声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載!
泰勇気のトイ遊々記 第26回「RIOBOT変形合体R-GUNパワード」前編
「スーパーロボット大戦」シリーズファンの皆様。なんと今回は特別編ということで、千値練オフィシャルオンラインストア限定の「RIOBOT変形合体R-GUNパワード」をご紹介させていただけることになりました!
「RIOBOT変形合体R-1」にはじまり、「R-2パワード」「R-3パワード」とご紹介させていただいたこともあり、こちらもなんとしてもご紹介したかったのです!!
R-GUNの立体物は、これまでにもなかったわけではありませんが、変形を再現したのは今回が初! いや~、立体でメタルジェノサイダーモードの姿を見ることができるとは思っていませんでした!
R-GUNについて軽くご説明しますと、1999年発売のPlayStation用ゲーム「スーパーヒーロー作戦」にプレイヤーキャラ、イングラム・プリスケン/ヴィレッタ・プリスケンの乗機として初登場し、その後も「スーパーロボット大戦α」シリーズや「スーパーロボット大戦OG」シリーズで活躍。R-GUNパワードに強化された状態になると、「スパロボ」シリーズの、文字通り「顔」にもなったSRXの必殺武器「ハイパー・トロニウム・バスター(HTB)キャノン(別名、天上天下一撃必殺砲)」に変形可能になることから、各作品の終盤でお世話になったプレイヤーも多い機体と言えます。
「スパロボ」シリーズの物語の中では、イングラムのほかにもヴィレッタ・バディム、マイ・コバヤシも搭乗するので(「第3次スーパーロボット大戦α」では、私の演じたクォヴレーも、一応乗れました! 念動力がないから一撃必殺砲は使えないけど!)好きなタイトルによって機体のイメージも異なるかもしれません。
さぁて、前置きが長くなってしまいましたが、まずはパッケージからご覧いただきましょう!
正面はシリーズ共通の仕様で、箔押しの商品名印刷。高級感のあるデザインのパッケージになっています。
背面には、いきなり「一撃必殺砲」を構えるSRXの姿が見られます。
箱の開閉面にはR-GUN、R-GUNパワードそれぞれのメタルジェノサイダーモードの写真が載っています。
パッケージ側面にも、R-GUNとR-GUNパワードの写真が載っています。
続いてパッケージから取り出したブリスター状態をご紹介いたします。
1段目にはR-GUN本体と手首、ハイ・ツインランチャー。
2段目には、ツイン・マグナライフルや台座の類が収まっています。さらにその下面には四角いベースも付属しています。
フルカラー印刷の取扱説明書。高級な玩具の部類に入ると思いますので、最初は必ずしっかり説明書を読みながら遊びましょう!
こちらが、ブリスターから取り出したパーソナルトルーパー・R-GUN本体。バックパックにはハイ・ツインランチャーから取り外したビームカタールソードを取り付けます。一部の関節には金属パーツが使用されており、手で持つと、ところどころヒヤッとして合金玩具好きとしてはたまらないものがあります。
背中の中央にはメタルジェノサイダーモード時のグリップパーツが折りたたまれた状態で取り付けられていたんですね。脚部は前から見たときと違い、後ろから見るとフレーム色のパーツが広い面積で見えます。
細かい色分けもバッチリ再現されています。
上半身。顔のデザインは当時からとても個性的だなと思っておりましたが、それぞれの搭乗者のイメージを重ねて見るだけで、同じ頭部デザインでもさまざまな表情が見えてくる気がします。それも、人間の顔とは少々異なる無機質な構成だからなのかもしれません。
そんな顔は細かく色分けされ、各色は鮮やかに塗装されています。
アンテナパーツは破損しないように気を付けましょう。
白、ダークブルー、赤、黄色の配置が絶妙ですよね。主人公機であったこともあるのに、どことなくダークヒーロー感も漂うと言いますか。
ちなみに手首は形状重視の拳に変更してあります。
僕は、この脛あたりのラインが好きなんです。脛部分は1パーツでその上に膝パーツ、下には足首を守るアーマーと白いパーツでラインがそろっていて、スマートな印象があります。
ソール部分が白というのも個人的には衝撃的でした。
