドア・日常・風景の描写を徹底して作り上げているという意欲作だ。
その「ゆるキャン△」のTVアニメが、2018年冬に放送開始されることが決定し、アニメ公式サイト(#)にて、ティザービジュアルとメインキャスト情報も公開された。
今回発表されたティザービジュアルには、晴れ渡る空の下、富士山と本栖湖に映し出された逆さ富士の絶景を眺めるメインキャラクターたちが描かれている。
さらに、本作のダブルヒロインとなるキャラクターのキャスト情報も発表された。
人懐っこく、天真爛漫な性格で、美味しいものを食べることが大好きな各務原(かがみはら)なでしこを演じるのは花守ゆみりさん。
ひとりキャンプが好きで、クールでマイペースな性格。なでしこがキャンプに興味を持つきっかけを作った志摩リンを東山奈央さんが演じる。
そして、ティザービジュアルの公開に合わせて、アニメ公式サイト(#)と、公式ツイッター(#)がオープン。こうちらで最新情報をチェックして、2018年の冬は、一緒にキャンプに行こう!
【作品情報】
■TVアニメ「ゆるキャン△」
・放送時期:2018年冬
・イントロダクション
新・日常系ガールズストーリー開幕。
彼女たちが過ごす時間は、ちょっぴり手が届きそうな非日常。
・ストーリー
これは、ある冬の日の物語。
静岡から山梨に引っ越してきた女子高校生・なでしこは、“千円札の絵にもなっている富士山”を見るために自転車を走らせて本栖湖まで行ったものの、あいにく天気はくもり空。
富士山も望めず、疲れ果てたなでしこはその場で眠りこけてしまう。
目覚めてみるとすっかり夜。初めての場所で、帰り道もわからない。
心細さに怯えるなでしこを救ったのは、1人キャンプ好きの女の子・リンだった。
冷えた身体を温めるために焚き火にあたる2人。ぱちぱちと薪の爆ぜる音が、湖畔の静寂に沁み込んでいく。
焚き火を囲み、カレーめんをすすりながら会話するなでしことリン。
やがて2人が待ちに待った瞬間が訪れる。
「見えた……ふじさん……」
なでしことリン、2人の出会いから始まるアウトドア系ガールズストーリー。
・STAFF
原作:あfろ(まんがタイムきららフォワード/芳文社刊)
監督:京極義昭(「黒子のバスケ」「東京喰種」)
シリーズ構成:田中仁(「キラキラ☆プリキュアアラモード」「あんハピ♪」)
キャラクターデザイン:佐々木睦美(「星刻の竜騎士」「ガールフレンド(仮)」)
アニメーション制作:C-Station(「スタミュ」「星刻の竜騎士」)
・CAST
各務原 なでしこ(かがみはらなでしこ)花守ゆみり
志摩 リン(しまりん)東山奈央 ほか
(C)あfろ・芳文社/野外活動サークル