荒木飛呂彦さん原作で大ヒット上映中の映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」より、興行収入や場面写真が公開された。
荒木飛呂彦さんの大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた、傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力<ヘブンズ・ドアー>を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が奇怪な事件に立ち向かう。
高橋一生さん主演でドラマ化された同作は、2020年12月より第3期まで放送。ギャラクシー賞テレビ部門2021年1月度<月間賞>も受賞した。
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そして2023年5月26日から、全国272スクリーンで映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が上映中。フランスのルーヴル美術館を舞台に展開する人気エピソードにして、岸辺露伴最大の事件を描く極上サスペンスとなっている。
本作は5月26日(金)~28日(日)の公開3日で、動員22万人&興収3億1400万円を突破。週末興行ランキングで日本映画No.1スタートを切ったことがわかり、新たに場面写真も公開された。
ルーヴルの暗部に隠された衝撃の秘密を予感させる【場面写真】5点を公開!
“岸辺露伴最大の事件”の引き金となる、“この世で最も黒く、邪悪な絵”──手がかりを求めてルーヴル美術館を訪れた人気漫画家・岸辺露伴(演:高橋一生)と担当編集者の泉京香(演:飯豊まりえ)は、「黒い絵」によって引き起こされる、恐ろしく奇怪な事件へと巻き込まれていく。
美術館職員であるエマ・野口(演:美波)の案内のもと、東洋美術の専門家・辰巳隆之介(演:安藤政信)も合流して取材へ。「黒い絵」の保管場所が、今はもう使われていないはずの「Z-13倉庫」と呼ばれる地下倉庫だったことが分かる。
不吉な予感が漂う中、ルーヴル至極の美の空間を引き裂くような、不可解な事件が次々と発生。「…人間の手に負える美術館じゃあない」という台詞を象徴するかのように、影を落とすルーヴル美術館……。
いつになく神妙な面持ちで佇む露伴や、暗く不穏な「Z-13倉庫」を、懐中電灯の明かりを頼りに奥へと進む露伴と京香の様子は、その先に待ち受ける恐ろしい事態を予感させる。
さらに、サモトラケのニケ像前の大階段で男が倒れ、一同に衝撃が走る場面、顔や衣服に漆黒の染料を浴び、驚愕の表情を浮かべた露伴の姿も。真相に迫るほどに、身震いするような奇怪な事件へと導かれていく露伴一行の姿が、まざまざと映し出されている。
美の殿堂に隠された暗部、この世で「最も黒い絵」の謎、そして、絶対的な黒が映すものとはいったい何なのか? ぜひ劇場で見届けてほしい。
作品情報
■映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」大ヒット上映中
公式サイト:kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp
出演:高橋一生 飯豊まりえ
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
音楽:菊地成孔/新音楽制作工房
人物デザイン監修・衣装デザイン:柘植伊佐夫
製作:「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」 製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、NHKエンタープライズ、P.I.C.S.
配給:アスミック・エース
<ストーリー>
特殊能力を持つ、漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性からこの世で「最も黒い絵」の噂を聞く。それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる…
© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社