PS5/PS4「グランツーリスモ7」にて、新規収録車種、レースイベント、デカール、スケープス特集などを含むアップデートが本日2024年5月30日(木)15時(日本時間)より配信開始となる。
2022年3月に発売された「グランツーリスモ7」(GT7)。歴代シリーズファンが期待する要素を全て盛り込んだ上で、車やドライビング知識の無いプレーヤーにも、その奥深い文化と魅力が伝わるよう工夫されたリアルドライビングシミュレーターだ。
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本日配信が開始される2024年5月アップデートでは、新規収録車種として「ホンダ シビック SiR・II (EG) ’93」をはじめ、「ホンダ NSX GT500 ’00」、「日産 スカイライン GTS-R (R31) ’87」、「ボルボ 240 SE Estate ’93」、「ボルボ V40 T5 R-Design ’13」が追加。カフェのエクストラメニューへの追加やワールドサーキットのレースイベント追加、スケープスの特集が追加される。
【2024年5月アップデートトレーラー】
■「グランツーリスモ7」2024年5月アップデートトレーラー
【新車種が続々登場!】
「ホンダ シビック SiR・II (EG) ’93」
※ユーズドカーで購入可能
速さと快適さを兼ね備えた 5 代目シビックの最上位モデル。
VTEC エンジンを搭載して速さに磨きをかけたシビックは、1991 年 9 月に 5 代目へとバトンタッチしました。ボディは 3 ドアハッチバックと、新たに「フェリオ」と命名された 4 ドアセダンの 2 本立てとなり、5 ドアのシャトルは先代モデルを継続生産。キャッチコピーは「スポーツシビック」。
エンジンは、VTEC の新展開によってバリエーションが広がった。キャブ仕様の 1.3L と 1.5Lをベースとし、その上に扱いやすい 1.5L の SOHC VTEC と省燃費指向の 1.5L VTEC-E を設定。
そして頂点に、ハイパワーな 1.6L DOHC VTEC を積む SiR を置くという構成。
足まわりはホンダの新定番となったダブルウィッシュボーンを全車に採用。スポーツシビックのシンボルともいえる SiR は、先代よりさらに 10 PS パワーを上乗せし、170 PS を達成。
足まわりではスプリングのバネレート、サスペンションのストローク量などが根本から見直され、いっそうスポーティなセッティングとなりました。装備をシンプルにして軽量化を狙った SiR と、オートエアコン、パワーウィンドウ、本革巻きステアリングなどを備えた SiR・II が用意されたことは、先代と変わらない。
新鮮だったのは、SiR・II に 4 速 AT が追加されたこと。5 速 MT のギア比は、ワインディングロード向きのクロスした設定だったが、この 4 速 AT 車は低中速域トルクを重視した設定とされ、最高出力・最大トルクともに MT モデルよりも控え目となっていた。とはいえ AT モデル投入の効果は大きく、シビックのスポーティイメージは、より幅広いユーザーへ広がった。
「ホンダ NSX GT500 ’00」
※レジェンドカーで購入可能
低重心化を突き詰めた新設計で年間王者を獲得した JGTC マシン。
2000 年の「全日本 GT 選手権(JGTC)」GT500 クラスでは、ホンダ・トヨタ・日産の 3 大メーカーが過去にはない激戦を繰り広げた。
NSX の開発陣は 2000 年モデルで大幅な設計変更を決断し、横置きエンジンの搭載位置変更に着手。V 型エンジンを横置きするレイアウトは、車体前後を短くするには有効ですが、両方のバンクから出る排気管の取り回しが難しい。それまで NSX の排気管はエンジンの下を通っていたが、開発陣はこの排気管をエンジン横に移動して、エンジン自体の搭載位置を下げることにした。
その際に邪魔になるのが、エンジン横にあるギアボックス。開発陣はこのギアボックスを小型化して、その横に排気管のスペースを生み出そうとした。薄くコンパクトなフォーミュラカー用のギアを流用して小型のギアボックスを専用設計。
