「2016春アニメ満足度人気投票」結果発表! 1位は、青森を舞台にしたほのぼの日常系アニメ「ふらいんぐうぃっち」

アキバ総研のアニメポータルサイト「あにぽた」で、2016年6月24日~7月14日の間実施されていた公式投票企画「夢中になりました! 2016春アニメ満足度人気投票」が昨日締め切られた。投票総数は7727。

その結果、1位に輝いたのは、田舎の日常を描いたアニメ「ふらいんぐうぃっち」となった。2位とは400票近い差をつけており、ぶっちぎりのトップと言ってもかまわないだろう。7月15日時点のユーザーレビュー評価でも4.25という高評価となっており、実際に視聴した人からの評価もすこぶる高い。レビューの内容としては、「素晴らしき日常系」「番人受けしやすい今までにない感じの日常系アニメです」「題名に反して地に足がついた作風」など、おだやかな青森の風景を舞台にした日常系でありながらも、しっかりした作画とテンポ感で、多くのファンを虜にしたようだ。ちなみに本作は、先に行われた「2016春アニメ期待度人気投票」ではベスト10圏外からのスタートであり、予想に反しての高評価作ということになった。

これに続いて2位になったのは、「Re:ゼロから始める異世界生活」。今期のダークホース的存在で、先に行われた「2016春アニメ期待度人気投票」では9位、続く「2016春アニメ実力人気投票」では5位だったが、終わってみれば、2位という順位まで上がってきており、徐々にその面白さが伝播していった形だ。7月15日時点のユーザーレビュー評価でも4.75という高評価をつけており、「良く出来たアニメ」「今期唯一の良作」など、ラノベ原作のファンタジーものとしては、かなりの成功を収めたと言っていいだろう。

さらに3位に入ったのは、「あんハピ♪」だった。原作が「まんがタイムきららフォワード」連載の日常系コミックということで、「けいおん!」や「ひだまりスケッチ」などと同じ、ゆるふわ系コメディというジャンルではあるが、主要登場人物がみんな不幸を背負った女子高生という設定が面白く、回を追うごとにハマる人が続出。EDテーマの「明日でいいから/Happy Clover」の評価も高く、「2016春アニメ EDテーマ人気投票」では3位につけた。なお、本作は、「2016春アニメ期待度人気投票」「2016春アニメ実力人気投票」ともにトップ10圏外となっており、見事に「化けた」作品となった。7月15日時点のユーザーレビュー評価は4.33。

そのほか、ベスト10内に入った作品で、「2016春アニメ実力人気投票」から大きく順位を上げたのは、5位の「ばくおん!!」と、8位の「田中くんはいつもけだるげ」。「ばくおん!!」は13位から、「田中くんはいつもけだるげ」は17位からのベスト10入りとなる。

逆に、期待に反して、上位に上がってこなかった作品としては、「2016春アニメ実力人気投票」で堂々の1位だった「クロムクロ」がある。作品としての評価は高かったが、まさかの16位に沈んでしまい、意外な結果となった。また、「2016春アニメ実力人気投票」で6位だった「くまみこ」も終盤失速して、まさかの22位。この2作品が大きな番狂わせとなった。

 

なお、以下10位までのランクイン作品は次の通り。

1位 「ふらいんぐうぃっち」(1336票)
2位 「Re:ゼロから始める異世界生活」(950票)
3位 「あんハピ♪」(832票)
4位 「マクロスΔ(デルタ)」(604票)
5位 「ばくおん!!」(440票)
6位 「ハイスクール・フリート」(416票)
7位 「甲鉄城のカバネリ」(322票)
8位 「田中くんはいつもけだるげ」(294票)
9位 「文豪ストレイドッグス」(284票)
10位 「ジョーカー・ゲーム」(247票)

そのほかの作品の順位などはこちらをチェック!

「夢中になりました! 2016春アニメ満足度人気投票」
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