12月14日発売予定の「クラッシャージョウ Blu-ray BOX」より、原作者・高千穂遙さん、監督・安彦良和さんのコメントが公開された。
劇場アニメ「クラッシャージョウ」公開より33年を経て登場する本アイテムは、劇場版「クラッシャージョウ」およびOVA「クラッシャージョウ―氷結監獄の罠―」「クラッシャージョウ―最終兵器アッシュ―」の3作を収録。劇場版「クラッシャージョウ」は4Kリマスター、OVA2作は2Kリマスターが施され、より鮮明な映像で名作を楽しむことができる。価格は初回限定版が25,000円+税、通常版が18,000円+税。
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今回、原作者である原作者・高千穂遙さん、監督・安彦良和さんのコメントが公開となった。以下、コメント。
〈コメント〉
・高千穂遙
今は昔の作品をテレビを通してたくさん目にする機会が多いが、古い作品でリマスターされてない映像は流れる画像が粗くて集中して観ることができないんです。そんな中、「クラッシャージョウ」もリマスターすることによって、絵を当時以上に綺麗に見ることができるようになり、ちゃんと世界に入り込んで楽しむことができるようになりました。絵的な荒さが消えて、集中力を妨げるものがないわけですから、作品世界そのものを全部あるがままに観ることができるようになったのは重要です。現在の最高の環境で「クラッシャージョウ」のそのあるがままの状態を堪能してもらえることが嬉しいですね。
・安彦良和
「クラッシャージョウ」は、制作当時「楽しめ、楽しめ」と自分を励まして、スタッフの顔を見ながら「楽しんでるか?」と言いながらつつやった仕事なんです。公開後は、劇場の舞台挨拶でお客さんの顔を「楽しんでいるかな?」って見るようにしていました。いろんな意味で、「楽しんでいるか?」という部分に尽きる作品なので、今回のリマスターでは、そうした昔を偲んで楽しんでもらえるといいのではないかと思います。
(C)高千穂&スタジオぬえ・サンライズ