2000 年シーズン、NSX は 5 つのチームからシリーズに参戦。その中でカストロール無限 NSX は、TAKATA 童夢 NSX とともに NSX 陣営の中で先行開発を進めるワークスカーの役割を担った。圧倒的な速さを示したのは TAKATA 童夢 NSX。しかし、JGTC 独特のウェイトハンディに邪魔されて、チャンピオンを逃す。
その影で、カストロール 無限 NSX は着実な走りを見せた。ドライブしたのは道上龍選手と中子修選手、シーズン後半は中子選手に代わって光貞秀俊選手がシートに座った。カストロール 無限 NSX は、上位入賞によるウェイトハンディを巧みにコントロールし、シリーズチャンピオンに輝いた。
「日産 スカイライン GTS-R (R31) ’87」
※ユーズドカーで購入可能
豪華路線の 7 代目スカイラインから生まれた異色の怪物マシン。
先代 R30 型でスポーツ性をアピールしたにも関わらず、1985 年 8 月に登場した 7 代目の R31型スカイラインは路線を変えてきた。
当時の日本では、高級志向の 4 ドアや 2 ドアモデル、いわゆる「ハイソカー」のコンセプトを持つモデルが、販売・人気ともに大きなトレンドとなっていた。このブームに呼応して、スカイラインも豪華サルーンとしての性格を強めた。実際デビュー時のラインナップは、4 ドアハードトップ、セダン、ワゴンというおとなしいもの。ファンが期待した 2 ドアクーペは、86 年 5 月までおあずけとなった。
しかし 7 代目の本命は、その後に姿を現した。それが 1987 年 8 月、800 台の台数限定で発売された GTS-R 。GTS-R はグループ A レースでのタイトル奪回のために開発されたモデルで、その内容もスポーツ性の高いものだった。パワーユニットは、GTS に搭載されていた 180 PS、23.0 kgfm の RB20DET 型直 6DOHC ターボがベース。GTS-R はこれにステンレス製エキゾーストマニホールドや T04E タービンなどを組み合わせ、210 PS、25.0 kgfm というスペックを実現しました。このエンジンは型式名も RB20DET-R と呼ばれる特別な存在だった。
足まわりやエクステリアにも変更が施されました。ノーマルの GTS-X には車速を感知して飛び出すフロントスポイラーが付いていたが、GTS-R は逆にこれを固定式に変更、リアスポイラーもひとまわり大きいものを装着。さらに外装色にはブルーブラックの専用色が用意された。
この GTS-R をベースとしたグループ A マシンは実際のレースで大活躍し、1989 年には「リーボックスカイライン」が「全日本ツーリングカー選手権(JTC)」で 3 勝を挙げ、シリーズチャンピオンに輝いている。いっぽうで、この GTS-R はファンの間に GT-R 論争を巻き起こした。「なぜ GT-R ではないのか」。その答えは、GTS-R のデビューから 2 年後に登場した R32 型スカイライン GT-R という形で示された。
「ボルボ 240 SE Estate ’93」
※ユーズドカーで購入可能
ステーションワゴンの魅力を世に知らしめた歴史的な 1 台。
ボルボといえばステーションワゴン。ステーションワゴンといえばボルボ。1980 年代半ばあたりから世界的な SUV ブームが訪れるまで、そういわれた時代が長く続いたが、その礎となったのが、240 Estate の存在。
そもそも 240 シリーズは1974年にデビューしていて、4 ドアセダンの「244」、2 ドアセダンの「242」、5 ドアワゴンの「245」という車種構成でした。車名の 3 桁の最後がドアの数を表していた。
それがすべて「240」に統一されることになったのは 1983 年のこと。また、当初は丸形ヘッドランプを採用していたが、1979 年に角形へと改められている。その後もエアバッグや ABS を標準装備としていくなど、時代とともに安全面を強化しながらも、基本的なスタイリングを大きく変えることなく 1993 年まで生産が続いた。まだまだセダン全盛の時代に総生産台数の 3 分の 1 以上がワゴンだったということから、いかに 240 では Estate が人気だったかということが推し量れる。240 Estate 最大の特徴といえるのは、どこから見ても四角以外の何ものでもないスタイリング。フロントのオーバーハングが長いのは衝撃吸収ゾーンの確保のため、リアは衝撃吸収と荷室スペース確保のため。その細長いプロポーションが魅力のひとつ。
