2017年3月5日、舞浜アンフィシアターで昼と夜の2部構成で繰り広げられた、「『灼熱の卓球娘』スペシャルイベント 雀が原中学VSもず山中学」。その昼の部を新着カットありでレポート! なお夜の部の模様は、6月30日に発売されるBlu-ray「灼熱の卓球娘 スペシャルイベント 雀が原中学VSもず山中学」に収録されるということなので、そちらも合わせて楽しんでほしい。
歌に試合に、盛り上がったスペシャルイベント!
イベントは、会場内を雀が原中学の卓球部員、たんぽぽ(CV.大坪由佳)、さつき(CV.奥野香耶)、よもぎ(CV.高木美佑)がジャージ姿で練り歩くところから始まる。お客さんに手を振りつつ、ほのぼのとした会話でやわらかい空気が流れたが、この日は“対決”ということで、再びピリッとした空気に。この日司会を務めた公式応援団長の芸人・こにわさんが、巻き舌で熱く名前を読み上げると、ステージに1人ずつ「雀が原中学」と「もず山中学」のメンバーが登場する。
この日出演したメンバーは「雀が原中学」から花守ゆみりさん(旋風こより役)、田中美海さん(上矢あがり役)、高野麻里佳さん(天下ハナビ役)、桑原由気さん(出雲ほくと役)、今村彩夏さん(大宗夢音役)、東城日沙子さん(後手キルカ役)。「もず山中学」から井澤詩織さん(二重丸くるり役)、古木のぞみさん(座敷童石榴役)、立花理香さん(蠍田幸子役)、青山吉能さん(由良木ゆら役)、竹尾歩美さん(鐘梨まゆう役)、大坪由佳さん(羽無公子役)。
まずはそれぞれが、今日の対決の抱負を語ると、この機会に聞いておきたいことを指名して聞くコーナー「灼熱のラリートーク」がスタート。ここでは花守さんから田中さんへ、第三球で「卓球が好き」という気持ちに変わっていくあがりちゃんの変化について、どんなことを考えて芝居をしていたのかなど、役者同士ならではの質問が飛ぶ。これには「ゆみりちゃんの演技に引っ張られたところもあった」と答えていたが、主人公の2人が切磋琢磨していく感じは、このアニメのキモであったし、実際に演じてる側も刺激し合ってやっていたことがわかった。
また竹尾さんの「一番好きなシーンは?」という入江泰浩監督に対する事前質問には、コメントによる回答が発表された。第十球のくるりと石榴のシーンと、第十二球の木陰でのこよりとあがりのシーンという、意外にも激しい試合ではなく感情的なシーンをセレクトしていたのが印象的だった。
また、桑原さんと高野さんから今村さんへの“本人の前でもできるモノマネベスト3を教えてください”という質問に対して、得意なキルカのマネと、蠍田さんのマネをする今村さんと、タカさん(※とんねるずの石橋貴明)のモノマネで対応して盛り上げるこにわさん、というコンビも、ふだん見られないなかなか貴重なコラボだったのではないかと思った。
また、アフレコでは今村さんがよくモノマネをしていたり、古木さんがリアル石榴で、演技じゃなくても噛んでいたなどの話も出て、現場の雰囲気も伝わる和気あいあいとしたトークでなごんでいたが、大事なのは卓球対決をするためにここに集結したのだということだ!