西明日香ら「きんモザ」キャストが集結! 笑い声に包まれた2時間超のステージ 「KIN-IRO MOSAIC Festa 3」イベントレポート

2013年、2015年の2度にわたるTVアニメ化に続き、2016年にはスペシャルエピソード「きんいろモザイク Pretty Days」がイベント上映された日常系癒しアニメ「きんいろモザイク」。そのイベント「KIN-IRO MOSAIC Festa 3」が、2017年4月30日(日)、さいたま市民会館おおみや・大ホールにて開催された(昼の部・夜の部の2公演)。主要キャストの西明日香さん(大宮忍役)、田中真奈美さん(アリス・カータレット役)、内山夕実さん(猪熊陽子役)、東山奈央さん(九条カレン役)の4名が出演し、満員の会場を大いに沸かせた本イベントから、ファンにとって忘れられない一夜となった夜の部の模様をレポートしよう。

フリートークではキャスト4人のプライベートエピソードも!?

 

開演前のアナウンスから4人のかけ合いが披露され、早くも爆笑の渦に包まれる会場。そして、「きんいろモザイク Pretty Days」主題歌「Happy★Pretty★Clover」に合わせて、まずは忍役の西明日香さんが登場。定番の挨拶「ハロー!」と始めると、会場から一斉に「コンニチハー」のレスポンス。ステージ冒頭から会場が一体となっているのが感じられる。それにならうようにして田中真奈美さん、内山夕実さん、東山奈央さんがそれぞれ意気込みを語りながら、担当キャラクターの衣装を纏って現れた。今回のイベントは「Pretty Days」で描かれた学校祭イベントの続きというコンセプト。ステージセットも、忍たちの演劇で使われていたセットを再現したもので、その演出も来場者を盛り上げた。

 

「Pretty Talk」と題されたフリートークのコーナーでは、田中さんがMCを務め、事前に公式サイトで募集していたアンケートの結果が発表された。「あなたにとってきんモザとはどんな存在ですか?」の質問には「癒し」や「笑顔にしてくれる」といった素敵な解答が多かったことに出演陣も納得の表情。しかし、田中さんから「ほかのアニメでも言ってないといいな」とちょっとブラックな発言が……。これには会場も大爆笑に包まれた。

 

「きんモザシリーズで一番印象に残ってるシーン」の質問で1位になった解答は、第1期・第1話の忍が帰国するときのアリスとの別れのシーンだった。西さんにとって非常に印象に残っているのも第1話だったようで、いつもより事前のVTRチェックに時間をかけ、台詞をほとんど覚えた状態でアフレコに臨んだというエピソードが語られた。内山さんにとって印象に残ったシーンは、第2期・第8話を代表にあげたうえで「陽子のセルフエコーシーン」全般と語った。収録時、スタッフの意見でセルフエコーをすることになり、内山さんはそれを陽子の特色にしたいと考え、かなり力を入れていたよう。実際、きんモザLINEスタンプにある「さようなら」も、内山さんからわざわざ願い出てセルフエコーで収録したほど、こだわりをもっているとのこと。東山さんが選んだのは第2期・第7話のカレンの早口英語のシーン。収録時期がちょうどイベント「ハロー!!きんいろモザイク~パレードからコンニチハ!~」と被っており、その帰りの新幹線の中で台詞を必死に覚えて、一発OKをもらえたというアフレコ秘話が披露された。田中さんは第1期・第3話のアリスとカレンが鯛焼きについて話しているシーンをあげ、カレンとアリスのオーディション台詞がこのシーンの台詞でより印象に残っていることを明かした。

 

続いてはキーワードトークとなり、内山さんのオーダーで「一番最近いやされたこと」がテーマに。そこで内山さんから、東山さんのお泊り誕生日会をみんなでやったときの思い出が語られた。しかし、4人の仲のよさが伝わるほんわかエピソードが披露されるのかと思いきや、東山さんがハッキリとした声で「これは私じゃないんです!」という謎の寝言を言ったエピソードを皮切りに、田中さんからも内山さんと東山さんは料理が苦手なことが暴露。そんな田中さんも賞味期限切れのチリソースを持ち込んでしまった失敗談などが明らかにされ、客席から笑いが絶えないコーナーとなった。