またインテリアも、北欧らしいシンプルさを丁寧にデザインしていった佇まい。さらには身体に優しい柔らかなソファのようなシート。それも美点といえる。
とりたてて力強いわけではないが粘り強いエンジンと、特別な仕組みは何ひとつないのに穏やかな乗り心地を提供してくれるサスペンションが生む乗り味は、急ぐことなくゆったりと優しい気持ちで走りたくなるようなテイスト。生産終了から時間が経過して歴史的名車の仲間入りをしてからも、日常使いの実用車として愛好するユーザーが多かった、極めて稀有な存在。
「ボルボ V40 T5 R-Design ’13」
※ブランドセントラルで購入可能
セダン、ワゴン、クーペの要素を満たしたボルボのヒットモデル。
2012 年のジュネーブショーで発表された V40 は、ボルボのエントリーモデル的な位置付けにある、C セグメントの 5 ドアハッチバックモデル。V40 の担う役割はボルボにとって非常に大きいものだった。なぜならそれまでラインアップされていた実直なセダンの S40、ファミリー向けステーションワゴンの V50、スポーティな 3 ドアハッチバックの C30 という、3 つのモデルを統合した後継モデルだからだ。
セダンの居住性、ワゴンの使い勝手、スポーティで若々しいスタイリングといったすべての要素を満たすクルマを作るために、開発はゼロからのスタートとなりました。基本骨格こそフォード系に共通するプラットフォームを使うものの、スタイリングは斬新で、旧来の保守的なイメージがどこにも見当たらない。1960 年代のボルボの名車 P1800 や 1800ES のデザインエッセンスを巧みに取り入れながら、クーペにもワゴンにも見える、流れるような線構成と塊感のあるシルエットを実現している。
そのルックスと、大人 4 人が乗ってたっぷり荷物も積み込める実用性が話題を呼び、デビューと同時に世界中で人気を集めるヒット作になった。
T5 R-Design は、シリーズ中で最もスポーティな味付けを持つモデル。痛快な加速性能を楽しめる 213 PS の 2L 直列 5 気筒ターボを搭載し、スポーツサスペンションと 18 インチホイールでシャープさとしなやかさを両立するハンドリングを実現。また空力性能を意識した専用のフロントバンパーやリアディフューザーなども備え、精悍なイメージも同時に手に入れている。
【カフェ】
新しいエクストラメニューとして、以下の新メニューが追加。
・エクストラメニュー No.39 コレクション「日本の GT レース」(要コレクターズレベル 48)
【ワールドサーキット レースイベント】
ワールドサーキットに以下のレースイベントが追加。
・ヨーロピアン・サンデーカップ 400
京都ドライビングパーク・山際
・ジャパニーズ・FF チャレンジ 450
オートポリス インターナショナル レーシングコース ショートカットコース
・ジャパニーズ・FR チャレンジ 450
レイク・マジョーレ・ウエスト
・ワールドツーリングカー 800
サン=クロワ・サーキット・A
【スケープスの特集追加】
特集に「カメラを上下に II」が追加。
公式サイト:#
【タイトル情報】
■「グランツーリスモ7」
発売日:発売中(2022年3月4日)
対応機種:PlayStation 5/PlayStation 4/PlayStation 4 Pro
ジャンル:リアルドライビングシミュレーター
CERO:A(全年齢対象)
<PS5用>
パッケージ版:スタンダードエディション 8,690円(税込)
ダウンロード版:スタンダードエディション 8,690円(税込)
<PS4用>
パッケージ版:スタンダードエディション 7,590円(税込)
ダウンロード版:スタンダードエディション 7,590円(税込)
<PS5・PS4用>
ダウンロード版:25周年アニバーサリーデジタルデラックスエディション 10,890円(税込)
■PlayStation Store「グランツーリスモ7」購入ページ
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