カタールは軸受け穴が2か所ありますが、こちらがR-GUN形態での標準。バックパックセンターを挟んでコンパクトなスラスターブロックが配置されたデザインとなっています。
腰部後ろ側にはスタンド接続ジョイントがあります。これを利用することで、飛翔・浮遊ポーズを付けることもできます。
先ほども触れましたが、脚部の裏側は、表側とうってかわってメカ色一色。その両脇にイエローの配色が置かれているのもオシャレポイント。
可動範囲。
頭部はボールジョイントで、ご覧の通りぐりぐり動かせます。
肩関節は回転で真上まで腕を振り上げられるほか、横に90°以上腕を上げることができます。
肩は、軽くですが前後へのスイングもできます。
二の腕でロール回転。肘は二重関節で180°近く曲げられます。
手首は交換用のものも含めて、すべてボールジョイント可動。各方向にスナップをきかせたり、回転させたりすることができます。
横方向の開脚。向かって右側はサイドスカートアーマーを水平方向へ持ち上げた形になりますが、少しだけ脚部と干渉します。
左側はサイドスカートを後ろに逃がすように回転させています。より大きく脚部を持ち上げることができました。
前後開脚。フロントおよびリアスカートアーマーはしっかり跳ね上げられるので、ここまで開きます。
太ももの上でロール回転可能。これは変形でも使用する可動になります。
膝は二重関節で180°ほど曲げられます。
足首はボールジョイント。つま先は変形ギミックの恩恵で、独立して上に持ち上げることができます。これで足を踏ん張るポーズもできそうです。
バックパックには複数の可動部があり、スラスターの角度をつけたりカタールを回転させたり、
バックパックを閉じることができます。
ビームカタールソードの角度などを調整して、こういった力強いポーズを取らせることができます。足首の可動もいい感じに活躍しています。
R-GUNに肉弾戦のイメージはありませんが、バランスを取れば片足立ちも可能です。
ツイン・マグナライフルも細かく造形されており、シリンダー部分は独立して回転します。
武器持ち手に交換することで、ツイン・マグナライフルを持たせることができます。こちらは左手の平手と組み合わせてライフルを抱えているところ。
「狙いはもうついている」
R-GUNの体格に比べてゴツイ武器ですが、ゲーム中では軽々と片手で扱って、こんな風に構えていました。クールです。
ちなみにセリフは、なんとなく僕の声で再生するとちょうどよいかと。
脚部の可動は優秀なので、膝パーツを動かしたりしつつ片膝立ちもかっこよく決まります。
ビームカタールソードは、ご覧のように縦向きに取り付けることもできます。これは本来、後程ご紹介するR-GUNパワード形態時の取り付け方になります。
「いくぞ。R-GUN」
ビームカタールソードは、グリップを取り付けることで武器持ち手に持たせることができます。手首のボールジョイントのおかげで、このように外側に刃の先端を向けて構えることもできちゃいます。
「斬る…!」
スタンドを使うと、とても自由にポージングが決まります。
「いけ! スラッシュ・ブーメラン!」
ビームカタールソードは、2つを組み合わせてスラッシュ・ブーメラン形態にすることも可能です。
付属の武器は以上!
いよいよ後編ではメタルジェノサイダーモードへの変形、R-GUNパワード状態。そしてSRXとのドッキングをお見せします!!
【商品情報】
■RIOBOT 変形合体 R-GUNパワード
・発売日:2022年10月(予約受付終了)
・価格: 19,800円(税込)
・サイズ:全高約155mm、メタルジェノサイダーモード時全長約400mm
・付属品:本体、プラスパーツ、ツイン・マグナライフル、ビームカタールソード、スラッシュ・ブーメラン、拳、開き手、台座
・製品素材: ATBC-PVC、ABS、POM、PP、DIECAST
・原型/設計: T-REX
・フィニッシャー:早川洋司(千値練)
【泰勇気の出演情報】
・ NETFLIX海外ドラマ「Locke&Key」シーズン1、2配信中(タイラー役)
・ 橘猫工業「ハンドレッドエッジ」PVナレーション
・ YouTubeガンダムベースライブch川口名人のすいプラ」毎週水曜18時配信(アシスタント)
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